更新日: 2026年9月1日 / カテゴリ: 入口/DB(バスケットボール・男子日本代表)
FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選のWindow4が、2026年8月31日のカタール戦をもって閉幕しました。男子日本代表は8月31日、TOYOTA ARENA TOKYOでカタール代表に123-70で勝利。8月28日(現地27日)のサウジアラビア戦106-78に続く2連勝で、Window4を2戦全勝で終えています。
この記事は「試合の感想」ではなく、Window4が終わった時点で何が確定したのかを一枚で確認できる総括データベースとして作りました。カタール戦の要点、FIBA公式順位表に基づくグループFの最終順位、World Cup出場ラインまでの距離、1次ラウンドからの繰越方式、そして次のWindow5の日程まで、数値の出どころを明示しながら並べています。数値が媒体間で割れている箇所についても、隠さずそのまま書きました。
先に結論(2026年9月1日時点)
1. 日本はWindow4を2連勝で終え、通算6勝2敗・勝ち点14。FIBA公式順位表でグループF1位に立った(レバノンも6勝2敗・勝ち点14で並走)。
2. カタール戦は123-70。3ポイント成功率52.6%(20/38本)、ロスター全員得点。八村塁が30得点・6リバウンド・4アシスト・4ブロック・3スティール。
3. 出場枠は「各グループ上位3チーム+4位のうち成績最上位1チーム」。開催国カタールは自動出場で、結果は集計されるが最終順位からは除外される。
4. 1次ラウンドの成績は全て2次ラウンドへ繰り越し済み。日本の6勝2敗は「1次4勝2敗+Window4の2勝0敗」の合計。
5. 次はWindow5。11月26日にレバノン戦(アウェー)、11月29日にカタール戦(アウェー)。レバノン戦は事実上の首位攻防戦になる。
1. カタール戦(8月31日)の要点 ―123得点、3P20本、全員得点
舞台はTOYOTA ARENA TOKYO。FIBA公式のゲーム情報によると入場者数は9,153人でした。日本(FIBAランキング22位)はカタール(同76位)に対して立ち上がりから主導権を握り、第1クォーターだけで29-11。FIBA公式のリードトラッカーでは、この試合のリードチェンジは0回、日本がリードしていた時間は39分42秒、最大リードは59点と記録されています。つまり試合開始直後から終了まで、一度も追いつかれていません。
クォータースコアとチームスタッツ
| チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本(JPN) | 29 | 24 | 40 | 30 | 123 |
| カタール(QAT) | 11 | 23 | 11 | 25 | 70 |
FIBA公式のゲームスタッツでは、フィールドゴール成功率は日本59%に対しカタール40%。内訳は2ポイントが66.7%対44.7%、3ポイントが52.6%対31.6%、フリースローが76%対75%でした。試合を決めたのは第3クォーターで、この10分間だけで40-11。カタールは司令塔のファウルアウトに加え、指揮官が2度目のテクニカルファウルで退場となるなど、立て直しの糸口を失ったまま40失点を喫しています(バスケットボールキング)。日本は第4クォーター開始2分で100得点に到達しました。
個人スタッツ(カタール戦)
| 選手 | 主なスタッツ | 出典 |
|---|---|---|
| 八村塁 | 30得点(3P 8本中6本成功)/6リバウンド/4アシスト/4ブロック/3スティール | FIBA公式ハイライト動画表記・バスケットボールキング |
| 富永啓生 | 23得点(うち第1クォーターで10得点) | FIBA公式ゲームレポート・バスケットボールキング |
| ジョシュ・ホーキンソン | 16得点/8リバウンド | FIBA公式ゲームレポート・バスケットボールキング |
| 渡邊雄太 | 12得点/5リバウンド/3アシスト(ベンチから出場) | FIBA公式ゲームレポート |
| 西田優大 | 11得点 | FIBA公式ゲームレポート・バスケットボールキング |
| 河村勇輝 | 5得点/9アシスト(※FIBA公式ゲームレポートは10アシストと記載) | バスケットボールキング/FIBA公式 |
先発は河村勇輝・西田優大・馬場雄大・八村塁・ジョシュ・ホーキンソンで、8月28日のサウジアラビア戦と同じ5人。この日は渡邊雄太が復帰し、出場した選手全員が得点を記録しました。チーム全体では3ポイント20本成功。FIBA公式のゲームレポートは、この20本が「アジア予選の記録として歴代3位タイ」、123得点が「歴代4位タイ」、そしてチーム39アシストが「歴代2位」にあたると記しています。
“They tried to fit into the existing chemistry.”(彼らは既にあるケミストリーに合わせようとしてくれた)― 桶谷大ヘッドコーチのコメント。FIBA公式ゲームレポート「Tokyo Special: Rui Hachimura drops 30 as Japan sweep window」より。八村塁と河村勇輝の合流がチームに与えた影響について語ったもの。
“We became one team.”(僕たちは一つのチームになった)― 渡邊雄太のコメント。FIBA公式ゲームレポートより。
なお、指揮官はトム・ホーバス氏ではありません。2026年に就任した桶谷大ヘッドコーチ(FIBA公式の英字表記は “Dai Oketani”)が率いる体制です。川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチとの兼任で、就任後2戦目にあたる2026年3月1日の韓国戦(78-72)が新体制初勝利でした。和文記事では前任者の名前が残ったままの表記が散見されるため、引用する際は必ず日付とセットで確認してください。
【重要】数値が媒体間で割れている箇所
(1)八村塁のカタール戦得点:FIBA公式のハイライト動画タイトルは「30 PTS, 6 REB, 4 AST, 4 BLK, 3 STL」、日本の各媒体も30得点で一致しています。一方、同じFIBA公式のゲームレポート本文には「28 points」との記述があり、FIBA公式内で数値が一致していません。本記事は、本文中の他の記述(3P 6/8成功・前半19得点)および複数媒体の一致から30得点を採ります。
(2)河村勇輝のアシスト数:カタール戦はバスケットボールキングが9アシスト、FIBA公式ゲームレポートが10アシストと記載。サウジアラビア戦は8アシストと報じられています(Goal.com)。2試合合計値は媒体により17〜19本と幅があり、本記事では合計値を確定させません。
(3)8月28日サウジアラビア戦のスコア:一部で「108-76」とする表記が流通していますが、FIBA公式のゲームページは「Saudi Arabia 78 – 106 Japan」、すなわち日本の106-78での勝利と記録しています。本記事はFIBA公式に従います。
2. グループF順位表(Window4終了時点・FIBA公式)
以下はFIBA公式のStandingsページ(2026年9月1日確認)に掲載されている、2次ラウンド グループFの並びです。FIBAの勝ち点は勝利=2、敗戦=1で加算されるため、8試合を終えた各チームの勝ち点は「勝数+8」になります。
| 順位 | チーム | 勝敗(W/L) | 勝ち点 |
|---|---|---|---|
| 1 | 日本(JPN) | 6勝2敗 | 14 |
| 2 | レバノン(LBN) | 6勝2敗 | 14 |
| 3 | 中国(CHN) | 5勝3敗 | 13 |
| 4 | 韓国(KOR) | 4勝4敗 | 12 |
| 5 | カタール(QAT・開催国) | 4勝4敗 | 12 |
| 6 | サウジアラビア(KSA) | 3勝5敗 | 11 |
Window4開幕前の日本は5位相当(1次ラウンド4勝2敗)からのスタートで、8月28日のサウジアラビア戦勝利で2位、8月31日のカタール戦勝利で1位に浮上しました。日本とレバノンは勝敗・勝ち点ともに完全に並んでいますが、FIBA公式順位表では日本が上に置かれています。両者はこの予選でまだ直接対決していないため、11月26日のレバノン戦が実質的な首位決定戦になります。
なお、他媒体の順位表で「5勝2敗」「6勝2敗」など日本の成績表記が食い違って見えることがありますが、これは更新タイミングの差です。5勝2敗は8月28日のサウジアラビア戦終了時点、6勝2敗は8月31日のカタール戦終了時点の値で、どちらも誤りではありません。引用する際は「何月何日時点の値か」を必ず添えてください。
比較のポイントを押さえる
記事で整理したポイントを踏まえて、比べやすい候補の一つを確認できます。
3. 突破ラインの現在地 ―「上位3+最良の4位」
アジア・オセアニア地域には本大会の8枠が配分されており、うち1枠は開催国カタールに自動で与えられています。残りの7枠を2次ラウンドの2グループで争う形です。FIBA公式のStandingsページには、出場条件が次のように明記されています。
“Host Qatar qualify automatically; their results count, but they are excluded from the Final Standings. The top three teams per group and the best fourth-placed team qualify.”(開催国カタールは自動的に出場権を得る。その結果は集計に含まれるが、最終順位からは除外される。各グループ上位3チームと、4位のうち最上位の1チームが出場権を得る)― FIBA公式 アジア地区予選 Standings ページ
重要なのは「カタールは最終順位から除外される」という一文です。グループFのカタールは現在4勝4敗で5位に位置していますが、最終順位の計算からは外れるため、実質的にはカタールを除いた5チーム(日本・レバノン・中国・韓国・サウジアラビア)の中で上位3つに入れば自動的に本大会出場が決まる、という読み方になります。日本にとっては、レバノン・中国と並ぶポジションを維持し続けることが最優先課題です。
参考までに、もう一方のグループEはオーストラリアが8勝0敗(勝ち点16)で独走し、ニュージーランドが6勝2敗(14)、イラン5勝3敗(13)、ヨルダン5勝3敗(13)、フィリピン4勝4敗(12)、シリア2勝6敗(10)と続きます。「4位のうち最上位の1チーム」という枠を単純に勝ち点だけで比べると、現時点ではグループEの4位ヨルダン(13)がグループFの4位韓国(12)を上回っています。ただし、この4位同士の比較にどの基準が適用されるかの詳細規定は、本記事執筆時点でFIBA公式の該当ページ上に明示を確認できませんでした。ここは断定せず「単純な勝ち点比較ではE組4位が優位」という観察にとどめます。
現在地の要約:日本は残り4試合(レバノン2・カタール1・サウジアラビア1)。カタールが最終順位から除外されることを踏まえると、日本が上位3チームの座を確保するために直接争う相手は、実質的にレバノン・中国・韓国・サウジアラビアの4カ国。とりわけ2試合を残すレバノンとの直接対決2連戦が、この予選の分水嶺になります。
4. 繰越方式の再確認 ―「6勝2敗」の内訳はこうなっている
「日本はWindow4で2勝しただけなのに、なぜ6勝2敗なのか」という疑問は毎回のように出ます。答えは繰越方式です。FIBA公式は2次ラウンド進出チーム確定を伝えるリリースで、次のように説明しています。
“All teams will carry over the results from the First Round, ensuring every single game has meaning in the Road to Qatar 2027.”(全チームが1次ラウンドの結果を持ち越す。これにより、カタール2027への道のりにおいて1試合たりとも無意味な試合はなくなる)― FIBA公式ニュース「Teams set for the Second Round of the FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers」
仕組みを整理すると次のとおりです。1次ラウンドは16チームを4組に分け、各組4チームでホーム&アウェーの二回戦総当たり(1チーム6試合)。上位3チーム(カタールの組は上位2チーム)が2次ラウンドへ進みます。2次ラウンドは12チームを2組に再編成し、グループAとC、グループBとDがそれぞれ合流。日本が入ったグループFは、旧グループB(日本・中国・韓国)と旧グループD(レバノン・カタール・サウジアラビア)の合流です。2次ラウンドでは「まだ対戦していない3チーム」とホーム&アウェーで各2試合、計6試合を戦います。
つまり日本の8試合は「旧グループBでの6試合(4勝2敗)」+「Window4の2試合(2勝0敗)」=6勝2敗。そして残る4試合は全て旧グループD勢との対戦になります。中国戦・韓国戦は1次ラウンドで既に消化済みで、2次ラウンドでは再戦しません。ここを勘違いすると「まだ中国戦がある」といった誤りに繋がるので注意してください。
5. 日本代表 予選全8戦の一覧(DB)
2025年11月の初戦から2026年8月31日までの全8試合を、日本から見たスコアで並べます。スコアはFIBA公式のゲームページおよびFIBA順位表を出典とするデータに基づく値です。
| Window | 日付 | 対戦相手 | スコア(日本-相手) | 勝敗 |
|---|---|---|---|---|
| Window1(1次) | 2025年11月28日 | チャイニーズ・タイペイ | 90-64 | ○ |
| Window1(1次) | 2025年12月1日 | チャイニーズ・タイペイ | 80-73 | ○ |
| Window2(1次) | 2026年2月26日 | 中国 | 80-87 | ● |
| Window2(1次) | 2026年3月1日 | 韓国 | 78-72 | ○ |
| Window3(1次) | 2026年7月3日 | 中国 | 92-73 | ○ |
| Window3(1次) | 2026年7月6日 | 韓国(高陽/アウェー) | 79-81 | ● |
| Window4(2次) | 2026年8月28日(日本時間) | サウジアラビア(ジッダ/アウェー) | 106-78 | ○ |
| Window4(2次) | 2026年8月31日 | カタール(TOYOTA ARENA TOKYO/ホーム) | 123-70 | ○ |
サウジアラビア戦はジッダのキング・アブドゥッラー・スポーツシティで行われ、入場者数は2,065人(FIBA公式)。日本はフィールドゴール成功率53%、フリースロー成功率100%を記録し、八村塁が29得点、ジョシュ・ホーキンソンが21得点、富永啓生が14得点、河村勇輝が4得点8アシストを挙げています(FIBA公式・Goal.com)。この試合でサウジアラビアのモハメド・アルスワイレムが34という高いエフィシェンシーを記録しており、日本にとっては圧勝ながら個で崩された場面もあった内容でした。
6. 【独自集計】Window別の平均得点・失点の推移
ここからはSportsPulse編集部による独自集計です。上の全8戦のスコアを、Window単位・ラウンド単位で単純合算し、試合数で割りました。集計方法:FIBA公式の各試合スコア(日本の得点・失点)をそのまま合算し、平均は小数第2位を四捨五入。ホーム/アウェーの別や延長の有無による補正は行っていません。取材や独自データの収集は行わず、公開されている公式スコアのみを用いています。
| 区分 | 試合数 | 総得点 | 総失点 | 平均得点 | 平均失点 | 得失点差 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Window1 | 2 | 170 | 137 | 85.0 | 68.5 | +33 |
| Window2 | 2 | 158 | 159 | 79.0 | 79.5 | -1 |
| Window3 | 2 | 171 | 154 | 85.5 | 77.0 | +17 |
| Window4 | 2 | 229 | 148 | 114.5 | 74.0 | +81 |
| 1次ラウンド計 | 6 | 499 | 450 | 83.2 | 75.0 | +49 |
| 通算 | 8 | 728 | 598 | 91.0 | 74.8 | +130 |
この表から読み取れることは明快です。Window4の平均得点114.5は、1次ラウンド6試合の83.2から31.3点も跳ね上がっています。一方で平均失点は74.0と、1次ラウンドの75.0からほぼ変化していません。つまりWindow4での劇的な数字の変化は「守備が良くなったから」ではなく、ほぼ全面的に「攻撃が別次元になったから」です。得失点差で見ると、1次ラウンド6試合の合計が+49だったのに対し、Window4はわずか2試合で+81。通算+130のうち6割強を、この2試合だけで稼いだ計算になります。
数値の妥当性チェックとして、1次ラウンド4戦終了時点(2026年3月1日)の累計は本集計で328得点・296失点・得失点差+32となり、FIBA順位表を出典とする第三者データベースの記載値と一致しました。また、FIBA公式のチーム比較ページに掲載されていた日本の平均得点86.4(サウジアラビア戦終了・7試合時点の値)も、本集計の7試合累計605得点を7で割った値86.43と整合します。集計に用いたスコアは公式値と矛盾していません。
ただし注意点もあります。Window4の相手はグループF最下位のサウジアラビアと、開催国枠で自動出場が決まっているカタールでした。カタールはこの2試合で0勝2敗、日本には4連敗中です(FIBA公式ゲームレポート)。114.5得点という数字は、レバノン・中国といった上位相手にそのまま再現できる保証がありません。Window5の2連戦こそが、この攻撃力が本物かどうかを測る場になります。
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7. 次のWindowの日程(Window5・Window6)
Window5は2026年11月、Window6は2027年2月〜3月です。FIBA公式の試合日程ページには、グループFの開催日として11月26日・27日・29日・30日、および2027年2月25日・26日・28日・3月1日が掲載されています。日本の対戦カードは次のとおりです。
| Window | 日付 | カード | ホーム/アウェー | 会場 |
|---|---|---|---|---|
| Window5 | 2026年11月26日(木) | レバノン vs 日本 | アウェー | 2026年9月1日時点で未発表 |
| Window5 | 2026年11月29日(日) | カタール vs 日本 | アウェー | 2026年9月1日時点で未発表 |
| Window6 | 2027年2月26日(金) | 日本 vs サウジアラビア | ホーム | 2026年9月1日時点で未発表 |
| Window6 | 2027年3月1日(月) | 日本 vs レバノン | ホーム | 2026年9月1日時点で未発表 |
11月26日のレバノン戦は、FIBA公式のゲームページに「Second Round · Group F/LBN vs JPN/Thu, Nov 26」として掲載されており、ティップオフ時刻は「TBD(未定)」の状態です。11月29日のカタール戦以降のカードは、FIBA公式の日程枠と国内媒体の日程表に基づく整理です。各試合の会場・開始時刻・国内での放送配信については、2026年9月1日時点でいずれも未発表です。憶測での記載は避けますので、確定次第この記事を更新します。
対戦相手として最大の焦点になるレバノンについて、FIBA公式のチーム比較データでは、この予選での平均得点90.0、平均リバウンド45.1、平均アシスト23.4、3ポイント成功率37.2%と記載されています(サウジアラビア戦終了時点の日本の対応値は86.4得点・39.3リバウンド・22.3アシスト・3ポイント30.6%)。リバウンドで6本近い差があり、外角の確率でも上回られている点は、11月へ向けた明確な課題です。加えてFIBA公式の直接対決記録では、レバノンの5勝に対し日本は1勝。2025年8月のFIBAアジアカップでも日本は73-97で敗れています。順位表で並んでいても、相性面では挑戦者の立場だという認識が必要です。
よくある質問
Q1. 男子日本代表のヘッドコーチは誰ですか?
桶谷大ヘッドコーチです。FIBA公式のゲームレポートでも “Coach Dai Oketani” として記載されています。2026年に就任し、Bリーグの川崎ブレイブサンダースのヘッドコーチと兼任しています。トム・ホーバス氏が指揮しているという記述は現在の体制としては誤りです。和文記事では前任者の名前がそのまま残っているケースが多いため、引用時は必ず記事の公開日を確認してください。
Q2. 8月28日のサウジアラビア戦のスコアは106-78と108-76のどちらが正しいですか?
FIBA公式のゲームページは「Saudi Arabia 78 – 106 Japan」と記載しており、106-78が公式記録です。クォータースコアもサウジアラビア22・18・12・26=78、日本33・23・34・16=106と公表されています。一部媒体で108-76と表記された例がありますが、FIBA公式値とは一致しません。数値を引用する際はFIBA公式のゲームページを一次情報として確認することをおすすめします。
Q3. カタールは開催国なのに、なぜ予選に出場しているのですか?
カタールは2027年ワールドカップの開催国として自動的に本大会出場が決まっていますが、実戦経験の確保などの理由から予選にも参加しています。FIBA公式は「カタールの結果は集計に含まれるが、最終順位からは除外される」と明記しています。したがってグループFの他5チームにとって、カタール戦の勝敗は自分たちの勝ち点として積み上がる一方、出場枠を争う相手としてはカタールを数えない、という構造になります。
Q4. 日本はどうなれば2027年ワールドカップに出場できますか?
FIBA公式の記載によれば、各グループの上位3チームと、両グループの4位のうち成績最上位の1チームが出場権を得ます。開催国カタールは最終順位から除外されるため、グループFでは実質的にカタールを除いた5チームの中で上位3つに入ることが目安になります。日本の残り試合はレバノン2試合、カタール1試合、サウジアラビア1試合の計4試合です。なお、4位同士の比較にどの基準が適用されるかの詳細規定は、本記事執筆時点でFIBA公式ページ上に明示を確認できていません。
Q5. 次に日本代表の試合が見られるのはいつですか?
FIBAバスケットボールワールドカップ2027 アジア地区予選の枠組みでは、次戦は2026年11月26日のレバノン戦(アウェー)、続いて11月29日のカタール戦(アウェー)です。ただし、両試合の会場・開始時刻・日本国内での放送配信予定は、2026年9月1日時点でいずれも未発表です。Window4のカタール戦は日本テレビ系列の地上波、DAZN、TVerで中継されましたが、Window5が同じ体制になるかどうかは決まっていません。
Q6. Window4での日本の記録で、特筆すべきものはありますか?
FIBA公式のゲームレポートによると、カタール戦で日本が決めた3ポイント20本はアジア地区予選の記録として歴代3位タイ(2017年にニュージーランドが香港戦で記録した20本と並ぶ)、123得点は歴代4位タイ、チームの39アシストは歴代2位(歴代1位はニュージーランドの40)にあたります。また同レポートは、カタールが日本に4連敗中で、直近の勝利は13年前の2013年FIBAアジアカップだったとも記しています。
関連記事・関連ページ
Window4の直前情報(合宿メンバー14名、8月27日サウジ戦・8月31日カタール戦の視聴導線)は、バスケ男子日本代表 W杯2027アジア予選Window4 完全ガイドにまとめています。バスケットボール全体の入口はバスケットボール ファンHUBから。他競技の代表・予選まわりの読み物はサッカー ファンHUB、F1 ファンHUBもあわせてどうぞ。
出典
・FIBA公式「FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers — Standings」(グループE・グループF順位表、出場条件)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/standings(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式「Japan vs Qatar — Second Round」ゲームページ(123-70、クォータースコア、チームスタッツ、入場者数9,153人)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/games/126960-JPN-QAT(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式「Saudi Arabia vs Japan — Second Round」ゲームページ(78-106、クォータースコア、入場者数2,065人)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/games/126973-KSA-JPN(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式ゲームレポート「Tokyo Special: Rui Hachimura drops 30 as Japan sweep window」(桶谷HC・渡邊のコメント、3P20本/39アシストの記録、カタールの連敗記録)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/news/tokyo-special-rui-hachimura-drops-30-as-japan-sweep-window(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式ニュース「Teams set for the Second Round of the FIBA Basketball World Cup 2027 Asian Qualifiers」(繰越方式、2次ラウンドの組分けと日程枠、出場枠)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/news/teams-confirmed-for-the-fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers-second-round(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式「Lebanon vs Japan — Second Round」ゲームページ(11月26日開催、日本・レバノンのチーム比較データ、直接対決成績)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/games/126961-LBN-JPN(確認日: 2026年9月1日)
・FIBA公式「Games Schedule & Results」(Window5・Window6の開催日枠)
https://www.fiba.basketball/en/events/fiba-basketball-world-cup-2027-asian-qualifiers/games(確認日: 2026年9月1日)
・バスケットボールキング「バスケ日本代表がカタールから123得点奪い圧勝…八村30得点、“最強の布陣”全員得点で連勝」2026年8月31日(個人スタッツ、先発5人、3P成功率52.6%=20/38本、試合経過)
https://basketballking.jp/news/japan/20260831/630154.html(確認日: 2026年9月1日)
・Goal.com 日本「バスケW杯2027アジア地区予選の順位表は?日本代表の試合日程・結果・2次予選スケジュール」2026年8月31日(1次ラウンド全6戦のスコア、Window5・6の対戦カード、サウジアラビア戦の個人スタッツ、カタール戦の放送配信)
https://www.goal.com/jp/ニュース/basketball-world-cup-asian-qualifiers-standings-schedule-results/blt04a1ddfbb2f1509a(確認日: 2026年9月1日)
※本記事は公開情報をもとにSportsPulse編集部が整理したものです。取材・調査・アンケートは行っていません。
執筆: SportsPulse 編集部
本記事は公開情報をもとにSportsPulse編集部がレビュー・整理したものです。
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最終更新日: 2026年9月3日 | 編集方針
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| 日付 | 変更内容 |
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| 2026年9月3日 | 初回公開 |
✅ ファクト再検証
最終検証日:2026年9月3日
SportsPulse 編集部が公開情報をもとに内容を確認しています。情報は確認時点のものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。
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