2024年NBAチャンピオンを獲得したボストン・セルティックスは、2025-26シーズンも強さを更新し続け、イースタン・カンファレンス首位を快走している。ジェイソン・タトゥムとジェイレン・ブラウンというリーグ屈指の2way ウィングコンビが完成形に近づき、マズーラHC4年目の3点重視オフェンスは新しいNBAの教科書になりつつある。本記事ではNBA最多優勝18回(レイカーズと並ぶ)の名門のタイトル防衛シーズンを9つの視点で振り返る。

現在地:イースト首位、55勝17敗で2位ニックスから+4ゲーム差
4月末時点で55勝17敗、イースタン・カンファレンス首位。2位ニックスを4ゲーム差で引き離している。Net Rating +9.2はリーグ1位で、オフェンスとディフェンスの両面で完成度が高い。マズーラHC4年目は、2024年王者の翌シーズンとして「弱体化を回避する」という難題を見事にクリアしている。
マズーラ流の3つの軸:タトゥム覚醒・ブラウン2way・5out スペーシング
マズーラ流の戦術的手応えは、3つの軸が完璧に噛み合っている点にある。タトゥムがMVP候補級の30得点、ブラウンが2wayで攻守両面を支え、ホリデー+プリチャード+ホーフォードのストレッチ5で5out スペーシングが完成。「リーグ最高の3点シューターたちが互いを引き立てる」構造は、NBAの戦術トレンドそのものだ。
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直近3戦の戦況:ニックス戦勝、バックス戦勝、ヒート戦敗
直近3戦は2勝1敗で、対戦相手の質を考えると好調維持の判断ができる。ニックス戦は115-108の終盤連続得点で勝利、バックス戦はブラウンがヤニス相手にDFで奮闘して112-105で勝ち切った。唯一の敗戦・ヒート戦98-101はプレーオフ予行のリベンジ機会を逃したが、5月の調整に向けては貴重なサンプルになった。
タトゥム × ブラウンという「同世代コンビ」が支配する東の理由
セルティックスの2025-26を象徴するのが、タトゥムとブラウンという「同世代コンビ」が東を支配している事実だ。タトゥムは28歳で5年連続オールスター、ブラウンは29歳で2024年ファイナルMVP。FAで離れる選択肢があった2人を5年延長で残留させた経営判断こそ、フランチャイズの本気度を示している。
マズーラHCの戦術哲学とFA市場での主軸残留戦略
マズーラHCの戦術哲学とFA市場戦略は、相互補完の関係にある。現場では3点とペース重視で勝ち切るオフェンス、フロントでは「タトゥム×ブラウン中軸を5年延長」という主軸残留路線。Luxury Taxを支払ってでも維持する判断は、王朝形成の覚悟を示すものだ。
マズーラHCの戦術哲学
3点シュートとペース重視のオフェンス。プリチャードを6番目に置き、4Q終盤の3点合戦で決め切るスタイルがリーグの新しい教科書になりつつある。
ディフェンスはスイッチ主体で長身陣の機動力を活かすシステム。ホリデー加入以降、リーグ屈指のDF修正能力を保つ。
通算18回のNBA優勝とTDガーデンの物語
セルティックスはNBAファイナル制覇18回(レイカーズと並ぶ最多タイ)、イースト制覇23回という伝統を持つ。TDガーデンは約19,000人収容で、ボストンの「マッチョな応援文化」が育む独特の雰囲気は他リーグでも有名。1957年初優勝以降、世代を超えて勝ち続けるチームのDNAは現役チームにも脈々と受け継がれている。
プレーオフに向けて注目すべき5つのポイント
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このシーズンを多面的に理解するには、ライバルチームの動向も合わせて見たい。西のレイカーズとの伝統のNBAファイナル対決、そして東の同地区76ersとのライバル関係──NBAの勢力図はこれらの軸で動く。
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出典・参考情報
- NBA.com 公式 Boston Celtics ページ
- ESPN NBA Eastern Conference standings(2026年4月時点)
- The Athletic Celtics ティアトーク(2026年4月)
- Celtics 公式 2025-26 メディアガイド
執筆: SportsPulse 編集部 / 公開: 2026-05-09
