デポルティーボ・ラ・コルーニャ
2026-27 La Liga 完全ガイド
ラ・リーガ制覇・欧州4強の名門が、8年の眠りから目覚める
スペイン北西部ガリシア州ラ・コルーニャを本拠とするデポルティーボ・ラ・コルーニャが、2025-26シーズンのセグンダ・ディビシオンを2位(勝点77)で終え、2026-27シーズンのラ・リーガ復帰を決めた。第40節、レアル・バリャドリッドに2-0と勝利して昇格を確定させ、2017-18シーズンを最後に遠ざかっていたトップフライトへ8年ぶりの帰還を果たした。スペイン最大の「眠れる巨人」が、再び目を覚ます。
欧州サッカー史に刻まれた奇跡。サン・シーロで4失点を喫しながら、リアソールで4-0の逆転勝利。パンディアーニ2発・バレロン・ルケが歴史を作った。その年、CL4強入りを果たした「英雄たちの時代」がデポルのアイデンティティを今も形作っている。
クラブ概要
デポルティーボ・ラ・コルーニャ(愛称「デポル」「エル・スーペル・デポル」)は1906年創設のスペイン名門クラブだ。青と白の縦縞ユニフォームをまとい、本拠のエスタディオ・リアソール(収容32,490人)を熱いガリシアのファンで埋めてきた。
1990年代から2000年代にかけてスペインサッカーを席巻した黄金期を持ち、1999-2000シーズンにはラ・リーガタイトルを獲得。イルエタ監督のもと、マカーイ・ジャルミーニャ・バレロンらが躍動した。しかしその後の財政悪化と相次ぐ降格で3部まで転落。「新生デポル」として再建を進め、今回の昇格でついにトップリーグ返り咲きを果たした。スタジアムの冠スポンサーはガリシア地銀のアバンカ(所有80%)で、財政面でも安定した基盤を持つ。
クラブの歩み——栄光と転落、そして復活
アントニオ・イダルゴ監督(46歳)
再建途上のデポルを率いてラ・リーガ昇格を成し遂げたのが、アントニオ・イダルゴ監督(46歳)だ。堅固な守備組織(失点42はセグンダ上位クラスの安定感)と素早いカウンターを武器に、安定した成績でシーズンを通じ2位圏内をキープした。
「デポルのファンは何年も待ち続けてきた。この昇格は選手だけでなく、すべてのデポリスタのものだ」——昇格確定後にイダルゴ監督が放った言葉には、クラブと街の深い絆が滲んでいた。
2025-26シーズン 主力選手
🔵 注目ポイント5選
1999-2000シーズンのリーグ優勝、2003-04シーズンのCL4強。スペインサッカーの黄金期を彩ったデポルが、2017-18降格から8年の歳月を経てトップリーグに帰還する。
プリメーラ・フェデラシオン(3部相当)まで転落した名門が、わずか数年でラ・リーガまで駆け上がった。アバンカ銀行の財政支援と新体制のもとで実現した「現代サッカーの復活劇」だ。
38試合で42失点は上位クラスの安堅守備。イダルゴ監督のオーガナイズされた4-2-3-1が機能し、長距離を走り切った。ラ・リーガでも失点の少なさが残留への鍵となる。
1944年開場のエスタディオ・リアソールは収容32,490人。ラ・リーガ昇格によって満員のスタジアムが戻ることが期待され、ガリシアの海風とサポーターの熱狂が相手チームを圧倒する。
同じガリシア州を本拠とするセルタ・デ・ビーゴとの「ガリシアダービー」が8年ぶりに復活。スペインサッカーを彩る伝統のカードが、2026-27シーズンの見どころのひとつだ。
情報源:Wikipedia「Deportivo de La Coruña」、football-espana.net、Yahoo Sports(2026年5月)をもとに編集部が作成。