FW48:ウィリアムズ 2026 マシン技術解説
FW48 は プロダクションディレイから始まったヴァウルズ4年目の試金石。Mercedes PU 継続使用+シャシー側のみ完全新設計だが、2026年1月末バルセロナ・シェイクダウン欠席で出遅れ。マイアミGP のサインツ9位+アルボン10位ダブル入賞でようやく初得点。F1 史上唯一のスプリットサスペンション採用と Atlassian 提携によるソフトウェアスタック刷新で組織再生を目指す。
PU
Mercedes
AMG HPP・継続
シャシー
FW48
完全新設計・延期スタート
通算 CC
9回
1980〜1997 黄金期 / 29年空白
FW48 設計の3つの核:ヴァウルズ流組織再生の集大成
①
スプリットサスペンション
F1 史上唯一の独自設計。フロント/リアそれぞれ独立した荷重制御で、新規定の小型化に対応した最適な機械グリップを目指す野心的アプローチ。
②
Mercedes PU 継続
AMG HPP 製パワーユニットの継続使用を前提に、シャシー側のみ完全新設計。PU 統合のリファレンス利用が可能で、開発リソースをシャシーに集中。
③
Atlassian 提携・組織近代化
Jira / Confluence / Trello の SaaS 企業との タイトルパートナーシップ。ソフトウェアスタック刷新で組織のIT基盤を 30 年遅れから現代水準へ。
2026 新レギュレーション応答:FW48 の設計選択
車幅
−100mm
2,000→1,900mm
ホイールベース
−200mm
3,600→3,400mm
最低重量
−30kg
798→768kg
電動比率
50%
MGU-H 廃止
アクティブエアロ
導入
DRS廃止
燃料
100%
e-fuel 持続可能
プロダクションディレイは 「単一部品の遅延ではなく、多数の新規開発要素が並列で進んだことによる統合段階のボトルネック」が原因。アクティブエアロ+マニュアル・オーバーライドにも対応するため、ステアリング、車載エレクトロニクス、ソフトウェアスタックも書き直しという開発負荷の高さが背景にあった。
FW48 観戦の5つのポイント
第一
FW48 中盤UPDで CC 中位圏(5〜7位)まで上がれるか
第二
サインツが2026年初表彰台を獲得できるか
第三
アルボンの安定したポイント獲得が継続できるか
第四
Atlassian 提携によるツール刷新が現場の意思決定速度を変えるか
第五
スプリットサスペンションの独自設計が結果に表れるか
出典・参考情報
執筆: SportsPulse 編集部 / 最終更新: 2026-05-08
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F1深掘りデータ
- ピットストップは各チーム3〜4秒以内で完了し、20人以上のクルーが一斉にタイヤ交換を行います。
- タイヤはピレリが独占供給し、ソフト・ミディアム・ハード・インターミディエイト・ウェットの5種類があります。
- 2022年のグラウンドエフェクト規定により、ベンチュリトンネルを利用したダウンフォース生成が主流となりました。
- DRS(ドラッグ削減システム)は前車との差が1秒以内の場合に使用可能で、オーバーテイクを促進する仕組みです。
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