クラブ史最大欧州実績
2008-09(Hodgson 体制)
席Craven Cottage
Thames 河畔・1896 開場
ロンドン最古のクラブ
vs Atlético 1-2
NFL オーナー兼任
クラブ史と “Cottagers” — 1879 創設からの 146 年
フラム・フットボール・クラブは 1879 年、ロンドン西部 Fulham 地区のセント・アンドリュース教会の青年信徒たちによって創設された。ロンドン市内で最も古いプロサッカークラブとして、146 年の歴史を持つ。本拠地 Craven Cottage は 1896 年開場、Thames 川河畔に位置する収容能力 25,700 席の伝統的スタジアム。クラブ名はチェルシーと並ぶ 「West London Derby」の重要なライバル関係を持つ。
クラブカラーは 白とブラック、ニックネーム「Cottagers(コテージャーズ、田舎家の人々)」または「The Whites」と呼ばれる。1928 年に当時のジョージ 5 世国王が観戦した歴史的な瞬間以来、Craven Cottage は英国王室との結びつきを持つ「貴族的」なスタジアムとしての評価を確立した。
Mohamed Al-Fayed 16 年所有期 1997-2013
1997 年 5 月、Harrods 百貨店オーナーのエジプト系英国実業家 Mohamed Al-Fayed が Fulham を 6,250 万ポンドで買収した。Al-Fayed 体制下、クラブは 1997 年 Division 3 → 2001 年 PL 昇格という驚異的な躍進を実現。Jean Tigana(フランス)監督の戦術と Louis Saha、Steed Malbranque、Edwin van der Sar(GK)などの世界級選手獲得で、2001 年に クラブ史上初の First Division 制覇 + PL 昇格を達成した。
Al-Fayed の最大の遺産は 2009-10 UEFA Europa League 決勝進出。Roy Hodgson 監督(2007-2010)下の Fulham は、ノックアウトで Shakhtar Donetsk、Juventus(4-1 の劇的勝利)、Wolfsburg、Hamburger SVを撃破して決勝進出。2010 年 5 月 12 日、ハンブルクの HSH Nordbank Arena で対 Atlético Madrid 戦に 1-2 で敗北するも、クラブ史上最大の欧州実績として永遠に記憶されている。
Al-Fayed 体制のもうひとつの逸話は、2011 年に Craven Cottage の前に Michael Jackson の銅像を設置したこと。Al-Fayed は自身の息子と Michael Jackson が親しかったことから建立を決断、賛否両論を呼んだが、サポーターの一部からは愛されたユニークな存在だった。2013 年に Shahid Khan 買収時に撤去されている。
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2009-10 UEFA Europa League 決勝進出
| ラウンド | 対戦 | 結果 |
|---|---|---|
| ラウンド 32 | vs Shakhtar Donetsk(ウクライナ) | 合計 3-2 |
| ラウンド 16 | vs Juventus(イタリア) | 合計 5-4(2 戦目で 4-1 逆転勝利の伝説) |
| 準々決勝 | vs Wolfsburg(ドイツ) | 合計 3-1 |
| 準決勝 | vs Hamburger SV(ドイツ) | 合計 2-1 |
| 決勝 | vs Atlético Madrid(スペイン) | 1-2(延長負け)/ ハンブルク |
中心選手は Bobby Zamora(CF)、Damien Duff(W)、Brede Hangeland(CB)、Mark Schwarzer(GK)、Danny Murphy(C)、Simon Davies、Zoltán Gera。決勝で対戦した Atlético Madrid は Diego Forlán、Sergio Agüero、Diego Godín らを擁し、Forlán の延長弾で勝負を決めた。Fulham は欧州大会の常連ではないため、この決勝進出はクラブ史上最大の偉業として永遠に記憶される。
Shahid Khan 13 年体制 2013-
2013 年 7 月、パキスタン系米国人実業家 Shahid Khan(フラックス・テック創業者、NFL Jacksonville Jaguars オーナー)が Fulham を Al-Fayed から 1.5-2 億ポンドで買収した。米国でのスポーツビジネス経験を活かし、Craven Cottage の改修、グローバルブランド戦略、若手育成への投資を進めている。
Khan 体制下では 2014 PL 降格→ 2018 PL 復帰→ 2019 即降格→ 2020 PL 復帰→ 2021 即降格→ 2022 PL 復帰→ 4 年連続 PL 在籍という、いわゆる “ヨーヨー・クラブ” 期を経て、Marco Silva(ポルトガル、2021/7 就任)の体制で安定期を実現した。Silva 体制は 2022-23 PL 10 位、2023-24 13 位、2024-25 10 位、2025-26 11 位と継続的に中位安定を維持している。
2025-26 主力ロスター(10名)
2025-26 Fulham を語るうえでの5つのチェックポイント
- Silva 体制 4 年目の継続性 — PL 中位安定の現代版 Fulham。
- Shahid Khan 13 年所有期 — NFL 経験を活かしたグローバル展開。
- Craven Cottage 改修進捗 — Riverside Stand 拡張で観戦体験向上。
- Jiménez × Pereira × Robinson の核 — PL 中位を支える経験軸。
- 2009-10 EL 決勝の伝統継承 — 欧州大会復帰への挑戦。
Fulham を深く楽しむためのおすすめアイテム
執筆: SportsPulse 編集部 / 更新: 2026-05-13
