F1第13戦ベルギーGP・スパ、土曜午後の予選でポールポジションを獲得したのは、ランキング首位のアンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)だった。タイムは1分44秒361。2番手マックス・フェルスタッペンに0.3秒以上の差をつける快心のアタックで、金曜のFP2・FP3に続く速さを、一発勝負の予選でも見せつけた。若きイタリア人が、決勝の最前列を手にした。
アントネッリが圧巻のポール、週末の好調を結実
アントネッリは、FP1こそ静かな立ち上がりだったものの、FP2・FP3と連続で最速をマークし、尻上がりに調子を上げてきた。その勢いをそのまま予選にぶつけ、最後のQ3で1分44秒361をたたき出してポールを確定。2番手フェルスタッペンを0.317秒引き離す、危なげない内容だった。ランキングをリードする若武者が、その速さがまぐれではないことを、大舞台の一発勝負で改めて証明した格好だ。
フェルスタッペンは2番手、最終ラップにヒヤリ
2番手には、週末を通して安定した速さを見せていたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。アントネッリには届かなかったものの、最前列を確保した。ただ、最終ラップではチームメイトのイサック・ハジャーからスリップストリーム(前走車の後方で空気抵抗が減る効果)を得ようとする場面で両者が接近し、あわやという一幕も。それでも2番手をまとめ上げ、決勝でのポール奪取を狙う。
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3番手ノリスに10グリッド降格、波乱のグリッド
3番手のタイムを記録したのはランド・ノリス(マクラーレン)だったが、パワーユニット構成部品の規定数超過により10グリッド降格のペナルティを受けており、決勝は13番手前後からのスタートとなる見込みだ。これにより、決勝のスターティンググリッドは予選順位から大きく組み替わることになる。優勝候補の一角が後方に沈むことで、レースの展開はいっそう読みにくくなった。ルールで定められたペナルティは、本人の走りとは別のところで順位を左右する。厳しい現実だ。
ハミルトン、FP3クラッシュから立て直して6番手
4番手にはジョージ・ラッセル(メルセデス)が入り、メルセデスは2台がQ3上位に。5番手シャルル・ルクレール、そして6番手には、FP3で大クラッシュを喫していたルイス・ハミルトン(フェラーリ)が入った。マシンの修復が決勝ではなく予選に間に合うか心配された中、フェラーリのメカニックが車を直し切り、ハミルトン自身も動じることなく6番手をまとめた。失敗から立て直す底力を見せた形だ。7番手ピアストリ、8番手には新人アルビド・リンドブラッド(レーシングブルズ)が好走し、上位に食い込んだ。
決勝は日曜、アントネッリのポールから
金曜のFP1から積み上げてきたメルセデスの好調が、ついにポールという最高の形で結実した。だが、レースはまた別物だ。天候の変わりやすいスパでは、スタートやタイヤ戦略、そしてノリスの追い上げなど、波乱の要素が数多く潜んでいる。ポールのアントネッリが逃げ切るのか、フェルスタッペンやフェラーリ勢が逆転するのか。決勝は日曜に行われる。週末のクライマックスとなる一戦から、目が離せない。
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執筆: SportsPulse 編集部
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最終更新日: 2026年7月19日 | 編集方針
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| 2026年7月19日 | 初回公開 |
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最終検証日:2026年7月19日
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