ジェイレン・グリーンはルーキー時代、得点の大半をリム周辺のアタックに依存していた。しかし3年目以降、ミッドレンジのプルアップシュートを武器に加え、得点パターンを根本から変えた。第一の変化はフットワークの改善で、ストップ&ポップの精度が向上しFG中距離成功率が41%に到達した。
第二はフリースロー獲得率の上昇だ。ドライブ時に身体の接触を利用する技術が磨かれ、1試合あたりのFT試行回数がルーキー時の4.2本から6.8本に増加した。第三はオフボールムーブメントの質で、スクリーンを使ったカッティングからの得点が全体の18%を占めるようになった。これらの変化により、グリーンはディフェンスが容易に予測できない多面的スコアラーへと進化した。
イメ・ウドカ HCは守備強度を最優先に掲げ、ロケッツのディフェンシブレーティングをリーグ8位に押し上げた。グリーンもその影響でディフェンス貢献度を高め、1試合平均スティール1.3回を記録している。若手中心のロスターながらプレーオフ進出を果たした2024-25シーズンの経験が、チーム全体の成熟を加速させている。