冨安健洋(とみやすたけひろ)は、エールディビジ・アヤックスに所属するディフェンダー(2025年12月加入)。CB・RB・LBの3ポジションを高水準でこなせる稀有なユーティリティ性を武器に、アーセナル時代にはアルテタ監督から絶大な信頼を受けた。188cmの恵まれた体格と卓越した読みで1対1を制し、ビルドアップにも積極参加する現代型DFの理想像を体現。日本代表では最終ラインの要として欠かせない存在だ。
冨安健洋の現在地
所属クラブ
Ajax
エールディビジ/DF(背番号 32)
日本代表通算
65試合超
5得点以上(2026年5月時点)
ポジション
CB / RB / LB
3ポジション高水準対応。右足主体
プレースタイルの3つの特徴
🛡️
01. 1対1の守備と読みの精度
トップリーグで磨かれた対人守備力。相手の重心移動を読んだ先出しと、ファウルリスクを最小化するポジショニングは、アーセナル時代にアルテタ監督が「理想のDF」と称するほどの水準。
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02. CB・RB・LBを高水準でこなすユーティリティ性
現代サッカーで最も希少価値の高い「3ポジション対応DF」。どのポジションに入っても守備・攻撃参加・ビルドアップの質を落とさないため、在籍クラブで常にローテーション戦略の核となってきた。
⚽
03. ビルドアップへの積極参加
CBとしてボールを持ち出す能力と、SBとしてオーバーラップする判断力を兼備。パス成功率は常に85%以上を記録し、守備的ポジションでありながら攻撃の起点になる現代型DFの体現者。
キャリアの歩み
2017–2019
アビスパ福岡でプロデビュー
地元福岡のアビスパ福岡でJリーグデビュー。10代にして圧倒的なフィジカルと対人守備力を発揮し、複数の欧州クラブから注目を集めた。2019年、18歳でイタリア1部ボローニャへの移籍を決断。
2019–2021
ボローニャでセリエA適応と急成長
セリエAの戦術的厳しさの中でCBとして急成長。イタリアの密集した守備ブロックと戦術理解の深さを吸収しながらスタメンを確保。CB以外にもSBでの起用をこなし、ユーティリティ性を開花させた。
2021–2025
アーセナルへ移籍・プレミアリーグを制圧
2021年夏に約2000万ポンドでアーセナルへ移籍。ミケル・アルテタの戦術に不可欠な選手として定着。負傷離脱を繰り返しながらも通算100試合超に出場し、アーセナルのCL常連入りを守備面で支えた。2025年7月、契約を相互解除。
2025年12月–現在
アヤックスへ加入・オランダでの再起
484日ぶりの公式戦復帰を目指し、2025年12月にアヤックスへ加入(背番号32、契約2026年6月)。板倉滉と”日本代表CBコンビ”を形成し、エールディビジでキャリア再建中。
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選手プロフィール
🇯🇵
基本情報
| 生年月日 | 1998年11月5日(27歳) |
| 出身地 | 福岡県福岡市 |
| 身長/体重 | 188cm / 80kg |
| 利き足 | 右足 |
| ポジション | CB / RB / LB |
| 背番号 | Ajax #32 / 代表 #22 |
| 前所属 | アビスパ福岡 → ボローニャ → Arsenal → Ajax |
🇯🇵
代表キャリア
| 代表デビュー | 2018年9月(対コスタリカ) |
| 通算出場 | 65試合超(2026年5月時点) |
| 通算得点 | 5得点以上 |
| 通算AP | 5アシスト以上 |
| W杯 | 2022カタール(グループリーグ2勝) |
| アジアカップ | 2023(準優勝) |
| 監督評価 | アルテタ監督(Arsenal時代):「理想のDF」 |
クラブ vs 日本代表
🏴 Arsenal 在籍時の記録
Arsenal通算出場100試合超
デュエル勝率約62%
パス成功率約87%
クリア数/90分上位10%
在籍期間(Arsenal)2021–2025
🇯🇵 日本代表
通算出場65試合超
通算得点5得点以上
通算AP5アシスト以上
スタメン率約82%
主なポジションCB / RB(4-2-3-1)
主な実績・記録
🏆
2021年8月
アーセナル移籍・プレミア初年度から衝撃デビュー
移籍直後からスタメンを獲得。ノリッジ戦でのデビューでプレミアリーグのスピードに即対応し、「即戦力どころか即エース」と英国メディアが絶賛。アルテタから特別な信頼を得るきっかけとなった試合。
🌍
2022年11月
W杯カタール大会で守備の要として奮闘
グループリーグ全3試合に先発出場。スペイン戦・ドイツ戦の守備組織の中心として機能し、強豪相手に失点を最小限に抑える貢献。日本のベスト16進出を守備面で支えた。
⭐
2023–2025
アーセナルのCL制覇挑戦とプレミア優勝争い
UEFAチャンピオンズリーグ・プレミアリーグ優勝争いにアーセナルの主力として参加。負傷明けでも即座にパフォーマンスを取り戻すプロフェッショナリズムで、英国メディアが「最も信頼できるDFの一人」と評価。
冨安健洋を観るときの注目ポイント
1
1対1での間合いと先出しのタイミング
相手FWとの距離感管理は教科書的。絞りすぎずに相手の選択肢を消しながら、一瞬の重心移動に合わせてボールにアタックする技術は、日本DFの歴史でも群を抜く。
2
CB起用時のビルドアップ参加
DF裏への縦パス・ハーフスペースへのくさびを積極的に打つ。守備的ポジションでありながらパスを受けて前を向く回数が多く、チームの前進起点になる場面に注目。
3
RB起用時のオーバーラップとクロス
右SBでは高い位置を取りながらも守備に戻る速さが際立つ。クロスの精度はSBとして平均以上で、在籍クラブの右サイド攻撃の幅を広げる役割を担う。
4
空中戦の強さとセットプレー
188cmの高さを活かした空中戦勝率はプレミアリーグ上位クラス。攻撃時のセットプレーでもターゲットとなり、コーナーキックからの得点機会に直結する。
5
負傷復帰後の適応速度
複数の筋肉系負傷を経験してきたが、復帰後に即スタメンレベルのパフォーマンスを発揮する適応力は特筆もの。復帰後初戦のパフォーマンスは必見。
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出典・参考情報
- Transfermarkt – Takehiro Tomiyasu player profile (2026)
- Ajax AFC 公式サイト – Squad
- FIFA – 2022 FIFA World Cup Qatar, Japan squad statistics
- Opta / WhoScored – Eredivisie 2025-26 player stats
- 日本サッカー協会(JFA)– 代表選手通算成績
執筆: SportsPulse 編集部
