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【2026-27保存版】リーグ・アン完全ガイド ―現在8/21開幕、全18クラブ・PSG連覇・視聴の入口DB

投稿日:2026年08月19日 約36分で読める 初心者向け
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  • 執筆 SportsPulse編集部|最終更新 2026年8月1
執筆 SportsPulse編集部|最終更新 2026年8月19日|編集部レビュー済み編集方針 ›
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著者: SportsPulse 編集部 / 更新日: 2026年8月18日 / 編集部レビュー済み

欧州5大リーグの新シーズンが、いよいよ出そろいます。フランス1部「リーグ・アン(Ligue 1 McDonald’s)」の2026-27シーズンは、2026年8月21日(金)に開幕し、2027年5月29日(土)に閉幕します。18クラブ・全34節。前人未到の6連覇に挑むパリ・サンジェルマン(PSG)、そのPSGを最後まで追い詰めたRCランス、16年ぶりに1部へ戻ってきたル・マンFC——見どころは例年以上に多い一方で、「結局いつ、どのクラブを、日本のどこで観ればいいのか」がわかりにくいのもまた事実です。

この記事は、その「入口」だけをまとめた保存版データベースです。会期と第1節の全日程(日本時間換算つき)、全18クラブの一覧、前季順位、日本人選手の所属状況、そして日本での視聴ルート。一次情報(リーグ公式・クラブ公式)と報道を明確に書き分け、確認できなかったことは「確認できなかった」と正直に書いています。ブックマークして、シーズン中に何度でも戻ってきてください。

結論:この記事で押さえる6つのこと

  1. 会期は2026年8月21日(金)〜2027年5月29日(土)。18クラブ・34節・全306試合(リーグ・アン公式発表/総試合数は編集部集計)。
  2. 「リーグ・アンが5大リーグで最後の開幕」は誤り。最後はブンデスリーガ(8月28日)。リーグ・アンはラ・リーガ(8月15日)に次いで2番目に早い開幕です。
  3. 第1節の目玉はPSG×スタッド・レンヌ(パルク・デ・プランス)。ただし日付の表記が公式サイト間で割れており(8月22日/8月23日)、視聴前の公式確認を強く推奨します。日本時間ではいずれにせよ深夜〜早朝です。
  4. 昇格はESTACトロワとル・マンFC、降格はメスとナント。18クラブ中16クラブが前季からの継続で、顔ぶれの継続率は88.9%(編集部集計)。
  5. 日本人選手は「ル・アーヴルに集中」。南野拓実(ASモナコ)に加え、瀬古歩夢・中村草太・水多海斗の3人がル・アーヴルACに在籍しているとされます。中村敬斗はリーグ・アンではなく2部スタッド・ランス所属です(2026年8月18日時点)。
  6. 日本での配信はDAZNが独占。DAZN公式が2028/29シーズンまでの独占配信権を発表済み。ただし2026-27シーズン専用の告知と料金の現在値は一次情報で確認できなかったため、契約前に公式サイトで必ず確認してください。

会期と全体像:8月21日(金)開幕、34節、5月29日(土)閉幕

まず、シーズンの「骨格」から押さえます。リーグ・アンは1932年創設のフランス1部リーグで、正式名称はスポンサー名を冠した「Ligue 1 McDonald’s」。2026-27シーズンは通算89回目のシーズンにあたります。クラブ数は18、各クラブがホーム&アウェーで対戦する34節制です。

会期については、リーグ運営主体であるLFP(フランス・プロサッカーリーグ機構)系のリーグ公式サイトが、2026年6月10日にカレンダーを公表しています。

The 2026/2027 Ligue 1 McDonald’s season will kick off on Friday, August 21, 2026, and conclude on Saturday, May 29, 2027, with the simultaneous matches (Multiplex) of the 34th and final matchday.

(和訳:2026/2027シーズンのLigue 1 McDonald’sは2026年8月21日金曜に開幕し、2027年5月29日土曜に、第34節=最終節の全試合同時キックオフ(マルチプレックス)をもって閉幕する。)

出典(一次情報/リーグ公式・2026年6月10日): The 2026/27 Ligue 1 McDonald’s calendar is released(ligue1.com)

ここで注目したいのが「最終2節が同時キックオフ」という運用です。リーグ公式は、最終節だけでなく第33節(2027年5月22日・土)と第34節(5月29日・土)の2節を、いずれも土曜のマルチプレックス方式で実施すると明記しています。優勝争い・欧州カップ戦争い・残留争いが同時進行で決着するため、シーズン終盤の2週は「土曜の夜(日本時間では日曜未明)に全試合が一斉に動く」という、かなり特殊な観戦体験になります。カレンダーに印をつけておく価値のある2日です。

もうひとつ、日本のファンが見落としがちなのがウインターブレイク(冬季中断)です。同じくリーグ公式が次のように説明しています。

Matchday 14 of Ligue 1 McDonald’s, scheduled for the weekend of December 12, 2026, will mark the start of the winter break, with the season resuming on the weekend of January 2, 2027.

(和訳:2026年12月12日の週末に予定される第14節をもってウインターブレイクに入り、2027年1月2日の週末にシーズンが再開する。)

出典(一次情報/リーグ公式・2026年6月10日): The 2026/27 Ligue 1 McDonald’s calendar is released(ligue1.com)

つまり、12月中旬から年末までは公式戦が止まり、年明け1月2日の週末から一気に再開します。日本の年末年始とちょうど重なる時期なので、「正月休みに一気に追いつく」という観方が現実的です。なお冬季はフランスが冬時間(CET=UTC+1)に切り替わるため、日本との時差は夏の7時間から8時間に広がります。同じ「現地20:45キックオフ」でも、8月は日本時間03:45、1月は日本時間04:45になる、という点は毎年混乱のもとです。

第1節(2026年8月21日〜23日)全9試合と日本時間

開幕節のカード自体はリーグ公式が公表しています。キックオフ時刻を含む詳細プログラムは、その後LFPが確定させたものが各媒体で報じられました。以下は、リーグ公式のカード一覧に、報道ベースの時刻情報を突き合わせ、日本時間を編集部が換算して整理した表です。

現地日付 現地キックオフ(CEST) カード(ホーム - アウェー) 日本時間(編集部換算・+7時間)
8月21日(金) 20:45 オリンピック・マルセイユ - RCストラスブール・アルザス 8月22日(土)03:45
8月22日(土) 17:15 RCランス - AJオセール 8月23日(日)00:15
8月22日(土) 20:45 OGCニース - FCロリアン 8月23日(日)03:45
8月22日(土) 20:45 ル・マンFC - スタッド・ブレスト29 8月23日(日)03:45
8月22日(土) 20:45 トゥールーズFC - オリンピック・リヨン 8月23日(日)03:45
8月22日(土) 20:45 ESTACトロワ - パリFC 8月23日(日)03:45
8月23日(日) 15:00 アンジェSCO - LOSCリール 8月23日(日)22:00
8月23日(日) 17:15 ル・アーヴルAC - ASモナコ 8月24日(月)00:15
8月23日(日) 20:45 パリ・サンジェルマン - スタッド・レンヌFC 8月24日(月)03:45

カード一覧はリーグ・アン公式(2026年6月10日)。キックオフ時刻はLFP発表を伝えた報道(ParisFans、2026年7月8日)。日本時間はフランス夏時間CEST=UTC+2、日本=UTC+9として編集部が+7時間で換算したもので、公式発表値ではありません。

表を眺めると、日本のファンにとっての「現実的な入口」が見えてきます。日曜15:00キックオフのアンジェSCO×LOSCリールは、日本時間で日曜22:00。ここだけがゴールデンタイムです。次いで日曜17:15のル・アーヴル×モナコが日本時間の月曜0時15分。残りはすべて深夜3時台〜、つまり「リアルタイム視聴はハードルが高い」時間帯になります。リーグ・アンを継続的に追うなら、見逃し配信の使い方を最初に決めておくのが現実的です。

また、日曜17:15のル・アーヴル×モナコは、日本人選手が最も多く関わる可能性のあるカードでもあります(後述の日本人選手セクション参照)。開幕節でいきなり「日本人が複数所属するクラブ」対「日本代表MFが所属するクラブ」がぶつかる巡り合わせです。

PSG×レンヌの日付が媒体で割れている件

ここは正直に書きます。開幕節の目玉であるPSG×スタッド・レンヌについて、公式情報どうしで日付表記が食い違っています。PSGのクラブ公式は、カレンダー発表当日(2026年6月10日)にこう記載しました。

On Wednesday 10 June 2026, the LFP released the full fixture list for the 2026–2027 Ligue 1 season. Paris Saint-Germain will kick off their season against Stade Rennais at the Parc des Princes on 22 August 2026, and will finish the season at home to Toulouse FC on 29 May 2027.

(和訳:2026年6月10日水曜、LFPが2026-2027シーズンのリーグ・アン全日程を発表した。パリ・サンジェルマンは2026年8月22日、パルク・デ・プランスでスタッド・レンヌを迎えて開幕を迎え、2027年5月29日にホームでトゥールーズFCと対戦してシーズンを終える。)

出典(一次情報/クラブ公式・2026年6月10日): 2026–27 Ligue 1 fixtures announced(psg.fr)

一方、その約1か月後にLFPが確定させた第1節の詳細プログラムを伝えた報道では、PSG×レンヌは日曜8月23日20:45(現地)で、第1節の最後を締める試合とされています。欧州リーグでは「まず週末単位で日程を発表し、後から放映枠に合わせて曜日・時刻を確定させる」のが通常運用なので、6月時点の「8月22日」は週末表記、7月時点の「8月23日」が確定プログラム、と読むのが自然です。実際、リーグ公式のカレンダー記事も注目カードを「weekend of August 22, 2026(8月22日の週末)」と週末単位で書いています。

とはいえ、2026年8月18日時点で、PSG公式サイトの記載が更新されているかまでは確認できませんでした。視聴予定を立てる際は、直前にリーグ公式の日程ページとクラブ公式を必ず確認してください。日本時間では、8月23日20:45(CEST)=8月24日(月)03:45にあたります。月曜早朝です。

なお、リーグ戦開幕に先立つ2026年8月16日には、スーパーカップにあたるトロフェ・デ・シャンピオン(PSG対RCランス)が行われ、ランスが勝利したと報じられています(ParisFans、2026年8月17日/報道)。公式戦の勝敗としてリーグ戦順位に影響するものではありませんが、「PSG連覇は既定路線」と考えている人にとっては、開幕前から少し空気が変わる出来事でした。

全18クラブ完全DB(2026-27シーズン)

ここからが本記事の核です。2026-27シーズンにリーグ・アンを戦う18クラブを、2025-26シーズンの最終順位順に並べました。昇格2クラブは末尾にまとめています。前季の勝点も併記したので、「どのクラブがどのくらいの位置にいたのか」を体感的につかめるはずです。

# クラブ名(日本語表記) クラブ名(原語表記) 本拠地 2025-26の位置づけ 前季勝点
1 パリ・サンジェルマン Paris Saint-Germain パリ 1位(優勝・5連覇) 76
2 RCランス RC Lens ランス 2位 70
3 LOSCリール LOSC Lille リール 3位 61
4 オリンピック・リヨン Olympique Lyonnais リヨン 4位 60
5 オリンピック・マルセイユ Olympique de Marseille マルセイユ 5位 59
6 スタッド・レンヌFC Stade Rennais FC レンヌ 6位 59
7 ASモナコ AS Monaco モナコ公国 7位 54
8 RCストラスブール・アルザス RC Strasbourg Alsace ストラスブール 8位 53
9 トゥールーズFC Toulouse FC トゥールーズ 9位 45
10 FCロリアン FC Lorient ロリアン 10位 45
11 パリFC Paris FC パリ 11位 44
12 スタッド・ブレスト29 Stade Brestois 29 ブレスト 12位 39
13 アンジェSCO Angers SCO アンジェ 13位 36
14 ル・アーヴルAC Havre AC ル・アーヴル 14位 35
15 AJオセール AJ Auxerre オセール 15位 34
16 OGCニース OGC Nice ニース 16位(残留プレーオフに勝ち残留) 32
17 ESTACトロワ ESTAC Troyes トロワ Ligue 2 1位から昇格(3年ぶり) —(2部)
18 ル・マンFC Le Mans FC ル・マン Ligue 2 2位から昇格(16年ぶり) —(2部)

クラブ一覧はリーグ・アン公式サイト掲載の2026-27所属クラブ(ligue1.com)に基づく。2025-26の最終順位・勝点は集計サイトBeSoccerの最終節(第34節)時点の順位表による(報道/データ集計)。昇格・降格クラブの記述は英語版ウィキペディアの2026-27 Ligue 1項目(LFP系一次情報を出典としている)を参照。スタジアム名・収容人数は一次情報で網羅確認できなかったため本表では省略した。

この表から読み取れることを、いくつか整理しておきます。

まず、上位の「密度」です。2位ランス(70)と3位リール(61)の差は9点。一方で3位から8位ストラスブール(53)までは8点差しかありません。つまり2025-26は、「PSGとランスが抜けて、その下に6クラブがひしめく」構造でした。欧州カップ戦の出場権がこの密集地帯で決まるため、シーズン後半の1試合の重みが極端に大きくなります。2026-27も同様の展開になれば、中位〜上位の直接対決が実質的な決勝戦になります。

次に、中位以下の圧縮です。9位トゥールーズ(45)から16位ニース(32)まではわずか13点差。ここに8クラブが入っています。1試合の勝敗(勝点3)が順位を3〜4つ動かすレンジで、しかも16位は残留プレーオフに回ります。2025-26はニースが16位で残留プレーオフに回り、2部のサンテティエンヌを相手に2試合合計4-1で退けて残留しました。「16位=即降格ではないが、シーズン終了後にもう2試合戦わされる」——このルールを知っているかどうかで、終盤の順位表の読み方がまったく変わります。

そして昇格2クラブ。ESTACトロワはLigue 2を1位で通過し3年ぶりの1部復帰。ル・マンFCは2位で、実に16年ぶりの1部復帰です。ル・マンは日本のファンにとっても、かつて日本人選手が在籍した時期の記憶が残るクラブでしょう。開幕節でいきなりホームにスタッド・ブレスト29を迎えます。

地理的な特徴も押さえておくと観戦が面白くなります。パリを本拠地とするクラブが2つ(PSGとパリFC)あり、両者の「パリ・ダービー」は第14節(2026年12月12日の週末、PSGホーム)に組まれています。またASモナコは、フランスではなくモナコ公国を本拠地とする唯一のクラブです。ブルターニュ地方にはレンヌ・ブレスト・ロリアンの3クラブが集中しており、地域ダービーの文化が濃いのもリーグ・アンの特色です。

2025-26順位に基づく欧州カップ戦の枠

2025-26の最終順位に基づくと、欧州カップ戦の割り当てはおおむね次の通りです(リーグ規定ベース/最終的な出場可否はUEFAの決定によります)。1〜3位のPSG・ランス・リールがチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ、4位リヨンがCL予選、5位マルセイユと6位レンヌがヨーロッパリーグ(EL)、7位モナコがカンファレンスリーグ(ECL)。本来カップ戦優勝クラブに与えられるEL出場枠は、2025-26クープ・ドゥ・フランスを制したランスがリーグ順位でCL出場権を得たため、6位・7位へと順送りになりました。この「順送り」の仕組みは毎年どこかで発生するので、順位表だけを見て出場枠を判断すると誤ります。

監督の入れ替わりが例年以上に多い

2026-27に向けたオフは、指揮官の交代が集中しました。クラブ公式が発表しているものだけでも、LOSCリールがブルーノ・ジェネシオ氏との関係終了を発表し(2026年5月25日)、6月1日にダビデ・アンチェロッティ氏の就任を発表。AJオセールはウィル・スティル氏の就任を発表(2026年6月12日)。RCランスはピエール・サージュ氏の退任後、ドイツ人のディノ・トップメラー氏を招聘。OGCニースはクロード・ピュエル氏の退任とオリヴィエ・パンタロニ氏の就任を、FCロリアンはそのパンタロニ氏の後任としてアレクサンドル・デュジュー氏を発表しています。

また、スタッド・ブレスト29では2026年6月にエリック・ロワ監督が死去したことが報じられ、クラブは6月27日にジュリアン・ラシュエ氏の就任を発表しました。ASモナコはセバスティアン・ポコニョーリ氏との契約終了をクラブ公式で発表しており(2026年6月1日)、後任の新監督が就任したと報じられています(報道)。オリンピック・マルセイユも6月30日に公式声明を出しています。18クラブ中およそ半数でベンチの顔ぶれが変わるという状況は、順位予想の難易度を大きく引き上げます。特定クラブの優劣を断じるのが難しいシーズンだと言えます。

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記事で整理したポイントを踏まえて、比べやすい候補の一つを確認できます。

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編集部集計:数字で見るリーグ・アン2026-27

ここでは、公開情報に四則演算を施しただけの数字を並べます。いずれも独自取材ではなく、公表値からの計算です。前提と算出根拠を必ず併記します。

  • 総試合数=306試合。算出根拠:18クラブ×34節÷2=306。または「1節9試合×34節=306試合」。前提:18クラブによる2回総当たり(ホーム&アウェー)で、各クラブ34試合。
  • 会期=282日間。算出根拠:2026年8月21日から2027年5月29日まで(両端を含む)。8月(11日)+9月30+10月31+11月30+12月31=133日、2027年1月31+2月28+3月31+4月30+5月29=149日、合計282日。
  • 会期日数あたりの試合密度=1日あたり約1.09試合。算出根拠:306試合÷282日=1.085…。前提:ウインターブレイクや代表ウィークによる空白期間を平準化した粗い指標であり、実際は週末に9試合が集中します。
  • 昇格組の割合=11.1%。算出根拠:2クラブ÷18クラブ=0.111…。前季からの顔ぶれ継続率=88.9%(16÷18)。20クラブ制のリーグ(3クラブ入れ替え)の継続率85.0%より高く、リーグ・アンは相対的に「面子が変わりにくい」構造です。
  • 20クラブ制リーグとの試合数差=74試合(19.5%減)。算出根拠:20クラブ×38節÷2=380試合。380−306=74試合。74÷380=0.1947…。前提:プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAはいずれも20クラブ・38節。
  • 日本との時差=夏時間で+7時間、冬時間で+8時間。算出根拠:フランス夏時間CEST=UTC+2、冬時間CET=UTC+1、日本=UTC+9。9−2=7、9−1=8。前提:夏時間の切替日は年によって変わるため、10月末〜3月末の試合は+8時間で計算してください。

この中で実用性が高いのは、最後の「時差」です。リーグ・アンの標準的なメインキックオフは現地20:45。夏は日本時間03:45、冬は04:45。これを覚えておけば、日程表を見るたびに換算する手間がなくなります。日曜15:00キックオフの試合だけが日本時間22:00で、唯一「起きて観られる枠」です。

5大リーグ2026-27 開幕日の対比:リーグ・アンは「最後」ではない

企画段階では「5大リーグ最後の開幕」として扱う想定でしたが、裏取りの結果、これは誤りでした。各リーグの2026-27シーズン開幕日を並べると次のようになります。

リーグ 2026-27 開幕日 閉幕日 クラブ数 節数 総試合数(編集部集計)
ラ・リーガ スペイン 2026年8月15日(土) —(本記事では未確認) 20 38 380
リーグ・アン フランス 2026年8月21日(金) 2027年5月29日(土) 18 34 306
プレミアリーグ イングランド 2026年8月22日(土) 2027年5月30日(日) 20 38 380
セリエA イタリア 2026年8月23日(日) 2027年5月30日(日) 20 38 380
ブンデスリーガ ドイツ 2026年8月28日(金) 2027年5月22日(土) 18 34 306

リーグ・アンの日付はリーグ公式発表。プレミアリーグ・セリエA・ブンデスリーガの日付は各リーグ公式発表を出典とする英語版ウィキペディアの当該シーズン項目による(プレミアリーグはpremierleague.com 2025年11月21日付、セリエAはガゼッタ・デロ・スポルト報道、ブンデスリーガはDFL/DFB発表の枠組みカレンダー)。ラ・リーガの開幕日は報道ベース。総試合数は「クラブ数×節数÷2」で編集部が計算したもの。

この表が示すのは、2026-27の欧州5大リーグは「8月15日から8月28日までの13日間」に順次開幕するということです。北中米ワールドカップが2026年夏に開催された影響で、プレミアリーグは開幕節と最終節をそれぞれ1週間後ろ倒しにしたと公式に説明しています。リーグ・アンの8月21日開幕は、ラ・リーガに次いで2番目に早い。「5大リーグの最後」はブンデスリーガの8月28日です。

もうひとつ重要なのはクラブ数と節数の違いです。リーグ・アンとブンデスリーガは18クラブ・34節、残る3リーグは20クラブ・38節。1シーズンあたり74試合の差があります。この差は、単に「試合が少ない」という以上の意味を持ちます。上位クラブが欧州カップ戦と並行して戦う際の過密度が下がり、代表ウィークやカップ戦との調整余地が広がる。一方で、リーグ戦1試合あたりの勝点の重みは相対的に増します。34節制のリーグでは、勝点3の取りこぼしが順位に与える影響が38節制より約12%大きい(38÷34=1.117…/編集部集計)という計算になります。

PSG連覇はどこまで現実的か

2025-26シーズン、PSGはリーグ史上最多を更新する通算14度目の優勝を、しかも5シーズン連続で達成しました。最終節を1試合残した2026年5月13日、直接の追走者だったランスに2-0で勝利して優勝を決めています。勝点76、得点74・失点29。2026-27は6連覇への挑戦になります。

PSG公式は、2026-27の日程を紹介する記事のなかで、ランスを次のように位置づけています。

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Upon returning from the winter break on 3 January, Les Rouge et Bleu will travel to the Stade Félix-Bollaert to face Racing Club de Lens, their runners-up from last season.

(和訳:1月3日にウインターブレイク明けを迎えると、レ・ルージュ・エ・ブルー(PSG)はスタッド・フェリックス=ボラールに乗り込み、昨季の2位クラブであるRCランスと対戦する。)

出典(一次情報/クラブ公式・2026年6月10日): 2026–27 Ligue 1 fixtures announced(psg.fr)

PSG自身が「昨季の2位」と明記しているように、ランスは名実ともに対抗の筆頭です。しかも2025-26はクープ・ドゥ・フランスも制しており、リーグとカップの二正面で結果を出しました。ただし2026-27に向けてはピエール・サージュ監督が退任し、ドイツ人のディノ・トップメラー氏が新指揮官に就任しています。体制が変わったチームが同じ水準を維持できるかは、開幕から数節でおおよその輪郭が見えてくるでしょう。

リーグ公式が「トップ10」として先行選定した注目カードを見ても、PSG絡みが7試合、マルセイユ絡みが5試合、リヨン絡みが4試合と、上位争いの構図が日程レベルで織り込まれています。特に注目したいのは以下です。

  • 第2節 LOSCリール × PSG(2026年8月30日・日 20:45/日本時間8月31日03:45)— 開幕直後にいきなり前季3位との一戦。
  • 第5節 マルセイユ × PSG(2026年9月20日・日 20:45)— フランス最大のライバル対決「ル・クラシコ」。
  • 第15節 RCランス × PSG(2027年1月3日・日 20:45)— ウインターブレイク明け初戦がいきなり優勝争いの直接対決。
  • 第19節 PSG × マルセイユ(2027年2月7日・日 20:45)— ル・クラシコの復路。
  • 第31節 リヨン × PSG(2027年5月9日・日 20:45)— 終盤の大一番。

なお移籍市場は執筆時点でも動いており、報道ベースではPSGがASモナコから選手を獲得したとの情報も出ています。クラブ公式が発表していない移籍は、本記事では確定情報として扱いません。開幕直前から夏の市場閉幕までの数週間で、各クラブの陣容は大きく変わり得ます。

日本人選手の所属状況(2026年8月18日時点)

ここは最も慎重に扱うべきセクションです。移籍市場が開いている最中であり、下記の内容は2026年8月18日時点の情報です。出典の種別(一次情報/報道)を1件ずつ明記します。

選手 ポジション 所属クラブ リーグ 確認できた内容と出典種別
南野拓実 MF/FW ASモナコ リーグ・アン(1部) クラブとの契約を2027年6月まで延長済み(報道/クラブ発表を伝える日本語報道)。2025年12月に左膝前十字靱帯を断裂し、実戦復帰時期は報道ベースで2026年9月前後とされる。2026年8月18日時点で退団の公式発表は確認できず。
瀬古歩夢 DF ル・アーヴルAC リーグ・アン(1部) 2025-26に加入初年度からリーグ戦30試合前後に出場し主力として定着(報道)。2026-27の在籍もクラブ公式リリース原文までは確認できず、報道ベース。
中村草太 FW ル・アーヴルAC リーグ・アン(1部) 一次情報:サンフレッチェ広島公式が2026年7月17日に期限付き移籍を発表。移籍期間は2027年6月30日まで。Jリーグ公式サイトでも同内容が告知されている。
水多海斗 MF ル・アーヴルAC リーグ・アン(1部) 2026年7月にドイツ3部ロート・ヴァイス・エッセンから完全移籍で加入と報じられた(報道)。契約は3年、背番号17とされる。
中村敬斗 FW スタッド・ランス Ligue 2(2部) 2026年8月18日時点で2部スタッド・ランス所属(報道)。複数クラブへの移籍が報じられているが、移籍先を確定させるクラブ公式発表は確認できていない

本表に載せていない選手が2026-27のリーグ・アンに在籍する可能性は否定できません。編集部が一次情報および日本語の専門メディアで確認できた範囲に限定して掲載しています。「載っていない=在籍していない」ではありません。

最大のポイントは、企画段階で「リーグ・アンの日本人代表格」と想定していた中村敬斗が、2026年8月18日時点ではリーグ・アンではなく2部のスタッド・ランスに所属していることです。スタッド・ランスは2024-25シーズン後に1部から降格しており、中村選手は2部でプレーを続けてきました。移籍の可能性は複数報じられていますが、クラブ公式による発表がない以上、本記事では「観測・報道段階」として扱います。「今季もリーグ・アンで中村敬斗が観られる」と書いている記事があれば、それは2026年8月18日時点では裏づけのない記述です。市場閉幕までに状況が変わる可能性は十分にあります。

逆に、確度が高いのがル・アーヴルACの「日本人3人体制」です。中村草太については、サンフレッチェ広島とJリーグの公式サイトが期限付き移籍を明確に発表しており、これは一次情報として扱えます。瀬古歩夢が2025-26に主力として定着したことが、クラブの日本人選手評価を押し上げた——という文脈で報じられています。ル・アーヴルは前季14位で、決して余裕のある順位ではありません。その中で3人の日本人が出場機会を争う構図は、日本のファンにとって今季最大の追いかけどころになるでしょう。

ASモナコの南野拓実については、2025年12月の大怪我からの復帰過程にあります。契約は2027年6月までとされ、モナコ残留は動いていない見込みですが、復帰時期に関する情報はすべて報道ベースです。開幕節でいきなりル・アーヴルとの対戦(8月23日/日本時間8月24日00:15)が組まれていますが、この時点での出場可否は現時点では判断できません。

日本での放送・配信:どこで観られるのか

ここも正直に整理します。結論として、DAZNが日本での独占配信権を持っていることは一次情報で確認できました。ただし「2026-27シーズンについての日本向け告知」と「現在の料金プラン」は一次情報で確認できませんでした。

DAZN公式のプレスルームには、次の発表が掲載されています。

スポーツ・チャンネル「DAZN(ダゾーン)」は、Infront社との契約合意により、2022年から配信を続けるフランスのプロサッカーリーグ「リーグ・アン」(Ligue 1 McDonald’s)の放映権を5年延長し、日本時間8月17日(土)に開幕する2024/25から2028/29シーズンまで独占配信をすることが決定しました。

出典(一次情報/DAZN公式プレスリリース): DAZNでの「リーグ・アン」2028/29シーズンまで独占配信が決定!(dazngroup.com)

このリリースは2024/25シーズン開幕に合わせて出されたもので、権利期間は2024/25から2028/29シーズンまで。2026-27シーズンはこの期間のちょうど真ん中にあたります。また同リリースには、スーパーカップにあたるトロフェ・デ・シャンピオンも契約対象に含まれると明記されています。

そのうえで、確認できなかったことを列挙します。

  • 2026-27シーズン専用の日本向け配信告知は、DAZN公式のプレスルームで確認できませんでした(2026年8月18日時点)。権利期間内であることから継続配信されると考えるのが自然ですが、公式告知としては確認できていません。
  • 料金プランの現在値は一次情報で確認できませんでした。料金は改定されることがあり、また複数のプラン・提携プランが存在します。本記事では金額を一切記載しません。契約前に必ずDAZN公式サイトで最新の料金を確認してください。
  • DAZN以外の配信ルート(他サービスでの一部試合配信、無料放送など)については、一次情報で確認できなかったため記載していません。比較サイトやアフィリエイト記事には様々な情報がありますが、本記事では裏づけの取れないものは扱いません。
  • 地上波・BS/CSでの中継の有無も確認できていません。

実務的なアドバイスとしては、「観たい試合の1週間前に、配信サービスの番組表で該当試合が実際に掲載されているかを確認する」のが最も確実です。権利があることと、その特定の試合が配信されることは、必ずしもイコールではありません(特に同時刻に複数試合が組まれるマルチプレックス節では、配信の扱いが変わることがあります)。

FAQ

Q1. なぜリーグ・アンは18クラブなのですか?20クラブではないのですか?

A. リーグ・アンは2023-24シーズンから20クラブ制を18クラブ制へ縮小し、以降18クラブ・34節で運営されています。5大リーグでは、リーグ・アンとブンデスリーガが18クラブ制、プレミアリーグ・ラ・リーガ・セリエAが20クラブ制です。18クラブ制のメリットは、リーグ戦の総試合数が306試合(20クラブ制は380試合)と少なく、欧州カップ戦や代表活動との日程調整に余裕が生まれる点にあります。一方で、1試合あたりの勝点の重みは相対的に大きくなります。なお昇降格は「17位・18位が自動降格、16位が2部クラブとの残留プレーオフ」という形で、2部からは上位2クラブが自動昇格します。

Q2. 日本ではどこで観られますか?

A. DAZN公式が、リーグ・アンについて2024/25シーズンから2028/29シーズンまでの日本国内独占配信権を持つと発表しており、2026-27シーズンはその期間内にあたります(DAZN公式プレスリリース)。ただし2026年8月18日時点で、2026-27シーズン専用の日本向け配信告知および現在の料金プランは、一次情報として確認できませんでした。契約前に必ずDAZN公式サイトで最新の配信予定と料金をご確認ください。DAZN以外のルートについては、本記事では確認できていないため記載していません。

Q3. PSG以外に注目すべきクラブはどこですか?

A. まずRCランスです。2025-26は勝点70でリーグ2位、さらにクープ・ドゥ・フランスも制しました。ただし監督が交代しており(ディノ・トップメラー氏が就任)、同じ水準を維持できるかは開幕後の数節が試金石になります。次にLOSCリール(前季3位)。こちらもダビデ・アンチェロッティ氏という新指揮官を迎えています。オリンピック・マルセイユ(前季5位)とオリンピック・リヨン(同4位)は、リーグ公式の注目カード選定でもPSGに次ぐ登場回数で、日程レベルから上位争いに数えられています。日本のファン視点では、ASモナコ(南野拓実)とル・アーヴルAC(日本人3人在籍とされる)が実質的な「推しクラブ」候補になるでしょう。なお本記事では、特定クラブの優劣を断定する評価は行いません。

Q4. 昇格してきたトロワとル・マンは、どんなクラブですか?

A. ESTACトロワはパリの南東約150kmに位置するトロワを本拠地とするクラブで、2025-26のLigue 2を1位で通過し、3年ぶりに1部へ復帰しました。ル・マンFCは24時間耐久レースで世界的に知られる都市ル・マンのクラブで、Ligue 2を2位で通過し、実に16年ぶりの1部復帰です。両クラブとも開幕節はホーム開催で、トロワはパリFC、ル・マンはスタッド・ブレスト29を迎えます(いずれも現地8月22日20:45/日本時間8月23日03:45)。昇格クラブが開幕節をホームで戦えるのは、地元にとって大きな意味を持つ巡り合わせです。

Q5. シーズン中に「観るべき日」を絞るとしたら、いつですか?

A. 3つあります。第一にル・クラシコ(マルセイユ×PSG)。2026年9月20日と2027年2月7日の2回組まれています。第二にウインターブレイク明けの2027年1月3日、RCランス×PSG。中断明け初戦がいきなり優勝争いの直接対決という、日程上の見せ場です。第三に最終2節(2027年5月22日・29日)。この2節はいずれも土曜に全試合同時キックオフ(マルチプレックス)で実施されるため、優勝・欧州枠・残留のすべてが同じ時間に決まります。日本時間では日曜未明にあたりますが、1シーズンで最も密度の高い2日です。

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出典(確認日:2026年8月18日)

※本記事の「編集部集計」は、上記の公開情報に四則演算(総試合数、会期日数、比率、時差換算など)を施したものです。算出根拠と前提はすべて本文中に併記しています。独自取材・独自調査・アンケートは実施していません。公開情報と編集部レビューをもとに構成しています。

時点注記:本記事の情報は2026年8月18日時点のものです。ヨーロッパの夏の移籍市場は開催中であり、選手の所属クラブは日々変動します。とくに日本人選手の所属、および移籍に関する記述は、クラブ公式発表のあった内容のみを確定情報として扱い、それ以外は「報道段階」として区別しています。最新の状況は各クラブ公式サイトでご確認ください。また、放送・配信の実施内容および料金は変更される場合があります。視聴契約の前に、各サービスの公式発表を必ずご確認ください。

執筆: SportsPulse 編集部 / 公開: 2026-08-18

最終更新日: 2026年8月19日 | 編集方針

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📅 更新履歴
日付変更内容
2026年8月19日初回公開
✅ ファクト再検証

最終検証日:2026年8月19日

SportsPulse 編集部が公開情報をもとに内容を確認しています。情報は確認時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

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