RBライプツィヒ 2025-26 完全ガイド
Red Bull の “Die Roten Bullen” — DFBポカール2冠+CL 準決勝、急速昇格の16年史
買収 2009
Red Bull GmbH が 5部 SSV Markranstädt を買収。”RasenBallsport” 名称で “50+1 ルール” を回避して再出発。
急速昇格 09-16
5部→4部→3部→2部→1部を7シーズンで駆け抜ける、ドイツサッカー史上最速の昇格ペース。
Nagelsmann 革命
Julian Nagelsmann(当時27歳)が指揮、若手戦術家として CL 準決勝+ブンデス2位を達成。
クラブ史 16年 — Red Bull の参入と “50+1 ルール” の抜け道
RB Leipzig は 2009年5月19日、Red Bull GmbH(オーストリアのエナジードリンク企業)が SSV Markranstädt(ザクセン州の5部相当クラブ)を買収して再出発したクラブ。Red Bull は既に FC Red Bull Salzburg(オーストリア)と New York Red Bulls(米国)を所有しており、ドイツでも新たな旗艦クラブを設立する戦略の一環だった。
しかし、ドイツサッカー連盟(DFB)の “50+1 ルール”(クラブメンバーが議決権の過半を持つ義務)により企業の100%所有は不可能。回避策として正式名称を “RasenBallsport Leipzig e.V.”(直訳:芝のボール競技、Red Bull の “RB” を直接使えないため “RasenBall” に置き換えた)とし、Red Bull のロゴ・カラーを商標利用する形でブランディングを保持した。会員数を意図的に絞り、株式の大部分を Red Bull GmbH が間接保有する 独特の構造でドイツサッカー界に波紋を呼んだ。
本拠地 Red Bull Arena(旧 Zentralstadion)は 2004年に開場した約47,069人収容のスタジアム。2010年に命名権を Red Bull が取得して改名した。クラブカラーは Red Bull のコーポレートカラー(レッド × ネイビー × ホワイト)。
急速昇格 2009-2016 — 5部から1部までの7シーズン
RB Leipzig の昇格スピードは ドイツサッカー史上最速 だった。2009-10 に5部 NOFV-Oberliga Süd で優勝・昇格、2013-14 に3部 3. Liga 優勝、2015-16 に2部 2. Bundesliga 2位で 2016-17 ブンデスリーガ昇格。創設からわずか 7シーズンで5部→1部に到達 した。
当時の指揮官は Ralf Rangnick(ドイツのサッカー賢人、後に Man United 暫定監督)。彼は “ゲーゲンプレス + 縦に速い攻撃” の戦術哲学を植え付け、Naby Keïta(後に Liverpool)、Emil Forsberg(スウェーデン代表)、Marcel Sabitzer(オーストリア)、Timo Werner(独代表 FW)らの若手スター集団を構築した。ブンデス昇格初年度(2016-17)に 2位フィニッシュ の衝撃デビューを果たした。
Nagelsmann × Marsch × Rose 時代と DFBポカール 2連覇
2019-20 シーズン、当時 Julian Nagelsmann(32歳、ドイツの若手戦術家、後に Bayern Munich・ドイツ代表監督)が指揮を執り、CL 準決勝進出 を達成。準々決勝で Atlético Madrid を 2-1 で撃破、準決勝で PSG に 0-3 敗北という結果ながら、コロナ禍の “Final 8” ノックアウト形式で世界中の注目を集めた。2020-21 ブンデス 2位フィニッシュ の翌年、Nagelsmann は Bayern Munich へ移籍。
後任に就いたのは Red Bull 系列の Jesse Marsch(米国、NYRB 元監督)→ Domenico Tedesco(伊独)→ Marco Rose(独)の連続体制。2021-22 DFBポカール(決勝 vs SC Freiburg 1-1 → PK 4-2 勝利)、2022-23 DFBポカール(決勝 vs Eintracht Frankfurt 2-0、Christopher Nkunku 弾)と 2連覇 を達成。Nkunku(仏代表 FW, 後に Chelsea へ)、Joško Gvardiol(クロアチア DF, 後に Man City へ)、Dani Olmo(スペイン代表 MF, 後に Barcelona へ)が黄金世代として活躍した。
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主力流出と 2025-26 再建モード
2024-25 シーズンは Marco Rose 体制継続も、シーズン半ばに解任、Zsolt Löw が暫定指揮した。最終順位は 7位前後 で CL 出場権(5位以内)を逃し、EL/Conference League 出場に留まった。同年夏に Dani Olmo が Barcelona へ移籍(推定 €60m)、その他主力選手の流出も発生し、クラブは新監督体制での再建モードに突入。Xavi Simons(オランダ MF、PSG レンタル組)、Loïs Openda(ベルギー FW)、Benjamin Šeško(スロベニア FW)が攻撃の中心、ベテラン Willi Orbán(CB, ハンガリー代表)、Péter Gulácsi(GK, ハンガリー代表)が守備の核を担う。
2025-26 主力ロスター 10名
2025-26 注目ポイント 5選
- ✅ Xavi Simons の中心化 — オランダ代表 10番、PSG レンタル組の新エース候補
- ✅ Benjamin Šeško の覚醒 — スロベニア代表 FW、世界トップクラブからの関心強い
- ✅ Loïs Openda のスピード — ベルギー代表、ブンデス屈指のカウンター・スペシャリスト
- ✅ Willi Orbán C リーダーシップ — ハンガリー代表 CB、クラブの精神的支柱
- ✅ 欧州大会出場継続 — EL/Conference League での実戦経験で復調を狙う
動画配信・グッズ・関連情報
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