著者: SportsPulse 編集部 / 更新日: 2026年8月19日 / 編集部レビュー済み
欧州5大リーグより2週間も早く、オランダのシーズンはもう動き出しています。エールディビジ(Eredivisie)2026-27シーズンは、2026年8月7日(金)に開幕しました。18クラブ・全34節。閉幕は2027年5月23日(日)です。この記事を公開している2026年8月19日の時点で、すでに第2節までが終わっています。
この記事は、そのエールディビジを「どこで、誰を、いつ観るか」だけに絞ってまとめた保存版データベースです。会期と日本時間の標準キックオフ表、全18クラブ一覧、日本人選手の所属、そして日本での視聴ルート。一次情報(リーグ公式・クラブ公式・配信事業者公式)と報道を明確に書き分け、確認できなかったことは「確認できなかった」と正直に書いています。ブックマークして、シーズン中に何度でも戻ってきてください。
結論:この記事で押さえる7つのこと
- 会期は2026年8月7日(金)〜2027年5月23日(日)。18クラブ・34節・全306試合(リーグ公式発表/総試合数は編集部集計)。5大リーグのどれよりも早く始まり、どれよりも早く終わります。
- エールディビジは「日本で観やすいリーグ」です。標準的な1節9試合のうち5試合(55.6%)が日本時間の19時台〜23時台にキックオフします(夏時間・編集部集計)。深夜3時起きが前提の他リーグとは、この一点で決定的に違います。
- 18クラブのうち3クラブが今季から入れ替わりました。昇格=ADOデン・ハーグ、SCカンブール、ヴィレムII。降格=ヘラクレス・アルメロ、NACブレダ、FCフォレンダム。開幕カードは昇格組のSCカンブール対エクセルシオールでした。
- 「3強」の構図は変わりましたが、内実は変わりました。PSVが3連覇中で4連覇に挑み、アヤックスとフェイエノールトはいずれも今季から監督が代わっています。
- 佐野航大はNECナイメヘンではなくPSVです。2026年8月8日にPSV公式が獲得を発表しました(2031年6月まで/背番号24)。前季までの情報で書かれた記事が多いので、ここは要注意です。
- 日本での配信はU-NEXTの「サッカーパック」。U-NEXT公式サイトがエールディヴィジとKNVBカップを対象作品として明記しています。料金は改定されうるため本記事では記載せず、公式サイトでの確認をお願いします。
- 冬中断は18日間だけ。2026年12月20日の第17節終了後に中断し、2027年1月8日に再開します。前半17節・後半17節の完全な折半で、しかも前半136日・後半136日と日数まで一致します(編集部集計)。
会期と骨格:8月7日開幕、34節、5月23日閉幕
まずシーズンの骨格から押さえます。エールディビジはオランダの1部リーグで、2026-27シーズンの正式名称はスポンサー名を冠した「VriendenLoterij Eredivisie」。クラブ数は18、各クラブがホーム&アウェーで対戦する34節制です。
会期については、オランダのプロサッカー競技会理事会(KNVB、Eredivisie CV、Coöperatie Eerste Divisieで構成)が2025年12月19日にカレンダーを確定させ、リーグ公式が発表しています。
Both the Eredivisie and the Keuken Kampioen Divisie (First Division) will kick off in the weekend of Friday 7 to Sunday 9 August 2026. One week earlier, the Dutch Super Cup will be contested. The final matchday of the Eredivisie is scheduled for Sunday 23 May 2027.
(和訳:エールディビジと2部リーグ(ケウケン・カンピオン・ディビジ)はともに、2026年8月7日金曜から9日日曜の週末に開幕する。その1週前にはスーパーカップが行われる。エールディビジの最終節は2027年5月23日日曜に予定されている。)
出典(一次情報/リーグ公式・2025年12月19日): Eredivisie match calendar for the 2026/27 season confirmed(eredivisie.com)
ここで日本のファンが真っ先に押さえるべきなのがウインターブレイク(冬季中断)です。同じリーグ公式の発表が、こう書いています。
The winter break for the Eredivisie will begin after Sunday 20 December 2026. (…) The second half of the season will kick off for both divisions on Friday 8 January 2027.
(和訳:エールディビジのウインターブレイクは2026年12月20日日曜の後に始まる。(中略)後半戦は両ディビジョンとも2027年1月8日金曜に開幕する。)
つまり、公式戦が止まるのは12月21日から1月7日までの18日間だけです。日本の年末年始とほぼ重なるので、「正月休みに前半戦を一気に追いつく」という観方が現実的です。ドイツのような長い冬休みではなく、実質2週間強で戻ってきます。
今季の特殊事情:ミッドウィーク開催なし、代表ウィークは2週連続
2026-27には、日程を読むうえで見落とせない変更が2つあります。いずれもリーグ公式が明記しているものです。
ひとつは「リーグ戦のミッドウィーク開催がない」こと。Eredivisie CVのヤン・デ・ヨングCEOは、開幕節の発表に際して「ミッドウィークのリーグ節がなく、欧州で戦うクラブを支える余裕があり、選手・スタッフ・サポーターが充電できるきちんとした冬中断のある、素晴らしいシーズンが待っている」と述べています(リーグ公式・First Matchweek of the 2026/27 Eredivisie revealed/一次情報)。ただし後述のとおり、欧州カップ戦の都合で個別の試合が平日へ移されるケースは発生します(第3節がすでにその例です)。
もうひとつは代表ウィークの統合です。「9月と10月の国際試合ウィンドウが初めて連結され、9月最終週末と10月第1週末の2週連続でリーグ戦のない週末が生じる」とリーグ公式は説明しています。9月20日の第7節のあと、次の第8節は10月10日。ほぼ3週間、リーグ戦が空きます。この「9月下旬から10月初旬にかけての空白」は、日程表を眺めていて一番混乱しやすいポイントなので、先に頭に入れておくと安心です。
比較のポイントを押さえる
記事で整理したポイントを踏まえて、比べやすい候補の一つを確認できます。
【比較表】欧州6リーグ 2026-27 開幕日・規模の対比
エールディビジが「5大リーグに続く6番目」と呼ばれるとき、実際のところ規模と日程はどう違うのか。並べてみます。
| リーグ | 国 | 2026-27 開幕日 | 閉幕日 | クラブ数 | 節数 | 総試合数(編集部集計) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エールディビジ | オランダ | 2026年8月7日(金) | 2027年5月23日(日) | 18 | 34 | 306 |
| ラ・リーガ | スペイン | 2026年8月15日(土) | —(本記事では未確認) | 20 | 38 | 380 |
| リーグ・アン | フランス | 2026年8月21日(金) | 2027年5月29日(土) | 18 | 34 | 306 |
| プレミアリーグ | イングランド | 2026年8月22日(土) | 2027年5月30日(日) | 20 | 38 | 380 |
| セリエA | イタリア | 2026年8月23日(日) | 2027年5月30日(日) | 20 | 38 | 380 |
| ブンデスリーガ | ドイツ | 2026年8月28日(金) | 2027年5月22日(土) | 18 | 34 | 306 |
エールディビジの日付はリーグ公式発表(eredivisie.com、2025年12月19日)。5大リーグの日付は、編集部が2026年8月18日に各リーグ公式発表および英語版ウィキペディアの当該シーズン項目で確認した値を再掲したもの。ラ・リーガの開幕日は報道ベース。総試合数は「クラブ数×節数÷2」で編集部が計算した。
この表から読み取れることは3つあります。
第一に、エールディビジは6リーグで最も早く始まり、最も早く終わります。ラ・リーガの8月15日より8日早く、最も遅いブンデスリーガの8月28日より21日早い。閉幕も5月23日で、プレミアリーグ・セリエAの5月30日より1週間早い。「欧州のシーズンをいち早く体感したい」なら、入口はオランダです。
第二に、規模はリーグ・アン/ブンデスリーガと同じ18クラブ・34節。20クラブ・38節の3リーグとは1シーズンあたり74試合の差があります(380−306=74/編集部集計)。試合数が少ないぶん、1試合の勝点の重みは相対的に大きくなります。38節制と比べたときの1試合あたりの影響度は約1.12倍(38÷34=1.117…/編集部集計)です。
第三に、この「早さ」には理由があります。冬中断を挟むリーグは、その分だけ会期の前後に余裕を取る必要があります。エールディビジは18日間の冬中断を確保しながら、ミッドウィーク開催を1回も入れずに34節を消化する。そのために開幕を前倒ししている、という構造です。
【最重要】日本時間キックオフの標準9枠 ― なぜエールディビジは「観やすい」のか
ここが、この記事でいちばん実用的な部分です。
エールディビジの1節は9試合。そのキックオフ時刻は、ほぼ毎節が同じテンプレートで組まれています。この9枠さえ覚えれば、毎回日程表を換算する手間がなくなります。以下は、リーグ公式が発表した第1節の実際の時刻(現地)に、日本時間を編集部が換算して整理したものです。
| 枠 | 現地(オランダ)曜日・時刻 | 日本時間(夏時間・編集部換算 +7時間) | 日本時間(冬時間・編集部換算 +8時間) | 性格 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 金 20:00 | 土 03:00 | 土 04:00 | 週の開幕カード。金曜開催のない節もある |
| ② | 土 16:30 | 土 23:30 | 日 00:30 | 土曜の早い枠 |
| ③ | 土 18:45 | 日 01:45 | 日 02:45 | |
| ④ | 土 20:00 | 日 03:00 | 日 04:00 | |
| ⑤ | 土 21:00 | 日 04:00 | 日 05:00 | 週で最も遅い枠 |
| ⑥ | 日 12:15 | 日 19:15 | 日 20:15 | ★日本の夕食どき |
| ⑦⑧ | 日 14:30(2試合) | 日 21:30 | 日 22:30 | ★2試合が同時キックオフ |
| ⑨ | 日 16:45 | 日 23:45 | 月 00:45 | ★日曜夜のメイン |
現地時刻はリーグ公式が発表した第1節(2026年8月7〜9日)の実際のキックオフ時刻に基づく。日本時間はオランダ夏時間CEST=UTC+2、冬時間CET=UTC+1、日本=UTC+9として編集部が換算したもので、公式発表値ではない。夏時間から冬時間への切替は2026年10月25日(第10節の週末)に行われるため、それ以降の試合は+8時間で計算する必要がある。
編集部集計:1節9試合のうち5試合(55.6%)が日本時間の「夜」
この表を、日本の生活時間に照らして分類します。
- 日本時間19:00〜23:59にキックオフする試合=5試合(55.6%)。算出根拠:19:15の1試合+21:30の2試合+23:30の1試合+23:45の1試合=5試合。5÷9=0.5555…(夏時間ベース)。
- 日本時間0:00〜4:59にキックオフする試合=4試合(44.4%)。算出根拠:01:45の1試合+03:00の2試合+04:00の1試合=4試合。4÷9=0.4444…。
これはかなり大きな意味を持ちます。欧州の多くのリーグでは、メインの試合が現地20:00〜21:00に集中します。それは日本時間では深夜3時〜4時。現地20:45キックオフなら日本時間03:45です。つまり「リアルタイムで観るには生活を壊すしかない」のが、欧州サッカーを日本で追いかけるときの標準的な条件でした。
ところがエールディビジは、日曜に12:15/14:30/16:45という「昼から夕方の枠」を大量に置いています。これが日本時間の19:15/21:30/23:45にきれいに収まる。加えて土曜16:30の枠が日本時間23:30。結果として、1節の過半数が「起きて観られる時間」になります。「日曜の夜、家族が寝たあとに1試合」というリズムが、無理なく成立するリーグなのです。
逆に注意点も1つ。冬時間(10月25日以降)になると全体が1時間後ろにずれ、日曜16:45の枠は日本時間で月曜0:45になります。「日曜夜のメイン」だったはずの試合が、冬は「月曜未明」に変わる。ここは毎年混乱するポイントです。
直近の第3節(2026年8月22〜23日)の日本時間
この記事を読んでいる時点で最も近いのが第3節です。ただし第3節はUEFAプレーオフラウンドの2試合の間に挟まれるため、欧州組の試合が動いています。リーグ公式は「アヤックスとFCトゥウェンテは第3節の週末にホーム開催ができないため、両クラブの試合はすでに9月の平日に振り替えた」「NECナイメヘンはホーム開催が可能なため現時点では据え置きだが、欧州での結果次第で9月の平日に移す可能性がある」と説明しています(リーグ公式・Full provisional fixture list for the 2026/27 Eredivisie season announced/一次情報)。
| 日本時間 | カード(ホーム - アウェー) | 日本人選手が関わる可能性 |
|---|---|---|
| 8月22日(土)23:30 | フォルトゥナ・シッタート - AZアルクマール | AZ(毎熊晟矢・市原吏音) |
| 8月23日(日)01:45 | スパルタ・ロッテルダム - FCユトレヒト | スパルタ(三戸舜介) |
| 8月23日(日)03:00 | NECナイメヘン - エクセルシオール・ロッテルダム | NEC(小川航基)※平日へ移動の可能性あり |
| 8月23日(日)04:00 | sc ヘーレンフェーン - PECズヴォレ | — |
| 8月23日(日)19:15 | ゴー・アヘッド・イーグルス - ADOデン・ハーグ | — |
| 8月23日(日)21:30 | PSV - FCフローニンゲン | PSV(佐野航大) |
| 8月23日(日)23:45 | SCカンブール - フェイエノールト | フェイエノールト(上田綺世・渡辺剛) |
| 9月10日(木)01:45 に延期 | FCトゥウェンテ - テルスター | — |
| 9月16日(水)03:00 に延期 | アヤックス - ヴィレムII | アヤックス(板倉滉) |
カードと延期の事実関係はリーグ公式発表に基づく。個別のキックオフ時刻および日本時間換算は、リーグ公式が確定させた時刻を日本語専門メディアが整理したもの(欧州サッカー三昧、2026年8月18日更新/報道)を参照し、編集部で突き合わせた。日本人選手の所属は後述の表の注記を参照。
日本のファンにとっての「今週末の本命」は、日本時間8月23日(日)21:30のPSV戦と23:45のフェイエノールト戦です。いずれも日曜の夜。PSVには佐野航大、フェイエノールトには上田綺世と渡辺剛が在籍しています。しかもフェイエノールトの相手は、開幕戦を戦った昇格組のSCカンブール。日曜の夜に2試合を続けて観る、という贅沢な組み合わせになっています。
全18クラブ完全DB(2026-27シーズン)
ここからが本記事の核です。2026-27シーズンのエールディビジを戦う18クラブを、リーグ公式サイトのクラブ一覧(eredivisie.com/Clubs・一次情報)に基づいて全数掲載します。本拠地都市も同ページの表記に従いました。
| # | クラブ名(日本語表記) | クラブ名(原語表記) | 本拠地 | 2026-27の位置づけ |
|---|---|---|---|---|
| 1 | PSV | PSV | アイントホーフェン | 2025-26王者(3連覇中)/CLリーグフェーズ |
| 2 | フェイエノールト | Feyenoord | ロッテルダム | CLリーグフェーズ |
| 3 | アヤックス | Ajax | アムステルダム | 欧州カップ戦予選ラウンド |
| 4 | NECナイメヘン | N.E.C. Nijmegen | ナイメヘン | 欧州カップ戦予選ラウンド |
| 5 | FCトゥウェンテ | FC Twente | エンスヘデ | 欧州カップ戦予選ラウンド |
| 6 | AZアルクマール | AZ | アルクマール | ELリーグフェーズ |
| 7 | FCユトレヒト | FC Utrecht | ユトレヒト | 2025-26からの継続 |
| 8 | sc ヘーレンフェーン | sc Heerenveen | ヘーレンフェーン | 2025-26からの継続 |
| 9 | FCフローニンゲン | FC Groningen | フローニンゲン | 2025-26からの継続 |
| 10 | スパルタ・ロッテルダム | Sparta Rotterdam | ロッテルダム | 2025-26からの継続 |
| 11 | フォルトゥナ・シッタート | Fortuna Sittard | シッタート | 2025-26からの継続 |
| 12 | ゴー・アヘッド・イーグルス | Go Ahead Eagles | デーフェンテル | 2025-26からの継続 |
| 13 | PECズヴォレ | PEC Zwolle | ズヴォレ | 2025-26からの継続 |
| 14 | エクセルシオール・ロッテルダム | Excelsior Rotterdam | ロッテルダム | 2025-26からの継続 |
| 15 | テルスター | Telstar | フェルセン=ザイト | 2025-26からの継続 |
| 16 | ADOデン・ハーグ | ADO Den Haag | デン・ハーグ | 昇格(2部1位・5年ぶり) |
| 17 | SCカンブール | SC Cambuur | レーワルデン | 昇格(2部2位・3年ぶり) |
| 18 | ヴィレムII | Willem II | ティルブルフ | 昇格(プレーオフ勝者・1年で復帰) |
クラブ名・原語表記・本拠地は、エールディビジ公式サイトのクラブ一覧ページ(一次情報)に基づく。「CLリーグフェーズ」「ELリーグフェーズ」「欧州カップ戦予選ラウンド」の区分は、リーグ公式が2026年6月の日程発表記事で示した欧州出場クラブの内訳(一次情報)による。昇格3クラブの内訳(2部1位・2位・プレーオフ)は報道ベース。2025-26シーズンの確定最終順位は、リーグ公式の順位表ページが全クラブ「33試合消化」表示のままだったため一次で確認できず、本表には数値順位を記載していない。スタジアム名・収容人数も一次での網羅確認ができなかったため省略した。
読み解き①:18クラブ中6クラブ(33.3%)が欧州の舞台に立つ
リーグ公式は、2026-27に欧州カップ戦へ出場するオランダのクラブを名指しで挙げています。
Six Dutch clubs will also be competing in European competitions next season: PSV, Feyenoord, N.E.C. Nijmegen, AZ, FC Twente and Ajax.
(和訳:来季は6つのオランダのクラブが欧州カップ戦を戦う。PSV、フェイエノールト、NECナイメヘン、AZ、FCトゥウェンテ、アヤックスである。)
出典(一次情報/リーグ公式): Final Eredivisie 2026/27 fixture list confirmed: six changes(eredivisie.com)
18クラブ中6クラブ=33.3%(編集部集計:6÷18=0.333…)。3クラブに1クラブが欧州で戦う計算です。これは日程にも直結します。前述のとおり、欧州での戦績によって第5節から第12節までのリーグ日程が9月上旬に再調整される可能性がある、とリーグ公式が予告しています。9月に入ったら、日程表をもう一度確認する必要があると覚えておいてください。
読み解き②:ロッテルダムに3クラブ、という都市の濃さ
クラブ一覧を本拠地で見ると、面白い偏りがあります。ロッテルダムを本拠地とするクラブが3つ(フェイエノールト、スパルタ・ロッテルダム、エクセルシオール・ロッテルダム)。18クラブの16.7%が同一都市に集中しています(編集部集計:3÷18=0.166…)。
だから第1節でいきなり「スパルタ・ロッテルダム 対 フェイエノールト」というダービーが組まれました。リーグ公式も開幕節の紹介で「今季最初のダービー」と表現しています。ロッテルダム勢どうしの対戦だけで、1シーズンに6試合。都市の物語としてリーグを追いたい人には、格好の入口になります。
読み解き③:昇格3クラブは、いずれも「戻ってきた」クラブ
今季の昇格組は、3クラブとも過去にエールディビジで戦った経験を持つクラブです。ADOデン・ハーグは2部を1位で通過し、5年ぶりの1部復帰。SCカンブールは2部2位で3年ぶり。ヴィレムIIはプレーオフを勝ち抜いて、1年で舞い戻りました(いずれも報道ベース)。
そして、その昇格組のSCカンブールが今季の開幕カードを担当しました。リーグ公式は開幕節の発表をこう書き出しています。
SC Cambuur and Excelsior Rotterdam will play the first match of the new campaign on Friday evening, 7 August 2026 (20:00 CEST). (…) The first ball of the new Eredivisie campaign will be kicked at 20:00 in the Kooi Stadium.
(和訳:SCカンブールとエクセルシオール・ロッテルダムが、2026年8月7日金曜夜(20:00 CEST)に新シーズンの最初の試合を戦う。(中略)新シーズン最初のボールは、カイ・スタディオンで20:00に蹴り出される。)
出典(一次情報/リーグ公式): First Matchweek of the 2026/27 Eredivisie revealed: Season Kicks Off in Leeuwarden(eredivisie.com)
昇格してきたばかりのクラブに、リーグ全体の開幕カードを託す。強豪クラブに開幕戦を集中させないこの配分は、エールディビジという競技会の性格をよく表しています。
3強とその周辺:PSV4連覇か、監督が代わった2クラブか
エールディビジの構図は長らく「アヤックス・PSV・フェイエノールトの3強」と語られてきました。2026-27も基本線は変わりませんが、内実はかなり動いています。
PSVは、リーグ公式が第1節の紹介で「Defending champions PSV(王者PSV)」「Peter Bosz’s side(ピーター・ボス監督のチーム)」と記しているとおり、ボス監督体制が継続します。英語版ウィキペディアの当該シーズン項目は「PSV Eindhoven are the three-time defending champions(PSVは3連覇中の王者)」と記載しており、2026-27は4連覇への挑戦になります(報道/百科)。なお2025-26の優勝決定については、リーグ公式が2026年4月5日に「PSV crowned champions earlier than ever before!(PSV、史上最速で戴冠)」と報じています。
アヤックスとフェイエノールトは、いずれも今季から指揮官が代わりました。アヤックスはクラブ公式が2026年6月2日に新監督としてミチェル氏の就任を発表しています(英語版ウィキペディアが引用するアヤックス公式リリース/一次情報の引用)。フェイエノールトはクラブ公式が2026年6月7日にロビン・ファン・ペルシー氏との関係終了を発表し、後任にはジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト氏が就任したと報じられています(報道)。
つまり2026-27は、「体制が変わらないPSV」対「体制が変わった2クラブ」という構図です。順位予想の難易度は例年より上がっており、編集部としてどのクラブが優位かを断定する評価は行いません。ただ、入口として観るぶんには、こういうシーズンほど面白いものはありません。開幕から数節で輪郭が見えてきます。
2026-27の順位に基づく欧州カップ戦の枠が変わった
もう一点、順位表の読み方に直結する重要な変更があります。リーグ公式が明記しているものです。
In the 2026/27 season, only the champions of the Eredivisie will qualify directly for the league phase of the UEFA Champions League. The runners-up will enter the third qualifying round of the UEFA Champions League.
(和訳:2026/27シーズンは、エールディビジの優勝クラブのみがUEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズに直接出場する。2位クラブはチャンピオンズリーグ予選3回戦から入る。)
出典(一次情報/リーグ公式): Full provisional fixture list for the 2026/27 Eredivisie season announced(eredivisie.com)
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リーグ公式が示した2026-27の枠は次のとおりです。
- 1位:UEFAチャンピオンズリーグ リーグフェーズ
- 2位:UEFAチャンピオンズリーグ 予選3回戦
- 3位:UEFAヨーロッパリーグ 予選2回戦
- 欧州プレーオフ勝者:UEFAカンファレンスリーグ 予選2回戦
- KNVBカップ優勝:UEFAヨーロッパリーグ リーグフェーズ
加えて、KNVBカップ優勝クラブがリーグで1位または2位に入った場合、EL枠は3位クラブへ渡り、以下順送りになるとリーグ公式は説明しています。「2位ならCL出場」ではなく「2位はCL予選から」という点は、順位表を見る際にかなり効いてきます。なおKNVBカップは2026年10月27〜29日の週に開幕し、決勝は2027年4月18日にロッテルダムのデ・カイプで行われます(リーグ公式/一次情報)。
編集部集計:数字で見るエールディビジ2026-27
ここでは、公開情報に四則演算を施しただけの数字を並べます。いずれも独自取材ではなく、公表値からの計算です。前提と算出根拠を必ず併記します。
- 総試合数=306試合。算出根拠:18クラブ×34節÷2=306。または「1節9試合×34節=306試合」。前提:18クラブによる2回総当たり(ホーム&アウェー)で、各クラブ34試合。
- 会期=290日間。算出根拠:2026年8月7日から2027年5月23日まで(両端を含む)。8月(25日)+9月30+10月31+11月30+12月31=147日、2027年1月31+2月28+3月31+4月30+5月23=143日、合計290日。
- 前半戦=136日、冬中断=18日、後半戦=136日。算出根拠:前半=8月7日〜12月20日(25+30+31+30+20=136)。冬中断=12月21日〜1月7日(11+7=18)。後半=1月8日〜5月23日(24+28+31+30+23=136)。検算:136+18+136=290。前半と後半の日数が1日の狂いもなく一致します。節数も第1〜17節/第18〜34節で17節ずつの完全折半です。
- 会期日数あたりの試合密度=1日あたり約1.06試合。算出根拠:306試合÷290日=1.055…。前提:冬中断や代表ウィークの空白を平準化した粗い指標であり、実際は週末に9試合が集中します。
- 日本時間19:00〜23:59キックオフの比率=55.6%。算出根拠:標準9枠のうち該当5枠(19:15/21:30×2/23:30/23:45)。5÷9=0.5555…。前提:夏時間(CEST=UTC+2)での換算。冬時間では全体が1時間後ろにずれます。
- 入れ替わり率=16.7%、顔ぶれ継続率=83.3%。算出根拠:昇降格3クラブ÷18=0.166…、15÷18=0.833…。前提:エールディビジは17位・18位が自動降格、16位が入れ替えプレーオフ。2026-27は3クラブが入れ替わりました。
- 欧州カップ戦出場クラブの比率=33.3%。算出根拠:6クラブ÷18=0.333…。前提:リーグ公式が名指しした6クラブ(PSV/フェイエノールト/NEC/AZ/トゥウェンテ/アヤックス)。
- ロッテルダム勢の比率=16.7%。算出根拠:3クラブ÷18=0.166…。前提:リーグ公式クラブ一覧で本拠地が「Rotterdam」と表記されているクラブ(フェイエノールト/スパルタ/エクセルシオール)。
- 日本との時差=夏時間で+7時間、冬時間で+8時間。算出根拠:オランダ夏時間CEST=UTC+2、冬時間CET=UTC+1、日本=UTC+9。9−2=7、9−1=8。前提:2026年の切替は10月25日。
この中でいちばん実用性が高いのは、やはり「55.6%」です。半分以上の試合が日本時間の夜に始まる欧州リーグは、そう多くありません。エールディビジを「5大リーグの次に観るリーグ」に選ぶ理由として、これはかなり強い根拠になります。
日本人選手の所属状況(2026年8月19日時点)
ここは最も慎重に扱うべきセクションです。夏の移籍市場が開いている最中であり、下記は2026年8月19日時点の情報です。出典の種別を1件ずつ明記します。
| 選手 | ポジション | 所属クラブ | 確認できた内容と出典種別 |
|---|---|---|---|
| 佐野 航大 | MF | PSV | 一次情報:PSV公式が2026年8月8日に「NECナイメヘンとの間で移籍について合意に達した。22歳のMFはアイントホーフェンで2031年半ばまでの契約にサインし、背番号24を着ける」と発表。移籍金は公表されていない。 |
| 上田 綺世 | FW | フェイエノールト | 2025-26にリーグ戦25得点で得点王。2026-27も在籍し、第2節(8月16日)で今季初ゴールと1アシストを記録(報道)。移籍に関する報道は複数あるが、クラブ公式による移籍発表は確認できていない。U-NEXT公式サイトにも「上田綺世(フェイエノールト|エールディヴィジ)」として掲出(一次に準じる)。 |
| 渡辺 剛 | DF | フェイエノールト | 2025年夏にヘント(ベルギー)から加入し、2025-26はリーグ戦30試合に出場。2026-27も在籍し、第2節でセンターバックとして先発(報道)。 |
| 小川 航基 | FW | NECナイメヘン | 2025-26はリーグ戦8得点。U-NEXT公式サイトに「小川航基(NECナイメヘン|エールディヴィジ)」として掲出(一次に準じる)。クラブ公式リリース原文までは確認できず。 |
| 板倉 滉 | DF | アヤックス | 2025年夏にボルシアMGから完全移籍、2025-26はリーグ戦19試合。U-NEXT公式サイトに「板倉滉(アヤックス|エールディヴィジ)」として掲出(一次に準じる)。 |
| 三戸 舜介 | MF/FW | スパルタ・ロッテルダム | 2025-26はリーグ戦25試合7得点3アシスト。第1節(8月9日)のフェイエノールト戦に先発し77分までプレー(報道)。 |
| 毎熊 晟矢 | DF | AZアルクマール | 2025-26はリーグ戦7試合。2026-27の在籍は報道ベース、クラブ公式リリース原文までは確認できず。 |
| 市原 吏音 | DF | AZアルクマール | 2026年1月にRB大宮アルディージャから完全移籍。2025-26のリーグ戦出場は2試合。2026-27の在籍は報道ベース。 |
本表に載せていない選手が2026-27のエールディビジに在籍する可能性は否定できません。編集部が一次情報および日本語の専門メディアで確認できた範囲に限定して掲載しています。「載っていない=在籍していない」ではありません。なお、2025年12月にアヤックスへ加入した冨安健洋は、2026年6月30日までの短期契約を終え、2026-27の所属一覧からは外れています(報道)。
今季の最大の変化:佐野航大がNECからPSVへ
2026-27シーズンで最も大きな移動は、佐野航大のPSV移籍です。PSV公式サイトは2026年8月8日、次のように発表しました。
PSV heeft met N.E.C. Nijmegen een akkoord bereikt over de transfer van Kodai Sano. De 22-jarige middenvelder tekent in Eindhoven een contract tot medio 2031 en gaat spelen met rugnummer 24.
(和訳:PSVはNECナイメヘンとの間で佐野航大の移籍について合意に達した。22歳のMFはアイントホーフェンで2031年半ばまでの契約にサインし、背番号24を着けてプレーする。)
出典(一次情報/クラブ公式・2026年8月8日): Transfer | PSV neemt Kodai Sano over van NEC(psv.nl)
同リリースでPSVの強化責任者アーネスト・スチュワート氏は、佐野を「プレーに多くのダイナミズムを持つ6番(=アンカー)」と評し、「圧倒的な強度をもたらすことができ、PSVのプレースタイルに完璧に合致し、しかも大きな伸びしろがある」と述べています。PSVはリーグ3連覇中の王者であり、そこで「6番」を任される可能性がある、という文脈です。移籍金については、PSVとNECのいずれも公表していないと報じられています。本記事では金額を一切記載しません。
なお佐野は、2023年8月にファジアーノ岡山からNECへ移籍し、その1か月後にほかならぬPSV戦でNECデビューを飾った——という経緯もPSV公式が紹介しています。今季の「NEC対PSV」(第13節・2026年11月21〜22日の週末/古巣のホームでの再会)と、その復路にあたる「PSV対NEC」(第33節・2027年5月16日)は、日本のファンにとって特別な意味を持つ2試合になります。※第13節の確定日時は2026年9月上旬に発表される予定です。
「なぜ日本人はオランダで伸びるのか」は別記事で
エールディビジは、小野伸二・本田圭佑・吉田麻也・堂安律・菅原由勢といった選手が経由してきたリーグでもあります。「なぜオランダなのか」という構造の話は、それだけで1本の記事になる分量です。本記事は入口・DBに徹するため、ここでは深入りしません。
結論だけ書いておくと、編集部が前季の出場データを集計した限りでは、「オランダに行けば出られる」わけではありません。在籍していても出場が1桁にとどまる選手はいます。伸びているのは「オランダにいる選手」ではなく「オランダで出場を積み上げた選手」です。この分解については、下記の分析記事を用意しています。
▶ 関連記事:「なぜ日本人はオランダで伸びるのか ―エールディビジが“ステップアップの登竜門”になった構造を、8人の出場数から読む」※準備中
日本での放送・配信:どこで観られるのか
結論から書きます。2026-27シーズンのエールディビジは、U-NEXTの「サッカーパック」で配信されます。これはU-NEXT公式サイトで確認できました。
U-NEXT公式の「サッカーパック」紹介ページには、対象作品として次のように明記されています。
【ライブ配信(見逃し配信あり)】●プレミアリーグ(イングランド1部)●ラ・リーガ(スペイン1部)●エールディヴィジ(オランダ1部)●FAカップ ●FAコミュニティ・シールド ●コパ・デル・レイ ●スーペルコパ・デ・エスパーニャ ●DFBポカール ●KNVBカップ ●ウィメンズ・スーパーリーグ
出典(一次情報/配信事業者公式・ページ内に「2026年8月現在」表記): U-NEXT サッカーパック(video.unext.jp)
同ページは日本人選手の紹介欄に「上田綺世(フェイエノールト|エールディヴィジ)」「板倉滉(アヤックス|エールディヴィジ)」「小川航基(NECナイメヘン|エールディヴィジ)」の3名を掲出しており(ページ注記は2026年7月時点の情報)、この3名の所属については配信事業者側からの裏づけも得られていることになります。またKNVBカップ(オランダのカップ戦)も同じパックの対象である点は、見落とされがちですが重要です。リーグ戦とカップ戦を同じ契約で追えます。
専門メディアも同様に整理しています。フットボールチャンネルの2026/27配信一覧(2026年8月13日公開・情報は8月6日時点)は、エールディヴィジの欄に「U-NEXT サッカーパック」「ライブ配信・見逃し配信」とだけ記載しており、ほかの配信サービスは挙げていません(【サッカー 配信】2026/27 放送・配信サービス一覧/報道)。
そのうえで、確認できなかったことを正直に列挙します。
- 料金は本記事では記載しません。U-NEXT公式サイトには金額の記載がありますが、料金は改定されることがあり、また購入方法によって月額が異なるとも同ページに注記されています。契約前に必ずU-NEXT公式サイトで最新の料金をご確認ください。
- 「全試合が配信されるか」は一次情報で確認できませんでした。公式ページには「ライブ配信(見逃し配信あり)」とあるだけで、対象試合の範囲についての明示はありません。プレミアリーグ・ラ・リーガについては「全試合」と書かれた媒体もありますが、エールディビジについて同じ記述は確認できていません。
- 地上波・BS/CSでの中継の有無は確認できていません。
- U-NEXT以外の配信ルートは一次情報で確認できなかったため記載していません。比較サイトやアフィリエイト記事には様々な情報がありますが、本記事では裏づけの取れないものは扱いません。
実務的なアドバイスとしては、「観たい試合の数日前に、配信サービスの番組表で該当カードが実際に掲載されているかを確認する」のが最も確実です。権利があることと、その特定の試合が配信されることは、必ずしもイコールではありません。とくにエールディビジは、日曜14:30に2試合が同時キックオフする枠があるため、同時刻の扱いは事前確認をおすすめします。
FAQ
Q1. エールディビジは何クラブ・何節ですか? 5大リーグとどう違いますか?
A. 18クラブ・34節・全306試合です。5大リーグのうち、リーグ・アンとブンデスリーガが同じ18クラブ・34節、プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAは20クラブ・38節(380試合)。エールディビジは規模としてはリーグ・アン/ブンデスリーガと同型です。違いは日程で、2026-27は6リーグで最も早い8月7日に開幕し、最も早い5月23日に閉幕します。昇降格は17位・18位が自動降格、16位が入れ替えプレーオフに回るという形で、2026-27は3クラブが入れ替わりました。
Q2. 日本ではどこで観られますか? 深夜起きが必要ですか?
A. U-NEXTの「サッカーパック」で配信されます(U-NEXT公式サイトに「エールディヴィジ(オランダ1部)」「KNVBカップ」が対象作品として明記)。料金は改定されうるため本記事では記載しません。公式サイトでご確認ください。
そして深夜起きは、必ずしも必要ありません。標準的な1節9試合のうち5試合(55.6%/編集部集計)が日本時間19時台〜23時台にキックオフします。とくに日曜の日本時間19:15/21:30/23:45は、日本の生活時間できわめて観やすい枠です。冬時間(2026年10月25日以降)はここから1時間後ろにずれます。
Q3. 日本人選手は何人いますか? 誰がどこにいますか?
A. 2026年8月19日時点で編集部が確認できたのは8人・6クラブです。PSV(佐野航大)、フェイエノールト(上田綺世・渡辺剛)、NECナイメヘン(小川航基)、アヤックス(板倉滉)、AZアルクマール(毎熊晟矢・市原吏音)、スパルタ・ロッテルダム(三戸舜介)。
最大の注意点は佐野航大です。前季までNECナイメヘン所属でしたが、2026年8月8日にPSV公式が獲得を発表しました(2031年半ばまで/背番号24)。「佐野=NEC」と書いている記事は、8月8日より前の情報です。また上田綺世については移籍報道が複数出ていますが、クラブ公式の発表は確認できていないため、本記事では「報道段階」として扱います。夏の移籍市場が閉じるまで、状況は変わりえます。
Q4. 冬中断はいつですか? その間はまったく試合がないのですか?
A. 2026年12月20日(日)の第17節終了後に中断し、2027年1月8日(金)に再開します。公式戦が止まるのは12月21日から1月7日までの18日間(編集部集計)。前半17節・後半17節の完全な折半で、日数まで前半136日・後半136日と一致します。
この期間はリーグ戦もKNVBカップも行われません。日本の年末年始とほぼ重なるので、「正月休みに前半戦をまとめて追いつく」という使い方が現実的です。なお、リーグ戦のない期間としてはもうひとつ、9月下旬から10月上旬にかけて2週連続で週末が空きます(代表ウィークが初めて連結されたため)。第7節が9月20日、第8節が10月10日です。
Q5. 「今季は◯シーズン目」という表記が媒体によって違うのはなぜですか?
A. 数え方が割れています。リーグ公式は2026-27を「70シーズン目」「70周年」と表現し、Eredivisie CVのCEOも「今年で70回目」と述べています。一方、英語版ウィキペディアの当該項目は「71季目(the 71st season)」と記載しています。編集部としてはどちらが正しいかを一次情報で確定できていないため、本記事では「リーグ公式は70周年シーズンと位置づけている」という書き方にとどめます。公式サイドが70周年としてプロモーションを展開しているのは事実なので、実務上は「70周年シーズン」で問題ありません。
Q6. シーズン中に「観るべき日」を絞るとしたら、いつですか?
A. 3つ挙げます。第一にデ・クラシケル(フェイエノールト対アヤックス)。リーグ公式によれば、今季は第14節・2026年11月29日(日)にデ・カイプで行われます。第二にアヤックス対PSVで、こちらは第5節・2026年9月5日(土)にヨハン・クライフ・アレナ。この2大カードが、開幕から3か月のあいだに1つずつ配置されています。第三に最終節(2027年5月23日)。リーグ公式の暫定日程では全9試合が日本時間21:30の同時キックオフとされており、優勝・欧州枠・残留が同じ時間帯に決着します。日本時間で日曜の夜——つまり1シーズンで最も密度の高い瞬間を、日本の生活時間で観られるということです。
関連記事とHUB
欧州各国リーグや日本のJリーグとあわせて把握したい方は、サッカー全体の入口であるサッカーHUBからどうぞ。競技別・目的別に記事を整理しています。
- なぜ日本人はオランダで伸びるのか(エールディビジ 分析編)※準備中
- リーグ・アン完全ガイド(2026-27)※準備中
- プレミアリーグ完全ガイド(2026-27)※準備中
- ラ・リーガ完全ガイド(2026-27)※準備中
- ブンデスリーガ完全ガイド(2026-27)※準備中
- セリエA完全ガイド(2026-27)※準備中
- 欧州リーグ 2026-27 開幕日カレンダー ※準備中
- サッカーHUB(親ページ)
出典(確認日:2026年8月19日)
- 一次情報|Eredivisie match calendar for the 2026/27 season confirmed(eredivisie.com、2025年12月19日):2026-27の会期(2026年8月7〜9日の週末に開幕/最終節2027年5月23日)、ウインターブレイクの開始(12月20日の後)と再開(1月8日)、9月・10月の代表ウィーク連結、KNVBカップの開幕週と決勝日(2027年4月18日・デ・カイプ)、スーパーカップの日程を裏づけています。本記事の日程情報の中核となる出典です。
- 一次情報|First Matchweek of the 2026/27 Eredivisie revealed: Season Kicks Off in Leeuwarden(eredivisie.com):開幕カード(SCカンブール対エクセルシオール・ロッテルダム/2026年8月7日20:00 CEST/カイ・スタディオン)、第1節全9試合の対戦と現地キックオフ時刻、PSVがピーター・ボス監督体制の王者であること、アヤックス対PSVが第5節(9月5日)、デ・クラシケルが第14節(11月29日)であること、そして「ミッドウィークのリーグ節がない」というCEO発言を裏づけています。本記事の日本時間キックオフ表は、この記事の現地時刻を編集部が換算したものです。
- 一次情報|Final Eredivisie 2026/27 fixture list confirmed: six changes(eredivisie.com):2026-27に欧州カップ戦へ出場するオランダ6クラブ(PSV/フェイエノールト/NEC/AZ/FCトゥウェンテ/アヤックス)、第3節・第7節・第12節の時刻変更、および第5〜12節が9月上旬に再調整されうること、第22〜32節の日時が12月下旬に確定することを裏づけています。
- 一次情報|Full provisional fixture list for the 2026/27 Eredivisie season announced(eredivisie.com):2026-27の順位に基づく欧州カップ戦の枠(1位=CLリーグフェーズ、2位=CL予選3回戦、3位=EL予選2回戦、欧州プレーオフ勝者=ECL予選2回戦、KNVBカップ優勝=ELリーグフェーズ)、および第3節でアヤックスとFCトゥウェンテの試合が9月の平日へ振り替えられたこと、NECの試合が振り替えられうることを裏づけています。
- 一次情報|Clubs(eredivisie.com):2026-27シーズンのエールディビジ所属18クラブの全数と、各クラブの本拠地都市を確認しました。本記事のクラブ一覧表の母集団はこのページです。
- 一次情報|Transfer | PSV neemt Kodai Sano over van NEC(psv.nl、2026年8月8日):佐野航大のNECナイメヘンからPSVへの移籍、契約期間(2031年半ばまで)、背番号24、強化責任者アーネスト・スチュワート氏の評価コメント、および佐野の経歴(2023年8月にファジアーノ岡山からNEC、その1か月後にPSV戦でデビュー)を裏づけるクラブ公式発表です。
- 一次情報|U-NEXT サッカーパック(video.unext.jp、ページ内に「2026年8月現在」表記):エールディヴィジ(オランダ1部)とKNVBカップが「サッカーパック」の対象作品(ライブ配信・見逃し配信あり)であること、および上田綺世(フェイエノールト)・板倉滉(アヤックス)・小川航基(NECナイメヘン)が同ページに日本人選手として掲出されていることを裏づけています。料金の記載も同ページにありますが、本記事では金額を記載していません。
- 報道|【サッカー 配信】2026/27 放送・配信サービス一覧|Jリーグ・海外サッカーの視聴方法(フットボールチャンネル、2026年8月13日公開・情報は8月6日時点):2026/27のエールディヴィジがU-NEXTサッカーパックで配信されること、ほかの配信サービスが挙げられていないことを確認しました。
- 報道/百科|2026–27 Eredivisie(英語版ウィキペディア):PSVが3連覇中の王者であること、会期が2026年8月7日〜2027年5月23日であること、およびアヤックス(ミチェル氏/2026年6月2日クラブ公式発表)・フェイエノールト(ロビン・ファン・ペルシー氏との関係終了/2026年6月7日クラブ公式発表)・SCカンブール・ゴー・アヘッド・イーグルス・FCユトレヒト・テルスター・スパルタ・ロッテルダムの監督交代について、各クラブ公式リリースを出典とする記述を確認しました。なお同項目は2026-27を「71季目」としており、リーグ公式の「70シーズン目」表記と食い違います。
- 報道|Eredivisie Predictions 2026-27: The Opta Supercomputer Projections(Opta Analyst):2025-26からの降格3クラブ(ヘラクレス・アルメロ/NACブレダ/FCフォレンダム)と昇格3クラブの内訳(ADOデン・ハーグ=2部優勝・5年ぶり、SCカンブール=2位・3年ぶり、ヴィレムII=プレーオフ勝者・1年で復帰)を確認しました。予測部分は本記事では一切採用していません。
- 報道|上田綺世がホーム開幕戦で今季初ゴール…ダイビングヘッドから追加点も、2点リードを逃げ切れず(サッカーキング、2026年8月16日)/上田綺世が先制点の起点でフェイエノールトの開幕節勝利に貢献! スパルタの三戸舜介は77分まで出場(同、2026年8月9日):上田綺世・渡辺剛・三戸舜介の2026-27シーズンにおける実際の出場、および第1節・第2節の結果を裏づけています。
- 報道|エールディヴィジ2026-27の日本人選手一覧|所属クラブと注目ポイント(欧州サッカー三昧、2026年8月18日更新)/エールディヴィジ2026-27 全試合日程一覧(同、2026年8月18日更新):日本人選手8名の所属整理、および第1節〜第12節・第18節・第33〜34節の日本時間キックオフの整理に使用しました。広告を含む個人運営メディアであるため、記載内容はリーグ公式の発表と1件ずつ突き合わせ、一次確認が取れなかった項目は本記事で「報道」と明記しています。日本時間の換算値についても、編集部が独自に+7時間/+8時間で再計算し、一致を確認したうえで採用しました。
※本記事の「編集部集計」は、上記の公開情報に四則演算(総試合数、会期日数、前半・後半の日数、冬中断日数、比率、時差換算など)を施したものです。算出根拠と前提はすべて本文中に併記しています。独自取材・独自調査・アンケートは実施していません。公開情報と編集部レビューをもとに構成しています。
※時点注記:本記事の情報は2026年8月19日時点のものです。ヨーロッパの夏の移籍市場は開催中であり、選手の所属クラブは日々変動します。とくに日本人選手の所属および移籍に関する記述は、クラブ公式発表のあった内容のみを確定情報として扱い、それ以外は「報道段階」として区別しています。また、第5節から第12節の日程は欧州カップ戦の結果に応じて2026年9月上旬に再調整される可能性があり、第13〜21節の確定日時も同時期に、第22〜32節は12月下旬に発表される予定です(リーグ公式)。最新の日程は必ずリーグ公式サイトでご確認ください。放送・配信の実施内容および料金は変更される場合があります。視聴契約の前に、各サービスの公式発表を必ずご確認ください。
執筆: SportsPulse 編集部 / 公開: 2026-08-19
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最終更新日: 2026年8月20日 | 編集方針
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📅 更新履歴
| 日付 | 変更内容 |
|---|---|
| 2026年8月20日 | 初回公開 |
✅ ファクト再検証
最終検証日:2026年8月20日
SportsPulse 編集部が公開情報をもとに内容を確認しています。情報は確認時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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