サンアントニオ・スパーズの2024-25シーズンは34勝48敗でウェスタン・カンファレンス13位だった。プレーオフには届かなかったが、ヴィクター・ウェンバンヤマという世代的な才能を中心に据えたチーム構築は着実に進んでいる。
2025-26シーズンの焦点は、ウェンバンヤマの周囲にどれだけの戦力を配置できるかだ。若いコアが勝利に結びつくかを見極める段階にあり、短期的な勝敗よりも成長の質が問われる。
スパーズにはティム・ダンカンを中心に5度のチャンピオンシップを制した黄金期の記憶がある。ウェンバンヤマがその系譜に連なる存在になれるかは、2025-26シーズンの進歩の度合いで見えてくる。NBAの次の10年を支配し得る素材がサンアントニオにいるという事実が、リーグ全体の注目を集めている。ウェンバンヤマのブロック数とリムプロテクション能力はルーキーシーズンから歴史的な水準にあり、守備面での支配力は年を追うごとに増している。