Soccer 初心者向け 難易度 ★★★☆☆

川崎フロンターレのセレクションでコーチが見ているのは「足元」ではない

投稿日:2026年02月19日 約2分で読める 初心者向け

川崎フロンターレのアカデミーセレクションでは、ボールテクニックより認知判断力を重視する傾向がある。コーチ陣は「次のプレーを考えているか」「周囲を見て動いているか」を観察の軸に据えている。合格する子に共通する第一の特徴は、ボールを受ける前に首を振って周囲の状況を把握する習慣だ。

第二はコミュニケーション能力で、声を出してチームメイトにポジションを指示できる積極性が評価される。第三は切り替え速度で、ボールを失った直後にプレスをかける反応の速さだ。川崎は三笘薫、田中碧など多くのA代表選手を輩出しており、育成年代での判断力重視が後のキャリアに直結している。

川崎フロンターレのU-10セレクションでは、50メートル走のタイムや最大酸素摂取量といった体力データは参考値に留まる。育成ダイレクターの佐原秀樹は「ボールを持っていない時の判断力と視野の広さを最優先で見る」と語る。具体的な評価項目は、味方の動き出しに合わせたパスの優先順位判断、守備時のポジショニング修正速度、ミス直後のリカバリー行動の3つだ。1次選考の合格率は約12%で、通過者は3か月間の練習参加を経て最終選考に進む。最終選考では紅白戦を3試合行い、試合中のコーチングスタッフとのコミュニケーション能力も加味して判定する。

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