ハースの2026年ラインナップはオリバー・ベアマンとエステバン・オコンという対照的な経歴のドライバーで構成される。ベアマンはフェラーリ・ドライバー・アカデミー出身で、2024年サウジアラビアGPに緊急出走し7位入賞を果たした逸材だ。オコンはアルピーヌでの4年間でチーム内政治に翻弄されつつも、ハンガリーGP優勝という実績を持つ。
小松礼雄チーム代表はフェラーリとの技術提携を活用し、限られた予算で競争力を引き出す手腕が問われる。ベアマンの若さとオコンの経験値の組み合わせは、チームの開発方向を二つの視点から検証できる利点がある。
ベアマンは2024年サウジアラビアGPでフェラーリ代走として6位入賞し、20歳でのF1デビューが世界の注目を集めた。オコンは2020年サキールGPで初表彰台に立ち、中団チームから安定した得点力を証明した経歴を持つ。ハースはダラーラ製シャシーにフェラーリ065PUを搭載し、風洞時間の60%をVF-26リアフロア開発に割り当てている。小松礼雄代表は「2人の競争意識がチームの開発速度を押し上げる」と述べ、予算キャップ下位でもポイント圏争いを狙う構えだ。