ラメロ・ボールのハイライトを見ると、才能の非凡さに息を呑む。ノールックパス、トランジションでの視野の広さ、試合の流れを変えるエンターテインメント性。2021年の新人王が証明した才能は本物だった。
しかしその後、足首の怪我が繰り返し襲った。2シーズンで合計30試合しか出場できず、「怪我さえなければオールスター」という評価は裏を返せばフルシーズンを戦えていないことの証左でもある。
2025-26シーズン、ボールの健康がホーネッツの未来を左右する。フルシーズンを戦い抜くこと自体が最大の目標であり、その上で数字を残せばオールスター選出は現実的だ。才能は疑いようがない。あとは体がコートの上にいる時間を確保できるかだけだ。ミッチ・クプチャック前GMの退任後、新体制がボールの周囲にどんな戦力を揃えるかが再建の方向性を決める。ボールが70試合以上出場した場合、ホーネッツの勝率は劇的に改善するとフロントが見込んでいる。健康がすべてを決める。