28 失点・13 クリーンシート
(2022-23 降格→2026 昇格)
(2001年開場・ドイツ有数の大型競技場)
ゲルゼンキルヒェンの炭鉱労働者から
CL 準決勝進出(vs Man Utd)
Muslić 監督体制で 3 年ぶり返り咲き
クラブ史 — 炭鉱の街から生まれた王室の青
FC シャルケ 04 は 1904 年、ルール工業地帯の中心都市ゲルゼンキルヒェンで創設された。石炭採掘で栄えた炭鉱の街のクラブとして生まれ、ロイヤルブルー(Königsblau)と白のユニフォームに身を包んだ「Die Knappen(炭鉱夫たち)」の愛称はその原点を今も示している。戦前から戦後にかけてドイツ・フットボールの王者として君臨し、ドイツ選手権 7 回(1934・1935・1937・1939・1940・1942・1958 年)という輝かしい実績を誇る。
近代においては 1997 年の UEFA カップ制覇が特筆される。Inter Milan との決勝でシャルケは 2 戦合計 1-1 の後、PK 戦で勝利し欧州タイトルを手にした。また 2011 年 UEFA Champions League 準決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを相手に奮闘し、欧州フットボールで再び存在感を示した。DFB ポカール(ドイツカップ)も 5 回制覇(1937・1972・2001・2002・2011 年)するなど、国内外でのタイトル実績は申し分ない。
しかし近年は財政難と成績不振の連鎖に陥り、2020-21 シーズンに史上最悪級の降格(シーズンを通じてリーグ最多の 86 失点・勝点 16 で最下位)を経験。翌 2021-22 年に 2. Bundesliga を制覇して即時復帰するも、2022-23 シーズンにまた Bundesliga を降格。地元ゲルゼンキルヒェンのサポーターは忍耐を試され続けてきた。
Veltins-Arena — ドイツが誇る 6 万人の聖地
Veltins-Arena(Arena AufSchalke)は 2001 年 8 月開場、総工費 1 億 8600 万ユーロをかけて建設されたドイツ屈指の近代スタジアムだ。収容人数は 62,271 人(リーグ戦・立見含む)で、Bundesliga では Bayern の Allianz Arena、Dortmund の Signal Iduna Park に次ぐ規模。2004 年には UEFA Champions League 決勝、2006 年 FIFA ワールドカップでは準々決勝を含む 5 試合を開催した歴史的な会場でもある。同スタジアムでは 2025-26 シーズン、シャルケはホームで 1 敗のみという鉄壁の戦績を記録した。
Miron Muslić 監督と 2025-26 2. Bundesliga 制覇
Miron Muslić(オーストリア・ボスニア系、43 歳)は 2025 年夏にシャルケの監督に就任。イングランド Championship の Plymouth Argyle で手腕を認められた指揮官が、実力以上のスター選手を抱えながらも結果を出せなかったシャルケの再建を任された。Muslić は就任後の 32 試合で 20 勝を挙げ、平均 2.09 ポイントという非凡な成績を残した。契約は昇格を受け 2028 年まで延長されている。
シーズン最大の特徴は 守備の強固さ。GK Loris Karius が 2. Bundesliga 最多となる 13 クリーンシートを記録し、シーズン総失点は わずか 28。第 32 節の Fortuna Düsseldorf 戦(1-0・Karaman 15 分)で昇格と優勝を同時に確定させ、Veltins-Arena は歓喜に包まれた。
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2025-26 シーズン 注目選手
🔵 2026-27 Bundesliga 注目ポイント 5 選
- 3 度目の正直 — 今度こそ定着なるか:2021-22・2025-26 と 2 度の昇格を経験しながらいずれも 1〜2 シーズンで降格。守備組織を軸とした Muslić 体制が PL よりも堅い Bundesliga に通用するか。
- Loris Karius の Bundesliga 復活:2018 年 CL 決勝の悪夢から始まった長い試練を乗り越え、ドイツ最高峰のリーグに帰ってくる。完全復活の象徴として注目度は高い。
- Veltins-Arena が Bundesliga を迎える:62,271 人収容の巨大スタジアムが 3 年ぶりにブンデスリーガの舞台に。ルール地方のサポーターが大挙する「満員の Veltins-Arena」は Bundesliga 屈指の雰囲気を生む。
- ジェコ・カラマンの Bundesliga 対応力:2. Bundesliga で結果を残した前線が、Bundesliga の守備陣に通用するか。特にジェコのベテラン経験値が価値を発揮できるかに注目。
- 財政再建とクラブの長期ビジョン:過去の財政危機から抜け出せているかが定着の前提。Muslić 体制継続と優秀選手の引き留めが今夏の焦点。
記載の成績はすべて 2025-26 シーズン確定値(2026 年 5 月時点)。選手情報は同時点のもので移籍等により変動する場合があります。
執筆: SportsPulse 編集部 | 更新: 2026-05-25
