著者: SportsPulse 編集部 / 更新日: 2026年8月12日 / 編集部レビュー済み
結論:8月17日〜20日・島根県で開催、男女各24チーム。予選リーグの組合せは8月12日に確定した
第56回全国中学校バスケットボール大会(令和8年度全国中学校体育大会)は、2026年8月17日(月)から20日(木)までの全4日間、島根県出雲市・松江市で開催されます。出場は男子24チーム・女子24チームの計48チーム。日本バスケットボール協会(JBA)は「来る8月17日(月)~20日(木)の期間、島根県出雲市および松江市において、『令和8年度全国中学校体育大会 第56回全国中学校バスケットボール大会』(主催:(公財)日本中学校体育連盟、島根県教育委員会、出雲市教育委員会、松江市教育委員会ほか)が開催されます」と公表しています(JBA公式サイト・2026年8月12日付/一次情報)。
この記事の要点を先に置きます。競技が行われるのは8月18日〜20日の3日間で、初日の8月17日は代表者会議(オンライン)と公式練習のみです。会場は島根県立浜山体育館・出雲市総合体育館・鹿島総合体育館の3か所。競技方式は3チーム1組の予選リーグ8組 → 各組上位2チーム(計16チーム)による決勝トーナメントで、3位決定戦は行いません。そして本記事の最大の更新点として、予選リーグの組合せは2026年8月12日10時に公式発表され、すでに確定しています。一方、決勝トーナメントの組合せは8月18日の予選リーグ終了後に抽選で決まるため、この時点では未定です。
本記事は「集計DB」です。育成年代(中学生/U15)の大会であることを踏まえ、選手個人の評価・将来性・注目選手といった記述は一切掲載しません。掲載するのは、日程・会場・出場枠の配分・出場チーム(学校)名・都道府県・ブロック区分・試合数といった、公開されている「集計できる情報」だけです。保護者や指導者の方が「大会の仕組みを理解し、結果を自力で追える」状態になることをゴールにしています。
30秒サマリー:この大会の基本データ
- 大会名:令和8年度全国中学校体育大会 第56回全国中学校バスケットボール大会
- 会期:2026年8月17日(月)〜20日(木)/全4日間(8月16日は準備日・希望練習日)
- 競技日:8月18日(火)〜20日(木)の3日間
- 開催地:島根県 出雲市・松江市
- 会場:島根県立浜山体育館/出雲市総合体育館/鹿島総合体育館
- 出場:男子24チーム・女子24チーム(計48チーム)
- 方式:3チーム×8グループの予選リーグ → 上位2チーム計16チームで決勝トーナメント(3位決定戦なし)
- 主催:(公財)日本中学校体育連盟、(公財)日本バスケットボール協会、島根県教育委員会、出雲市教育委員会、松江市教育委員会
- 配信:「バスケットLIVE」で全試合ライブ配信(見逃し配信あり)
- 予選リーグ組合せ:2026年8月12日10時に公式発表済み(確定)
- 決勝トーナメント組合せ:8月18日の予選リーグ終了後に抽選(未定)
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日程DB:4日間の中身を時系列で整理する
「4日間」と聞くと4日ぶんの試合があるように感じますが、実際に試合が行われるのは3日間です。大会要項および8月12日付のJBA発表によれば、スケジュールは次の通りです。8月17日は代表者会議(オンライン・14時00分〜)と公式練習にあてられ、試合はありません。前日の8月16日(日)は会場準備日であり、希望練習日と位置づけられています(大会要項/一次情報)。
| 日付 | 曜日 | 開始 | 内容 | 主な会場 |
|---|---|---|---|---|
| 8月16日 | 日 | ― | 会場準備日/希望練習日 | 各会場 |
| 8月17日 | 月 | 14:00〜 | 代表者会議(オンライン)/公式練習日 | 島根県立浜山体育館ほか |
| 8月18日 | 火 | 8:00〜/9:00〜 | 開始式 → 予選リーグ(全48試合) | 浜山・出雲市総合・鹿島総合の3会場 |
| 8月19日 | 水 | 9:00〜 | 決勝トーナメント1回戦・2回戦 | 浜山(女子)・出雲市総合(男子) |
| 8月20日 | 木 | 9:00〜 | 準決勝・決勝/表彰式 | 島根県立浜山体育館 |
ポイントは「8月18日にほぼすべての予選が終わる」ことです。3チーム総当たりの予選リーグを1日で消化する日程のため、初日の1試合の結果が翌日以降の出場可否に直結します。逆に言えば、8月18日の夜には決勝トーナメント進出16チームが出そろい、そこから一気に日本一まで走る構造です。閉会式は実施されず、20日の表彰式で大会は締めくくられます(大会要項/一次情報)。
会場DB:3会場の役割分担と所在地
会場は3か所で、男女で使う建物が分かれているのが今大会の特徴です。女子は全日程を島根県立浜山体育館で行い、男子は予選リーグを出雲市総合体育館と鹿島総合体育館に分散、決勝トーナメント1・2回戦を出雲市総合体育館で行ったうえで、準決勝・決勝は男女とも浜山体育館に集約されます。大会要項には各会場の所在地まで明記されています(一次情報)。
| 会場 | 所在地 | 使用日 | 担当 | コート面数(8/18) |
|---|---|---|---|---|
| 島根県立浜山体育館 | 〒699-0722 島根県出雲市大社町北荒木1868-10 | 期間中 全日 | 女子予選リーグ/女子決勝トーナメント1・2回戦/男女 準決勝・決勝 | 4面(メイン・サブ) |
| 出雲市総合体育館 | 〒693-0073 島根県出雲市西林木町207-1号 | 8月18日・19日 | 男子予選リーグ/男子決勝トーナメント1・2回戦 | 3面(メイン・サブ) |
| 鹿島総合体育館 | 〒690-0332 島根県松江市鹿島町佐陀本郷76 | 8月18日のみ | 男子予選リーグ | 1面(メイン) |
移動計画を立てるうえで見落としやすいのが、鹿島総合体育館だけが松江市にあり、しかも8月18日の1日限りの使用だという点です。出雲市内の2会場とは市をまたぐ距離があります。また島根県立浜山体育館は、地域では愛称「カミアリーナ」としても紹介されていますが、大会要項および公式発表では正式名称「島根県立浜山体育館」で統一されています。検索や現地案内で名称が食い違って見える場合があるため、住所(出雲市大社町北荒木1868-10)で確認するのが確実です。
なお編集部が2026年8月12日時点で確認した範囲では、JBA発表ページの「開催地」欄に本文・会場所在地と整合しない県名の表記が見られました。大会要項に記載された3会場の所在地はいずれも島根県であり、本文・会場情報を優先して整理しています。現地に向かう場合は、必ず大会公式サイトの最新情報を確認してください。
出場枠DB:47都道府県予選 → 9地方ブロック → 全国24
全中バスケは都道府県代表制ではありません。ここが高校のインターハイなどと大きく違う点で、保護者の方から最も質問が多いところでもあります。流れは「各都道府県の予選 → 9つの地方ブロック大会 → 全国大会」の3段構えです。JBAも「各都道府県予選から各ブロック予選を突破した男女各24チーム(計48チーム)が中学校の日本一を目指して熱戦を繰り広げます」と説明しています(一次情報)。
そして各ブロックに割り当てられた出場枠は均等ではありません。大会要項に掲載された枠配分は次の通りです(一次情報)。
| ブロック | 男子 | 女子 | 男女計 | 全体に占める割合(男女計48中) |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 2 | 2 | 4 | 8.3% |
| 東北 | 2 | 2 | 4 | 8.3% |
| 関東 | 4 | 4 | 8 | 16.7% |
| 北信越 | 2 | 2 | 4 | 8.3% |
| 東海 | 3 | 3 | 6 | 12.5% |
| 近畿 | 3 | 3 | 6 | 12.5% |
| 中国 | 2 | 2 | 4 | 8.3% |
| 四国 | 2 | 2 | 4 | 8.3% |
| 九州 | 3 | 3 | 6 | 12.5% |
| 開催地(島根県) | 1 | 1 | 2 | 4.2% |
| 合計 | 24 | 24 | 48 | 100% |
最も枠が多いのは関東の4で、東海・近畿・九州が3、北海道・東北・北信越・中国・四国が2、そして開催地である島根県に男女各1の開催地枠が用意されています。つまり同じ「全国大会に出る」でも、都道府県によってたどり着くまでの難易度はまったく違います。たとえば関東ブロックは1都6県から4枠、中国ブロックは5県から2枠という構造です(開催地枠は別枠)。
【編集部集計】48チームを数字で読む
ここからは、公式発表された「出場チーム一覧」と「予選リーグ組み合わせ表」をもとにした編集部集計です。選手個人に関するデータは一切扱っていません。集計対象は学校(チーム)単位・都道府県単位・大会運営単位の数値のみです。算出方法は記事末尾に開示します。
集計1:出場48チームは28都道府県から
男女計48チームの所在都道府県を集計すると、28都道府県にまたがっていました。男子は19都道府県、女子は20都道府県からの出場です。19都道府県のみで全国大会が構成されるわけではなく、男女を合わせることで全国の6割弱の都道府県が代表を送り出している計算になります。
| 都道府県 | 男子 | 女子 | 男女計 |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 2 | 2 | 4 |
| 福岡 | 2 | 2 | 4 |
| 東京 | 2 | 1 | 3 |
| 石川 | 2 | 1 | 3 |
| 静岡 | 2 | 1 | 3 |
| 埼玉・千葉・三重・京都・大阪・岡山・広島・島根 | ― | ― | 各2 |
| 青森・岩手・秋田・福島・栃木・新潟・愛知・滋賀・和歌山・徳島・香川・愛媛・高知・佐賀・鹿児島 | ― | ― | 各1 |
| 合計(28都道府県) | 24 | 24 | 48 |
最多は北海道と福岡の各4チーム(男女2ずつ)。次いで東京・石川・静岡が各3チームでした。北海道と福岡は、それぞれのブロック枠を男女ともフルに近い形で確保している格好です。
集計2:男女そろって出場している学校は5校
出場チーム一覧を照合すると、男子・女子の双方で全国大会に出場している学校が5校ありました。札幌市立東月寒中学校、金沢学院大学附属中学校、四日市メリノール学院中学校、京都精華学園中学校、北九州市立菊陵中学校の5校です。この結果、48チームを構成する学校の実数は43校となります(24+24−5)。ひとつの学校が男女そろって全国に届くのは、育成環境が男女両方に行き渡っている一つの目安と言えます。
集計3:校名に「市立・町立」の表記があるチームは28/48
公式の出場チーム一覧に記載された校名を機械的に分類すると、「◯◯市立」「◯◯町立」という設置者表記を含むチームは男子14・女子14の計28チーム(58.3%)でした。残る20チームは学校法人が設置する私立中学校などです(校名表記ベースの分類。詳細は末尾の算出方法を参照)。中学バスケの全国大会は「公立の部活動」と「私立の強化チーム」が同じ土俵に立つ場である、という構造が数字にも表れています。
集計4:大会全体の試合数は78試合、初日だけで48試合
大会要項の競技方法(3チーム×8グループの予選リーグ → 各組上位2チームによる16チームのトーナメント、3位決定戦なし)から試合数を算出すると、次のようになります。
| 区分 | 1性別あたり | 男女計 | 実施日 |
|---|---|---|---|
| 予選リーグ(3チーム総当たり×8組) | 24試合 | 48試合 | 8月18日 |
| 決勝トーナメント1回戦 | 8試合 | 16試合 | 8月19日 |
| 決勝トーナメント2回戦 | 4試合 | 8試合 | 8月19日 |
| 準決勝 | 2試合 | 4試合 | 8月20日 |
| 決勝 | 1試合 | 2試合 | 8月20日 |
| 3位決定戦 | 実施しない | ― | ― |
| 合計 | 39試合 | 78試合 | ― |
初日8月18日は男女合わせて48試合。この日に使用されるコートは浜山4面+出雲市総合3面+鹿島総合1面の計8面で、1面あたり6試合(9:00/10:20/11:40/13:00/14:20/15:40の6枠)という編成になります。48試合÷8面=6試合という計算がぴたりと合う、非常にタイトな1日です。8月19日は4面(浜山2面・出雲市総合2面)で24試合、最終日は浜山体育館に集約して6試合。「初日がすべて」と言われる理由は、この日程密度にあります。
集計5:選手1人あたりの参加料は6,000円
大会要項によれば、参加料は参加選手1人につき4,000円、加えて熱中症対策費2,000円(マネージャーは除く)で、合計6,000円です。熱中症対策費の使途は「会場内空調費」と明記されています。1チームの選手登録は最大15名のため、選手15名で編成した場合の1チームあたり参加料は最大9万円という計算になります。真夏の屋内大会で空調費が明示的に費目化されている点は、近年の全国中学校体育大会の運営を読むうえで押さえておきたい変化です。
予選リーグ組合せDB(2026年8月12日・公式発表/確定)
大会要項は「予選リーグの組合せは、主催者による代表抽選とし、発表は8月12日(水) 10時00分に大会ホームページに掲載する」と定めていました。予定どおり2026年8月12日に組合せが公表され、予選リーグの対戦カードは確定しています。以下は公式の「予選リーグ組み合わせ表・競技日程」をもとに整理した一覧です(一次情報)。
男子:8グループ(出雲市総合体育館/鹿島総合体育館)
| 組 | 会場 | チーム1 | チーム2 | チーム3 |
|---|---|---|---|---|
| A | 出雲市総合体育館 | 松江市立第二(開催地・島根) | 成立学園(関東・東京) | 浜松学院興誠(東海・静岡) |
| B | 出雲市総合体育館 | 金沢学院大学附属(北信越・石川) | 高知(四国・高知) | 有田市立有和(近畿・和歌山) |
| C | 出雲市総合体育館 | 四日市メリノール学院(東海・三重) | 実践学園(関東・東京) | 江北町立江北(九州・佐賀) |
| D | 出雲市総合体育館 | 札幌市立東月寒(北海道) | 八戸市立白銀(東北・青森) | 湖南市立甲西北(近畿・滋賀) |
| E | 出雲市総合体育館 | 郡山市立郡山第三(東北・福島) | 福智町立方城(九州・福岡) | 埼玉栄(関東・埼玉) |
| F | 出雲市総合体育館 | 京都精華学園(近畿・京都) | 広島市立古田(中国・広島) | 宇都宮市立一条(関東・栃木) |
| G | 鹿島総合体育館 | 徳島市八万(四国・徳島) | 野々市市立布水(北信越・石川) | 北九州市立菊陵(九州・福岡) |
| H | 鹿島総合体育館 | 倉敷市立南(中国・岡山) | 城南静岡(東海・静岡) | 札幌市立啓明(北海道) |
女子:8グループ(すべて島根県立浜山体育館)
| 組 | 会場 | チーム1 | チーム2 | チーム3 |
|---|---|---|---|---|
| I | 島根県立浜山体育館 | 船橋市立七林(関東・千葉) | 松徳学院(開催地・島根) | 鹿児島純心女子(九州・鹿児島) |
| J | 島根県立浜山体育館 | 三条市立第三(北信越・新潟) | 松山市立内宮(四国・愛媛) | 高石市立高南(近畿・大阪) |
| K | 島根県立浜山体育館 | 盛岡白百合学園(東北・岩手) | 札幌市立発寒(北海道) | 藤枝順心(東海・静岡) |
| L | 島根県立浜山体育館 | 八王子市立第一(関東・東京) | 名古屋市立御田(東海・愛知) | 金沢学院大学附属(北信越・石川) |
| M | 島根県立浜山体育館 | 丸亀市立西(四国・香川) | 秋田市立土崎(東北・秋田) | 北九州市立折尾(九州・福岡) |
| N | 島根県立浜山体育館 | 京都精華学園(近畿・京都) | 北九州市立菊陵(九州・福岡) | 昭和学院(関東・千葉) |
| O | 島根県立浜山体育館 | 比治山学園(中国・広島) | 四日市メリノール学院(東海・三重) | 大阪薫英女学院(近畿・大阪) |
| P | 島根県立浜山体育館 | 札幌市立東月寒(北海道) | 岡山市立吉備(中国・岡山) | 春日部市立豊野(関東・埼玉) |
各コートは2グループを担当し、9:00/11:40/14:20の枠と、10:20/13:00/15:40の枠に分かれて進行します。グループごとの正確な試合開始時刻は、公式の「予選リーグ組み合わせ表・競技日程」PDFに記載されています。会場入りの時刻を決める際は、必ずそちらの最新版を確認してください(当日の進行により試合時刻は変更となる可能性がある旨、JBAも注記しています)。
競技方法とルール:全中特有の規定を押さえる
全中バスケには、Bリーグや高校の大会とは異なる独自規定がいくつもあります。大会要項に明記された主なものを整理します(一次情報)。
- 試合時間:日本バスケットボール協会「2026バスケットボール競技規則」に準拠。ただし1クォーター8分(一般的な10分ではありません)。
- 使用球:JBA検定球。男子7号・女子6号の皮革製。
- ディフェンス:「マンツーマンディフェンスの基準規則」に則って運営。マンツーマン/ゾーンの判定は、主催者が任命したマンツーマンコミッショナーが行う。
- 外国籍選手:大会エントリーは1チームあたり2名まで。コート上は5名のうち1名以内。
- チーム編成:引率責任者1名・コーチ1名・アシスタントコーチ1名・マネージャー1名・選手15名の計19名以内。
- 参加資格の年齢:平成23年(2011年)4月2日以降に生まれた者。
- 夏季大会の重複参加:同一年度内の参加は全競技を通じて1人1回。
- エントリー変更:8月14日(金)までとし、8月17日(月)の公式練習時に会場に掲示。
予選リーグで並んだときの順位決定方法
3チーム総当たりの予選リーグでは、1勝1敗が3チームで並ぶ「三すくみ」が起こり得ます。大会要項は順位決定の手順を次のように定めています。
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- 得失点差の多いチームを上位とする。
- 1位または3位が決まって2チームの得失点が同じ場合は、直接対戦で勝ったチームを上位とする。
- それでも決まらない場合は、1チームにつき代表5人のプレイヤーを選び、1人1本ずつフリースローを行って決める(5人全員が実施)。なお決まらないときは、以降1人1本ずつの対決を勝負がつくまで続ける。フリースローの順番は組合せのイ・ロ・ハの順。
「得失点差が第1基準」という点は重要です。大差での勝敗が順位に直結するため、予選リーグは最後まで得点差が意味を持ち続けます。観戦する側も、目の前の勝敗だけでなく点差を意識して見ると、リーグ全体の構図が理解しやすくなります。
結果の追い方:一次情報だけで完結させる手順
SNSやまとめサイトの速報は早い一方で、誤りや古い情報が混ざることがあります。公式ルートだけで完結させる追い方を手順化しておきます。
- 大会公式サイト(baske.zenchuu.jp)を最初に見る。組合せ・競技日程・結果はここが正本です。大会要項にも「大会ホームページ」として明記されています。
- JBA公式サイトの大会ニュースで、発表資料(PDF)へのリンクをまとめて確認する。出場チーム一覧・予選リーグ組合せ表・決勝トーナメント表がPDFで公開されています。
- 「バスケットLIVE」で試合映像を確認する。JBAの発表によれば全試合をライブ配信し、見逃し配信もあります。会場に行けない保護者にとって現実的な選択肢です。
- 8月18日の夜に決勝トーナメント表を取りに行く。決勝トーナメントの組合せは予選リーグ終了後の抽選で決まり、大会公式サイトで発表されます。現在公開されているトーナメント表は競技日程のみが入った「空」の状態です。
この4ステップを押さえておけば、二次情報に頼らずに大会を最後まで追えます。とくに「決勝トーナメントは事前に読めない」ことを知っているかどうかで、8月18日以降の情報の探し方が変わります。
保護者・関係者向けの実務メモ
- 宿泊:大会実行委員会指定の業者を通じた申し込みが原則で、指定外の宿泊施設の利用は原則として認められていません(大会要項)。感染症・自然災害への危機管理対応が理由として明記されています。
- 引率:引率・監督は出場校の校長・教員・部活動指導員、地域クラブ活動の代表(指導)者。部活動指導員は他校の引率者にはなれません。
- 負傷・疾病:大会期間中は応急処置のみ。各学校は日本スポーツ振興センターの規定を適用し、地域クラブ活動は各自加入の傷害保険等を適用します。
- 会場内の事故等:応援席や駐車場を含め、会場内の事故・破損等について主催者・施設管理者は責任を負わないと要項に明記されています。
- 肖像・記録の扱い:実行委員会が認めた報道機関等による撮影映像が中継録画放映やインターネットで配信される場合があり、参加選手はこれに同意することとされています。
- 地域クラブ活動:一定条件のもとで出場が認められています。ただし団体競技における地域クラブ活動での出場は1チームのみで、複数チームの参加はできません。
よくある質問(FAQ)
Q1. 全中バスケは都道府県代表制ですか?
いいえ。都道府県予選を勝ち上がったチームが9つの地方ブロック大会で争い、各ブロックに配分された枠を獲得したチームが全国大会に出場します。加えて開催地(今回は島根県)に男女各1の枠があります。したがって、1つの都道府県から複数チームが出ることも、1チームも出ないこともあります。
Q2. 決勝トーナメントの組合せはいつ分かりますか?
8月18日(火)の予選リーグ終了後です。決勝トーナメント進出チームの代表者による抽選が行われ、結果は大会公式サイトで発表されます。8月12日時点で公開されているトーナメント表は競技日程のみの「空」の状態で、対戦相手は記載されていません。事前に予測することはできません。
Q3. 会場に行けません。試合は見られますか?
「バスケットLIVE」で全試合がライブ配信され、見逃し配信もあるとJBAが公表しています。3会場・最大8面が同時進行する初日でも、映像で追える体制です。
Q4. 1試合はどのくらいの時間ですか?
全中は1クォーター8分で運営されます(一般的な10分制ではありません)。予選リーグ初日は1つのコートで9:00から15:40まで6試合が組まれており、試合間隔はおおむね80分刻みです。
Q5. 3位決定戦はありますか?
ありません。大会要項に「3位決定戦は行わない」と明記されており、表彰では第3位のチームにトロフィー・メダル・賞状が授与されます。つまり第3位は準決勝で敗れた2チームとなります。
Q6. 開催地はどこですか。会場名が複数出てきて混乱します。
開催地は島根県(出雲市・松江市)です。会場は島根県立浜山体育館(出雲市大社町)、出雲市総合体育館(出雲市西林木町)、鹿島総合体育館(松江市鹿島町)の3か所。浜山体育館は愛称「カミアリーナ」でも紹介されますが、公式表記は「島根県立浜山体育館」です。所在地で照合すると取り違えを防げます。
Q7. 8月13日開幕のFIBA U18アジアカップとは同じ大会ですか?
まったく別の大会です。FIBA U18アジアカップは各国代表による国際大会、全中バスケは日本の中学校(U15カテゴリー)の全国大会で、主催者も対象年齢も異なります。日程が近いため混同されやすい点にご注意ください。
関連コンテンツ
- FIBA U18アジアカップ2026 日程・出場国データベース
- SportsPulse バスケットボールHUB
- ジュニア世代 全国大会カレンダー(集計DB)
まとめ
第56回全国中学校バスケットボール大会は、2026年8月17日〜20日、島根県出雲市・松江市の3会場で行われます。競技は18日〜20日の3日間、男女各24チーム・計48チームが、3チーム1組の予選リーグ8組を経て16チームの決勝トーナメントに進み、78試合で日本一を決めます。予選リーグの組合せは8月12日に確定し、決勝トーナメントの組合せは8月18日の予選リーグ終了後の抽選で決まります。
この大会は、公立中学校の部活動と私立中学校の強化チームが同じコートに立ち、47都道府県から9ブロックを経て48チームに絞り込まれる、日本の育成年代における最大級の到達点のひとつです。大会の仕組みを理解しておくことは、そのまま「結果を自分で正確に追える力」になります。本記事のデータは公式発表に基づき、決勝トーナメント抽選(8月18日)後に更新予定です。
出典(確認日:2026年8月12日)
- 公益財団法人日本バスケットボール協会「『令和8年度全国中学校体育大会 第56回全国中学校バスケットボール大会』組み合わせ発表」(2026年8月12日)/ https://japanbasketball.jp/convention/88602
- 第56回全国中学校バスケットボール大会 大会要項(PDF)/ https://japanbasketball.jp/wp-content/uploads/zenchu2026_yoko.pdf
- 第56回全国中学校バスケットボール大会 出場チーム一覧(PDF)/ https://japanbasketball.jp/wp-content/uploads/zenchu2026_teamlist.pdf
- 第56回全国中学校バスケットボール大会 予選リーグ組み合わせ表・競技日程(PDF)/ https://japanbasketball.jp/wp-content/uploads/zenchu2026_groupleague0812.pdf
- 第56回全国中学校バスケットボール大会 決勝トーナメント表(空)・競技日程(PDF)/ https://japanbasketball.jp/wp-content/uploads/zenchu2026_torurnament0812.pdf
- 第56回全国中学校バスケットボール大会 大会公式サイト/ https://baske.zenchuu.jp/
- バスケットLIVE 第56回全国中学校バスケットボール大会 特設ページ/ https://basketball.mb.softbank.jp/features/14100
編集部集計の算出方法(開示)
- 都道府県別出場数:公式「出場チーム一覧」(PDF)に記載された男女各24チームの所在都道府県を、編集部が単純集計しました。ブロック名ではなく都道府県表記を集計単位としています。
- 男女そろって出場する学校数:同一覧の男子欄と女子欄で校名が一致するチームを照合し、5校を確認しました。「48チームの実校数43校」は 24+24−5 で算出しています。
- 設置者表記の分類:同一覧の校名文字列に「市立」「町立」の表記を含むかどうかで機械的に分類したものです(男子14・女子14=28/48)。学校の実際の設置形態と表記が一致しない場合があるため、参考値としてご覧ください。
- 試合数・コート面数:大会要項の競技方法(3チーム総当たりの予選リーグ8組、上位2チーム計16チームによるトーナメント、3位決定戦なし)と、要項記載の各会場コート面数から算出しました。
- 参加料:大会要項の「参加選手1人につき4,000円、熱中症対策費2,000円(マネージャーは除く)」および「選手15名以内」の規定から算出しています。
- 集計対象:すべて大会・チーム(学校)・都道府県・運営に関する数値です。選手個人に関するデータは一切扱っていません。
本記事は公開情報と編集部レビューをもとに構成しています。独自取材・アンケートは行っていません。育成年代(中学生・U15)の大会につき、選手個人の評価・将来性・進路に関する記述は掲載していません。掲載情報は2026年8月12日時点のものであり、決勝トーナメントの組合せ、試合時刻、会場運営は今後変更・確定される場合があります。最新かつ正確な情報は必ず大会公式サイトでご確認ください。
執筆: SportsPulse 編集部 / 公開: 2026-08-12
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最終更新日: 2026年8月13日 | 編集方針
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| 日付 | 変更内容 |
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| 2026年8月13日 | 初回公開 |
✅ ファクト再検証
最終検証日:2026年8月13日
SportsPulse 編集部が公開情報をもとに内容を確認しています。情報は確認時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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