
2025-26シーズンのゴールデンステイト・ウォリアーズは、ステフィン・カリー37歳とジミー・バトラー36歳という新ツインタワー体制で「王朝再点火」に挑む。シーズン途中のバトラー獲得でDFと終盤のクラッチが補強され、ウェスト6位でプレーオフ確定。ステーヴ・カーHC12年目は哲学を変えず、若手のクミンガとポジェムスキーがポストカリー時代の基盤を作りつつある。本記事ではNBA歴代3p記録保持者を擁する王朝クラブの現在地を9つの視点で振り返る。
現在地:ウェスト6位、42勝30敗でプレーオフ確定
4月末時点で42勝30敗、ウェスタン・カンファレンス6位。プレーオフ確定圏で、第1ラウンドの組み合わせを狙う位置にいる。Net Rating +3.1は中位だが、バトラー獲得後の20試合では+8前後で推移しており、データ上は王朝期に近い水準まで戻りつつある。ステーヴ・カーHC12年目は4度のNBAタイトルという実績を持ち、再点火の主導者として疑いの余地はない。
カー流の3つの軸:カリー&バトラー・ドレイモンドDF・モーション継続
カー流の戦術的手応えは、3つの軸が再び噛み合った点にある。カリーとバトラーの新ツインタワー、ドレイモンドのDFリーダーシップ、ポジショレス・モーションの継続。「シリコンバレー流のデータ駆動戦術」と「人間関係のチームケミストリー」が同居する独特のチーム作りは、王朝期から変わっていない。
比較のポイントを押さえる
記事で整理したポイントを踏まえて、比べやすい候補の一つを確認できます。
直近3戦の戦況:サンダー戦勝、レイカーズ戦勝、ナゲッツ戦敗
直近3戦は2勝1敗の好調を維持。サンダー戦は127-119でカリー4Q連続8得点が炸裂、レイカーズ戦は110-104でバトラーがクラッチ12点。ナゲッツ戦108-115の敗戦はヨキッチに3D化されたが、プレーオフ前の最終調整として貴重なサンプル戦となった。
カリー × バトラーという「ベテラン2軸」が再点火する王朝の意味
ウォリアーズの2025-26を象徴するのが、カリー37歳とバトラー36歳という「ベテラン2軸」が再点火する構図だ。カリーは加入17年目でNBA歴代3p記録保持者、バトラーはヒート時代に5度のファイナル進出経験を持つ。「タフショットとオフェンスエンジンを兼任できる36-37歳コンビ」という極めて稀な組み合わせが、王朝再構築の現実味を高めている。
カー哲学の継続とLacob体制の決断
カーHCの戦術哲学とLacobオーナー体制は、長期と短期の両軸で機能している。現場ではポジショレス・モーション継続という哲学の不変性、フロントでは「カリー在籍中に1つでも多くのタイトル」を最優先とする判断。ドラフトピック使い切りでバトラー獲得した経営判断は、王朝再点火への覚悟を示すものだ。
カー流の高速モーション継続
5人全員がスクリーンとパスを共有する動的なオフェンス。13年目になっても哲学はぶれず、選手が変わっても再現性が保たれている。
バトラー獲得で守備とハーフコート攻撃の両面が補強され、終盤の集中力勝負で勝てるチームに戻った。
通算7回のNBA優勝とチェイス・センターの物語
ウォリアーズはNBAファイナル制覇7回、特に2015年以降の4度の優勝で「現代の王朝」を形成した名門だ。チェイス・センターは約18,000人収容、サンフランシスコ・ベイエリアの先進的なテック文化と密接に結びついたホームコート。シリコンバレー流のデータ・分析とプレースタイルの融合は、現代NBAの戦術トレンドを牽引してきた。
プレーオフに向けて注目すべき5つのポイント
あわせて読みたい
このシーズンを多面的に理解するには、ライバルチームの動向も合わせて見たい。南のレイカーズとのウェスト対決、北のサクラメントとの近接ライバル──ウェスタン・カンファレンスの勢力図はこれらの軸で動く。
ウォリアーズを応援するNBAギア
チェイス・センターの熱狂をあなたの日常に。再点火するウォリアーズを応援するNBAアイテムを編集部がピックアップした。

Warriors カリー #30 公式スウィングマンジャージ

Betaball: How Silicon Valley and Science Built the Warriors Dynasty(書籍)
出典・参考情報
- NBA.com 公式 Golden State Warriors ページ
- ESPN NBA Western Conference standings(2026年4月時点)
- The Athletic Warriors ティアトーク(2026年4月)
- Warriors 公式 2025-26 メディアガイド
執筆: SportsPulse 編集部 / 公開: 2026-05-09
