ハース 歴史と栄光の軌跡【F1完全ガイド】

ハースF1チームは2016年にアメリカ初の新規F1チームとして参戦を開始しました。フェラーリとの技術提携を軸に、限られた予算で中団争いを展開。小松礼雄のチーム代表就任など、独自の成長戦略で2026年に向けた飛躍を狙います。
マネーグラム・ハースF1チームは、アメリカの工作機械メーカー・ハース・オートメーションの創業者ジーン・ハースが設立したF1チームです。2016年にF1に参戦し、アメリカ資本のチームとしてF1グリッドに新風を吹き込んでいます。本拠地はイギリスのバンベリーとイタリアのマラネロに分かれています。
チーム創設と黎明期
ジーン・ハースは2014年にFIAからF1参戦の承認を受け、2016年からF1デビューを果たしました。ハースのビジネスモデルはユニークで、フェラーリからパワーユニットだけでなくギアボックスや一部のシャシーコンポーネントも供給を受ける「カスタマーチーム」として活動しています。
デビュー初戦のオーストラリアGPでロマン・グロージャンが6位入賞という快挙を達成。新規チームとして初戦でポイントを獲得したのは2002年のトヨタ以来の快挙でした。初代チーム代表のギュンター・シュタイナーのキャラクターも相まって、NetflixのF1ドキュメンタリー「Drive to Survive」でも人気チームとなりました。
黄金時代とタイトル獲得
ハースにとっての「ベストシーズン」は2018年でした。グロージャンとケビン・マグヌッセンのコンビでコンストラクターズ選手権5位を獲得し、93ポイントを記録。フェラーリPUの競争力を活かし、中団グループの中で最上位に立ちました。
2020年・2021年は、ドライバーラインナップにミック・シューマッハ(ミハエルの息子)とニキータ・マゼピンを起用しましたが、マシンの競争力不足もあり苦戦。特に2021年は全チーム最下位に沈みました。しかしこの時期にチームは2022年の新規定に向けた開発にリソースを集中させるという戦略的な判断を下していました。
🏎️ サーキットの豆知識
コースはどんな場所?
F1は世界中の都市や専用サーキットで開催。モナコの市街地やシンガポールの夜景など、レースごとに景色が変わるのが魅力。
チームの歴史
フェラーリは1950年の初代F1から参戦する唯一のチーム。赤い車体は「赤い悪魔」と呼ばれる。
2022年にはケビン・マグヌッセンが復帰し、バーレーンGP予選でフロントロー2番手を獲得するなど、復調の兆しを見せました。
現代と2026年への展望
2024年から小松礼雄(こまつ あやお)がチーム代表に就任しました。日本人がF1チーム代表を務めるのは史上初であり、日本のモータースポーツファンにとっても大きな話題となりました。小松代表はハースのチーフエンジニアとして長年チームに貢献してきた人物で、技術面からのチーム改革を推進しています。
2025年にはエステバン・オコンとオリバー・ベアマンという新ドライバーラインナップで新シーズンに臨みます。特にベアマンは2024年サウジアラビアGPでフェラーリから代役出走し7位入賞した若き才能です。
2026年の新PU規定に向けてフェラーリとのパートナーシップを継続。トヨタとの技術提携も発表されており、新たな投資と技術力で中団上位への飛躍を目指しています。
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サイズ / 配送 / 関税について
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まとめ
ハースはわずか10年足らずの歴史ながら、フェラーリとの戦略的提携を軸にF1での存在感を着実に高めてきました。小松礼雄チーム代表のもと、トヨタとの新たな提携も加わり、2026年に向けてチームは大きな変革期を迎えています。アメリカと日本の技術力が融合する新生ハースの今後に注目です。
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