A526:アルピーヌ 2026 マシン技術解説
A526 は ルノー PU 決別 → メルセデス PU カスタマー化という創立以来の大転換を経た1台。F1 パドック史上稀な「ワークス → カスタマー」移行で、Viry-Châtillon 60年のフランス系PU開発を 2025年で終了。エンストン拠点と Mercedes 統合の初年度ながら、日本GP一時CC4位浮上の好スタートで「最も激動の真っ只中」のチームが想定を超える初期統合度を見せる。
PU
Mercedes
AMG HPP・カスタマー初年度
シャシー
A526
エンストン設計・新規定対応
序盤 CC
5-6位
日本GP 一時 4 位浮上
A526 設計の3つの核:エンストン × Mercedes × ブリアトーレ
①
エンストン1981〜の系譜
トールマン → ベネトン → ルノー → ロータス → 現アルピーヌ。シューマッハ1994-95 / アロンソ2005-06 WC を生んだ拠点。風洞・CFD・コンポジット集約型。
②
Mercedes PU カスタマー初年度
2024年11月発表、2026〜2030複数年契約。Mercedes-AMG HPPがワークス+McLaren+Williams+Alpine の4チーム供給で規模の経済とデータ蓄積を加速。
③
ブリアトーレ「決められる」体制
2024年6月特別顧問復帰。F1界最強のチームマネージャーが事実上の決定権を持ち、メルセデスPU契約・ヴィリー閉鎖・コラピント抜擢を次々実行。
2026 新レギュレーション応答:A526 の設計選択
車幅
−100mm
2,000→1,900mm
ホイールベース
−200mm
3,600→3,400mm
最低重量
−30kg
798→768kg
電動比率
50%
MGU-H 廃止
アクティブエアロ
導入
DRS廃止
燃料
100%
e-fuel 持続可能
A526 の特徴は 「想定を超える初期統合度」。Mercedes PU の信頼性が想定以上に高く、エンストンのシャシーが新規定下でバランスが良い。ガスリーの判断力で「取れるポイントを確実に取る」運用が機能、コラピントとの2人体制で中団トップ争いを継続。
A526 観戦の5つのポイント
第一
アルピーヌがコンストラクターズ4位以上を最後まで保てるか
第二
コラピントが表彰台争いに絡む場面を作れるか
第三
A526 のエンストン独自色をシーズン中盤UPDで強められるか
第四
ブリアトーレ体制の組織改革が中長期目標に向けて加速するか
第五
ヴィリー・シャトゥルー閉鎖の影響を最小化できるか
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F1深掘りデータ
- 2022年のグラウンドエフェクト規定により、ベンチュリトンネルを利用したダウンフォース生成が主流となりました。
- DRS(ドラッグ削減システム)は前車との差が1秒以内の場合に使用可能で、オーバーテイクを促進する仕組みです。
- ピットストップは各チーム3〜4秒以内で完了し、20人以上のクルーが一斉にタイヤ交換を行います。
- タイヤはピレリが独占供給し、ソフト・ミディアム・ハード・インターミディエイト・ウェットの5種類があります。
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