1. FSVマインツ05 2025-26 完全ガイド
“Die Nullfünfer” 120年史 — Klopp/Tuchel 輩出のクラブ・Henriksen 体制で 2024-25 衝撃 6位
Klopp 時代 01-08
選手から監督に昇格した Jürgen Klopp が 8年指揮、2004 年クラブ史上初のブンデス昇格を達成。
Tuchel 時代 09-14
Klopp の後継 Thomas Tuchel が 5年指揮、2010-11 ブンデス 5位+EL 出場権獲得。
Henriksen 24-
デンマーク人指揮官 Bo Henriksen が 2024年2月就任、攻撃志向 4-3-3 で 2024-25 衝撃 6位+EL。
クラブ史 120年 — Mainz 市の “Karnevalsverein” の誇り
1. FSV Mainz 05 は 1905年3月16日、ラインラント=プファルツ州 Mainz 市で 1. Mainzer Fußball-Club Hassia 1905 として創設された。1919年に Sportverein 1908 Mainz と合併し、現在の 1. Fußball- und Sportverein Mainz 05(短縮形 “FSV Mainz 05″)の母体が形成された。クラブ名末尾の “05” は創設年の 1905 に由来し、ニックネーム “Die Nullfünfer(05 の人々)” の語源となっている。
Mainz 市は “Fastnacht”(マインツ流カーニバル) の世界的中心地として知られ、クラブと市のカーニバル文化は密接に結びついている。毎年カーニバル期間中、クラブは特別な仮装ユニフォームを着用・販売 し、ホームスタジアムも華やかな装飾で飾られる。”Karnevalsverein”(カーニバルクラブ)の愛称はここから生まれた。クラブカラーは レッド × ホワイト × ブラック(Mainz 市旗由来)。
本拠地は長年 Bruchwegstadion(旧本拠地、改装後 約20,000人収容)を使用し、2011年7月 に MEWA Arena(旧称 Coface Arena → Opel Arena → MEWA Arena)に移転。約 33,305人収容のモダンスタジアム。
Jürgen Klopp 時代(2001-2008)— 選手から指揮官へ、ブンデス昇格物語
マインツ05 の歴史を変えたのは、間違いなく Jürgen Klopp(独、後の Borussia Dortmund・Liverpool 監督、現代サッカー界最高の指揮官の1人)だった。Klopp は 1990年から2001年まで現役選手 としてマインツに在籍し、現役引退と同時に 2001年2月、当時33歳でクラブの監督に昇格。選手から監督への異例の抜擢だった。
Klopp 体制下でマインツは 2003-04 シーズンにクラブ史上初の ブンデスリーガ昇格 を達成(97年の歴史を経て初の1部進出)。1部での 3シーズン(2004-05 → 2006-07)で 11位・11位・16位(降格)と、小規模クラブが Bayern Munich や Bayer Leverkusen 相手に互角に渡り合う Klopp の “ゲーゲンプレス” 戦術の原型を確立。“カウンタープレス哲学” の発祥地 として、現代サッカー戦術史において重要な存在となった。
当時の主力には Manuel Friedrich(独 CB、後の Leverkusen)、Mohamed Zidan(エジプト FW)、Antonio da Silva(ブラジル)、Bo Svensson(デンマーク、後のクラブ監督)らがいた。Klopp は 2008年 にクラブを離れ Borussia Dortmund 監督へ移籍、伝説的キャリアの序章を終えた。
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Thomas Tuchel 時代(2009-2014)— Klopp の後継、ブンデス 5位
Klopp 退任後、マインツが新監督に招聘したのは Thomas Tuchel(独、当時 35歳、Augsburg ユース時代に選手キャリア中断)。Tuchel は 2009年に就任、Klopp 退任後の混乱期を経て 2010-11 シーズンにブンデスリーガ 5位フィニッシュ(クラブ史上初の上位 5位、UEFA EL 出場権獲得)という偉業を達成。“小さな予算で大きな結果” の代表例 となった。
当時の主力には André Schürrle(後の Chelsea、2014 W杯ドイツ優勝メンバー)、Lewis Holtby(独 MF)、Eugen Polanski、Andreas Ivanschitz、Niko Bungert(CB、後の C)らがいた。Tuchel は 2014年 にクラブを離れた後、Borussia Dortmund・Paris Saint-Germain・Chelsea(CL 優勝 2020-21)・Bayern Munich を経て、現在は世界トップクラスの指揮官として知られる。
2024-25 Henriksen 革命と 6位フィニッシュ
2024年2月、降格圏で苦しんでいたマインツが新監督に招聘したのは Bo Henriksen(デンマーク、Midtjylland 元監督、Brann 経由)。Henriksen は瞬く間にチームを蘇らせ、2023-24 シーズンを残留、続く 2024-25 シーズンにブンデスリーガ 6位 という驚異の躍進を遂げた。Tuchel 時代の 5位以来 14年ぶりの上位フィニッシュとなり、クラブ史上 2 回目の EL 出場権獲得。Henriksen の 攻撃志向 4-3-3 + ハイプレス はマインツの伝統的サッカー哲学(Klopp 由来)と見事に調和した。
2024-25 の主力には、ベテラン CB Stefan Bell(クラブ生え抜き、最多出場記録更新中)、Andreas Hanche-Olsen(ノルウェー代表 CB)、Anthony Caci(モロッコ代表 LB)、創造性を担う Nadiem Amiri(独/アフガニスタン系 MF)、李在城 Jae-sung Lee(韓国代表 MF、攻撃の中心)、Dominik Kohr(CDM)、エース Jonathan Burkardt(独 U-23 FW、シーズン 15+ ゴール)、Karim Onisiwo(オーストリア FW)、Nelson Weiper(若手 FW、20歳)らが活躍した。
2025-26 主力ロスター 10名
2025-26 注目ポイント 5選
- ✅ EL 出場でクラブ収益アップ — 14年ぶり EL 出場、財政基盤と国際認知度の向上
- ✅ Bo Henriksen 体制 2年目 — 攻撃志向 4-3-3 の戦術深化、上位定着を狙う
- ✅ 李在城(Jae-sung Lee)のキープレー — 韓国代表 MF、ボール循環と決定機創出の中心
- ✅ Jonathan Burkardt のエース継続 — 独 U-23 FW、欧州ビッグクラブからの注目
- ✅ カーニバル × ホームゲーム — Mainz の “Fastnacht” 文化がスタジアムを彩る独特の雰囲気
動画配信・グッズ・関連情報
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