F1 初心者向け 難易度 ★★☆☆☆

アルピーヌ ドライバー解説【2026年シーズン】

投稿日:2026年02月17日 約9分で読める 初心者向け

「最も激動の真っ只中にあるチーム」── ガスリー × コラピント の使命

2026年のアルピーヌは F1 グリッドで 「最も激動の真っ只中にあるチーム」。ドライバーは ピエール・ガスリーと、シーズン途中の電撃降板劇(ドゥーハン → コラピント)を経て正ドライバーとなった フランコ・コラピント。マシン側では Viry-Châtillon 工場のルノー・ワークス PU 開発が2025年末で終了、2026年から メルセデスのカスタマーPUへ切替という創立以来の大転換。経営面ではフラビオ・ブリアトーレが幹部アドバイザーとして実権を持ち、チーム代表も2025年5月に交代。上から下までほぼすべての要素が新しい状態で2人が戦う。

ガスリー
F1 1勝
2020 イタリア GP・赤旗劇
コラピント
電撃昇格
ドゥーハン降板で2025年中盤シート獲得
PU 切替
Renault → Mercedes
創立以来の大転換

2人のドライバー:レッドブル降格組のフランス人と電撃昇格のアルゼンチン人

🇫🇷
#10
Pierre Gasly
29歳・仏 / 加入4年目 / 2028年末まで長期契約・チームリーダー
レッドブル降格を乗り越えた30歳のフランス人エース。トロ・ロッソF1デビュー(2017)→ レッドブル昇格12戦で降格 → アルファタウリで 2020年イタリアGP奇跡の初優勝(赤旗劇)。アルピーヌでは2023年から4年目、テクニカルリーダーとしてA526の方向性決定にも深く関与。
🇦🇷
#43
Franco Colapinto
22歳・アルゼンチン / 加入2年目 / F1史上稀な「途中電撃昇格」
2024年にウィリアムズで一部レース出走後、2025年序盤はアルピーヌのリザーブ。ドゥーハンが2025年序盤6戦で得点ゼロに終わったため、エミリア・ロマーニャGPで代役登場、その後の活躍で2026年シーズン契約獲得。スピード・レース運び・バトル時の判断、いずれも好評。

2人のスタイル対比は 「経験豊富なF1勝者 vs 急成長の新星」。ガスリーは判断力で「取れるポイントを確実に取る」運用、コラピントはアグレッシブなオーバーテイクとQ3進出で番狂わせを起こす。ブリアトーレが「数字でしか語らない」と評価し、コラピントを抜擢したのは現体制の「決められるリーダーシップ」を象徴する出来事。

ガスリー深掘り:レッドブル降格12戦からの逆転劇

⚠️
2019 レッドブル降格 12戦
フェルスタッペンとペースで離されわずか12戦で降格。トロ・ロッソ(後アルファタウリ)に戻る屈辱を経験。
🏆
2020 イタリア GP 初優勝
モンツァ赤旗劇+ハミルトンのストップ&ゴー・ペナルティ → サインツを 0.4秒抑え切り。表彰台で号泣する姿は F1 史に残る感動的な瞬間。
📋
アルピーヌ 4年目テクニカルリーダー
A526 開発の方向性決定に深く関与。2028年末まで長期契約、Mercedes PU 初年度の組織立ち上げを支える。

ガスリーは 「ピンチで化ける」タイプのドライバー。アルピーヌのチームリーダーとして経営激変期を支え、Mercedes PU 移行のトランジションを成功させる役割を担う。Aのために契約延長したフランス人ドライバーが、フランス系チームを Mercedes 時代へと導く構図。

コラピント深掘り:F1史上稀な「途中電撃昇格」の22歳

⚡ 2025年 Imola GP:ドゥーハン降板の電撃劇
ジャック・ドゥーハンが 2025年序盤6戦で得点ゼロに終わった結果、エミリア・ロマーニャ GP(Imola)でコラピントが代役登場。その後の活躍で 2026年シーズン契約を獲得。F1 史上稀な「途中電撃昇格」の物語。

2024年にウィリアムズで一部レース出走を経験後、2025年序盤はアルピーヌのリザーブドライバー。スピード・レース運び・バトル時の判断、いずれも好評で、若手ながら2人目シートを長期で固められる選手と評価。30年ぶりのアルゼンチン人正F1ドライバー(マッシ以来)として、母国のモータースポーツファンの熱狂的支持を受ける。2026年は加入2年目、ガスリーとの差をどこまで縮められるかが個人テーマ。

経営激変:ブリアトーレ復帰+ Mercedes PU 移行+ TP交代

ブリアトーレ「決められる」リーダーシップ

2024年6月「特別顧問」として復帰。1990〜2000年代に ベネトン/ルノーでシューマッハ・アロンソWC獲得に貢献した F1界最強のチームマネージャー。

復帰直後にメルセデスPU契約/ヴィリー閉鎖/ドゥーハン → コラピント交代などを次々実行、「決められる」リーダーシップが復活。

Mercedes PU 移行:創立以来の大転換

Viry-Châtillon ルノー PU 開発を 2025年末で終了。2026年から Mercedes-AMG HPP のカスタマーPUを使用、F1 パドック史上稀な「ワークス → カスタマー」移行。

エンストン拠点と Mercedes 統合の初年度。想定を超える初期統合度で日本GP一時CC4位浮上の好スタート。

2026年シーズンに見るべき5つの観点

第一
ガスリーが Mercedes PU 移行初年度の組織を支えられるか
第二
コラピントが2026年初表彰台争いに加われるか
第三
2人のチーム内競争が健全に保たれるか
第四
ブリアトーレ体制が中盤UPDで結果を出せるか
第五
ガスリー2028年末契約後のドライバー市場動向

アルピーヌの2026年は 「上から下までほぼすべての要素が新しい」激動の年。ガスリーとコラピントの2人がドライバー目線で組織立ち上げを支える勝負の年。

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出典・参考情報

執筆: SportsPulse 編集部 / 最終更新: 2026-05-08

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