著者: SportsPulse 編集部 / 更新日: 2026年8月17日 / 編集部レビュー済み
2026年10月20日、NBAの2026-27シーズンが開幕します。NBC/Peacockによる史上初の「開幕3連戦」で幕を開けるこのシーズンは、単に新シーズンというだけではありません。2025-26シーズンから始まった11年間のメディア契約の「2年目」にあたります。
この契約は、報道ベースで総額約760億ドル。年平均にすると約69億ドルという規模です。1米ドル=159.42円(三菱UFJ銀行 公表仲値・2026年8月14日)で概算すると、総額で約12兆1,000億円、年あたり約1兆1,000億円という桁になります。プロスポーツリーグ1つが受け取るメディア収入としては、北米ではNFLに次ぐ規模です。
ただ、この数字を「すごい」で終わらせてしまうと、いちばん面白いところを取り逃がします。なぜこの金額がついたのか。3社はそれぞれ何を買ったのか。そのお金は球団に、そして選手の年俸にどう効いてくるのか。この記事は、そこを制度と経済の側から分解します。(NBAやBリーグの基礎情報はバスケットボールHUBにまとめています。)
結論:この記事で押さえる7つのこと
時間のない方は、ここだけで足ります。
- 契約の骨格は「11年・3社・2025-26〜2035-36」。これはNBA公式が発表した一次情報です。いっぽう「総額760億ドル」という金額は公式リリースには一行も書かれていません。報道値です。この線引きを崩すと、記事はすぐ不正確になります。
- 「旧契約の約2.6倍」は、計算するとほぼ正確です。新=760億ドル÷11年=年約69.09億ドル。旧=240億ドル÷9年=年約26.67億ドル。比は2.59倍(増加率+159%)。報道の「約2.6倍」「+160%」はいずれも妥当な丸めでした。
- 3社は「同じもの」を分け合ったわけではありません。ディズニーはファイナルとクリスマス、NBCUはオールスターと開幕戦、AmazonはNBAカップとプレーイン。それぞれ性格の違う「時間帯」と「イベント」を買っています。
- いちばん構造的な変化は「地上波の復活」です。旧契約では地上波は最低15試合でしたが、新契約では年間約75試合が地上波に乗ります。同時に、全国中継はすべてストリーミングでも観られる設計になりました。
- 1年目(2025-26)の答え合わせは、リーグ側の発表ベースでは成功でした。全米で1億7,000万人が視聴し、これは24年ぶりの多さ。前年比+86%です(NBA公式・2026年4月15日発表)。
- 球団経済への効き方は「配分の底上げ」です。1球団あたりのTV収入は2024-25の約1億300万ドルから、2025-26には約1億4,300万ドルへ跳ねたと報じられています。これは同年のサラリーキャップ(1億5,464.7万ドル)の約92.5%にあたります(編集部試算)。
- ★ただし「キャップが毎年10%上がる」わけではありません。2026-27のサラリーキャップは1億6,496.1万ドル、前年比+6.67%。CBAが定める上限の10%に届いていません。理由はローカル(地域)放映収入の落ち込みと報じられています。ここが今いちばん誤解されている論点です。
この記事の数値の扱いについて
金額は原則としてドル建てで記します。円換算を添えた箇所はすべて1米ドル=159.42円(三菱UFJ銀行 公表仲値・2026年8月14日)による概算で、契約実行時の為替ではありません。数値にはすべて「いつ時点の値か」を添えています。「編集部試算」と書いた数字は、公開資料に対する四則演算のみで、独自の取材や調査に基づくものではありません。
1. まず一次情報:NBAが2024年7月24日に発表したこと
すべての出発点は、NBAが2024年7月24日に出した公式リリースです。【一次情報】そこに書かれているのは、次のような内容でした。
- ウォルト・ディズニー・カンパニー(ABC/ESPN)とのパートナーシップ更新、およびNBCユニバーサル(NBC/Peacock)とアマゾン(Prime Video)との新規契約
- 期間は2025-26シーズンから2035-36シーズンまでの11年間
- 全国中継はすべて、広く流通するストリーミングサービス(Prime Video、Peacock、ESPNの新DTCサービス)で視聴可能になる
- レギュラーシーズンの約75試合が地上波(broadcast TV)で放送される。これは旧契約の「最低15試合」からの大幅な増加
- NBAアプリが「ユニバーサル・アクセスポイント」として、3社すべての全国中継への導線になる
アダム・シルバー コミッショナーは同リリースで「ディズニー、NBCユニバーサル、アマゾンとの新しいグローバル・メディア契約は、米国と世界のファンにとって、NBAの試合のリーチとアクセシビリティを最大化する」と述べています。【一次情報:NBA公式リリース/2024年7月24日】
注目してほしいのは、この公式リリースには金額が一行も出てこないことです。「760億ドル」も「年69億ドル」も、すべて報道値です。CBSスポーツは「11年760億ドルの契約」と報じ、ESPNも同様の水準を報じました。本記事でも、金額を出すときは必ず「報道値」であることが分かる書き方をします。
2. 「約2.6倍」を実際に計算してみる
企画段階でよく出回るのが「新契約は旧契約の約2.6倍」という表現です。これを鵜呑みにせず、実際に割り算してみましょう。
旧契約は、2014年10月にNBAがESPN(ディズニー)とターナー・スポーツと合意した9年・総額240億ドルの契約でした。適用期間は2016-17シーズンから2024-25シーズンまで。年平均は240÷9=約26.67億ドルです。
表1:旧契約と新契約の比較(金額はすべて報道値/2026年8月17日確認)
| 項目 | 旧契約(2016-17〜2024-25) | 新契約(2025-26〜2035-36) |
|---|---|---|
| 契約年数 | 9年 | 11年 |
| 総額(報道値) | 約240億ドル | 約760億ドル |
| 年平均(編集部試算) | 約26.67億ドル | 約69.09億ドル |
| パートナー | ESPN/ABC、ターナー(TNT)の2社 | ABC/ESPN、NBC/Peacock、Prime Videoの3社 |
| 地上波の本数 | 最低15試合 | 約75試合(一次情報) |
| ストリーミング | ケーブル前提(部分的) | 全国中継はすべて対応(一次情報) |
編集部試算①:倍率を確かめる(公開資料をもとに SportsPulse 編集部が算出)
新契約の年平均:760億ドル ÷ 11年 = 69.09億ドル/年
旧契約の年平均:240億ドル ÷ 9年 = 26.67億ドル/年
倍率:69.09 ÷ 26.67 = 2.59倍(増加率にすると +159%)
→ 報道が使う「約2.6倍」「1シーズンあたり+160%」は、いずれも妥当な丸めでした。過大でも過小でもありません。
ついでに、もう少し長い時間軸でも見ておきましょう。NBAは2002年に、ターナーとディズニーとの間で6年・24億ドル(年平均4億ドル)の契約を結んでいます。ここを起点にすると、新契約の年平均69.09億ドルは約17.3倍(編集部試算)。約四半世紀で17倍という伸び方をしたことになります。
比較のポイントを押さえる
記事で整理したポイントを踏まえて、比べやすい候補の一つを確認できます。
3. 3社は「何を」買ったのか ―パッケージの中身
ここが本記事のいちばんの核心です。3社は同じ商品を3等分したのではありません。それぞれ性格の異なる「枠」を買っています。以下はNBA公式リリース(2024年7月24日)と、NBA.comの2026-27視聴ガイド(2026年8月13日)に基づく整理です。【一次情報】
表2:3社パッケージ比較(一次情報ベース/年額のみ報道値・2026年8月17日確認)
| 項目 | ディズニー(ABC/ESPN) | NBCユニバーサル(NBC/Peacock) | アマゾン(Prime Video) |
|---|---|---|---|
| 年額(報道値) | 約26億ドル | 約25億ドル | 約18億〜19億ドル ※媒体間で割れる |
| レギュラーシーズン試合数 | 80試合(ABC 20試合超+ESPN 最大60) | 最大100試合(半分超はNBC) | 66試合 |
| 主な曜日 | 水曜(+シーズン途中から金・土夜・日午後) | 月(Peacock)・火(地域分割)・日夜 | 金(+途中から木・土午後) |
| NBAファイナル | ABCが全11年で独占(2003年から継続) | なし | なし(米国内) |
| カンファレンス決勝 | 11年中10回 | 11年中6回(2025-26から隔年) | 11年中6回(2026-27から隔年) |
| プレーオフ1・2回戦 | 年 約18試合 | 年 約28試合(半分以上はNBC) | 年 約3分の1 |
| クリスマス(5試合) | 全5試合を独占 | なし | なし |
| オールスター | セレブリティゲームのみ | 本体を独占(ライジングスターズ/土曜夜/本戦) | なし |
| 開幕戦 | なし | NBCが毎年担当 | なし |
| NBAカップ(エミレーツ) | なし | なし | 準々決勝・準決勝・決勝を独占 |
| プレーイン(SoFi) | なし | なし | 全6試合を独占 |
| その他の特徴 | レギュラーシーズン最終日の独占/ドラフト/ドラフト抽選会 | MLKデー/大統領の日/米国代表戦の放送権 | ブラックフライデー試合/League Passの第三者グローバル配信パートナー |
編集部による検算:カンファレンス決勝の配分は整合しているか
カンファレンス決勝は毎年2シリーズ(東・西)あるので、11年間で合計22シリーズです。公式リリースの記載を足すと、ESPN 10+NBC 6+Amazon 6 = 22。ぴったり一致します。つまり「ESPNが持たない1年」には、NBCとAmazonが東西を1つずつ分け合う設計になっている、と読めます。
この表から読み取れるのは、3社が「買った時間の性格」がまったく違うということです。
- ディズニーは「頂点」を買いました。ファイナル、クリスマス、レギュラーシーズン最終日。試合数は80とNBCUより少ないのに年額は最高。希少性の高いイベントに値段がついていることがはっきり分かります。
- NBCUは「量とリーチ」を買いました。最大100試合、そのうち半分超は地上波NBC。加えて開幕戦とオールスターという「シーズンの区切り」を押さえています。Peacockの加入者獲得と、地上波の到達力を両輪にする設計です。
- Amazonは「新しい枠」を買いました。NBAカップのノックアウト、プレーイン全6試合、ブラックフライデー。いずれも比較的新しく作られた「イベント」で、既存の視聴習慣がまだ固まっていない領域です。ここを丸ごと押さえることで、Prime Videoは自前で視聴習慣を作りにいける。NFLの木曜夜を育てた成功体験の延長線上にあります。
4. TNTはなぜ外れたのか ―マッチング権と訴訟の決着
1990年代からNBA中継の顔だったTNT(ワーナー・ブラザース・ディスカバリー=WBD)が新体制から外れたことは、この契約の中でもっとも語られた出来事でした。
経緯を時系列で整理します(以下は報道ベースです)。
- WBDは契約上、優先交渉権と「マッチング権」を持っていました。マッチング権とは、NBAが他社と合意した条件と同じ条件を提示すれば、その枠を確保できるという権利です。
- 2024年7月、WBDはAmazonのパッケージに対してマッチングを主張。しかしNBAはこれを認めず、WBDは2024年7月にNBAを提訴しました。
- NBA側は同年、訴えの却下を申し立て。2024年11月18日、両者は和解に達しました。
- 和解の内容として報じられているのは、①WBDは米国内のライブ中継パッケージ獲得を断念、②看板番組「Inside the NBA」はTNTスポーツが制作を続けたうえでESPNで放送、③WBDはBleacher ReportとHouse of HighlightsでNBAハイライトを扱うライセンスを獲得、④WBDは北欧・ポーランド・中南米(メキシコ・ブラジルを除く)で11年間の国際放映権を獲得(年100試合+プレーオフ)、⑤NBA側はWBDが持つバスケットボール映像(NCAAを含む)を自社プラットフォームで使える権利を得た――といった点です。
- これとは別に、NBA契約更新の失敗をめぐってWBDと同社CEOに対して起こされた投資家によるクラス・アクション(証券詐欺訴訟)は、2026年に連邦地裁が却下したと報じられています。
制度の観点で押さえたいのはここです。マッチング権は「同じ条件を出せば勝てる」という単純な権利ではありません。「何が同じ条件か」の解釈が争点になりうるのです。ストリーミング事業者のパッケージには、リーチや配信方式など、従来のケーブル局が構造的に再現しづらい要素が含まれます。この一件は、従来型の優先権条項がストリーミング時代にどこまで機能するのかという、リーグ横断の論点を残しました。SportsPulseとしては、特定企業への評価には踏み込まず、この構造上の論点として記録しておきます。
5. 配信シフトの正体:「地上波15→75」と「全国戦は必ずストリーミングにも」
「配信重視へ」という言い方は、半分正しくて半分ミスリードです。実際に起きているのは二方向の同時拡張です。
方向①:地上波が増えた。旧契約では地上波は最低15試合でしたが、新契約では年間約75試合。約5倍です(一次情報)。これはケーブル契約を持たない層への到達を取り戻す動きです。
方向②:全国中継は例外なくストリーミングでも観られる。ABC/ESPNの試合はESPNアプリ、NBCUの試合はPeacock、Amazonの試合はPrime Video。「テレビがないと観られない全国戦」がゼロになりました(一次情報)。
2026-27シーズンの曜日ローテーションは、NBA.comの公式ガイド(2026年8月13日)によると次のとおりです。【一次情報】
表3:2026-27シーズン 全国中継の曜日ローテーション
| 曜日 | 担当 | 備考 |
|---|---|---|
| 月曜 | Peacock/NBCSN | 10月26日開始・最大2試合 |
| 火曜 | NBC/Peacock | 東部・中部と山岳部・太平洋部で別カード(地域分割) |
| 水曜 | ESPN | シーズンを通してダブルヘッダー |
| 木曜 | Prime Video | 1月から(NFL木曜夜の終了後) |
| 金曜 | Prime Video & ESPN | ESPN分は1月から |
| 土曜 | 昼=Prime Video/夜=ABC・ESPN | 昼枠は欧州プライムタイムに合わせた設計 |
| 日曜 | 昼=ABC・ESPN/夜=NBC・Peacock | 日曜夜は2027年1月24日開始 |
この表を見て気づくことがあるはずです。「毎日どこかで全国中継がある」設計になっているのです。2026-27シーズンの全国中継は247試合(NBA.com公式・2026年8月14日)。レギュラーシーズン全1,230試合のうち、約20%が全国枠に乗る計算です(編集部試算)。
いっぽうで、副作用も指摘されています。すべての全国中継を追うには、原則として3つのサービスに加入する必要があるという点です。かつては「ケーブル契約か、それとも何もないか」でしたが、いまは「3つ契約するか、取捨選択するか」になりました。合計コストは人によって上がりも下がりもする――ここは断定を避けるべき論点です。NBAが「Tap to Watch」(NBAアプリやNBA.comから、その試合が観られる場所へ直接飛べる導線)を用意し、2026-27でも継続するのは、この分散への回答という側面があります。
6. 1年目(2025-26)の答え合わせ
制度の話をしていると忘れがちですが、放映権は「観られてこそ」の商品です。1年目の結果はどうだったのか。NBA公式が2026年4月15日に発表した数字を並べます。【一次情報】
- 全米で1億7,000万人がABC/ESPN、Prime Video、NBC/Peacock、NBA TVでレギュラーシーズンを視聴。24年ぶりの多さで、前年比+86%
- 平均視聴者数は13年ぶりの高水準で前年比+35%
- 平均200万人以上を集めた中継は57本。2011-12シーズン以来の多さ
- 総視聴時間は9億2,000万時間超で前年比+25%
- NBAカップのグループプレー視聴は前年比+90%
- オールスターゲーム(NBC)は平均880万人で、2011年以来の最多
- SNS上の再生回数は2,280億回(Videocites調べ)で前年比+13%
報道ベースでは、全国中継の平均視聴者数は178万人(前年比+16%)で24年ぶりの高さ、NBCの「Sunday Night Basketball」11試合は平均340万人で、2015-16シーズンのABC「NBA Saturday Primetime」以来のNBA中継枠としての高水準だった、と伝えられています。
数字の読み方に注意
「1億7,000万人・+86%」と「平均視聴者+35%」「全国中継平均+16%」は、測っているものが違います。前者は「一度でも観た人の延べ到達(リーチ)」、後者は「1試合あたりの平均同時視聴」です。地上波と広く流通するストリーミングに移したことでリーチが跳ね、平均視聴も伸びた――そう読むのが素直ですが、+86%という数字だけを「視聴率が86%増」と言い換えるのは不正確です。
7. お金はどこへ流れるのか ―1球団あたりの配分
ここから球団経済の話に入ります。全国メディア収入は、NBAでは基本的に30球団で均等に分配されます。これがNBAの構造をかなり強く規定しています。
報道(Sportico/2025年11月)によると、NBAは2025-26シーズンの総収入を約143億ドルと見込み、これは前年の約127.5億ドルから約12%増にあたります。そして1球団あたりのTV収入は、約1億300万ドルから約1億4,300万ドルへ増加し、以後は年約7%ずつ増えていく見通しだと伝えられています。
編集部試算②:1球団あたりで見るとどうなるか(公開資料をもとに SportsPulse 編集部が算出)
・新契約の年平均を30球団で割ると:69.09億ドル ÷ 30 = 1球団あたり年約2億3,030万ドル(11年平均)
・旧契約の年平均を30球団で割ると:26.67億ドル ÷ 30 = 1球団あたり年約8,890万ドル(9年平均)
・差は1球団あたり年約1億4,140万ドル。1米ドル=159.42円(三菱UFJ銀行 公表仲値・2026年8月14日)で概算すると約225億円です。
・ただし報道される2025-26の実額は1球団約1億4,300万ドルで、11年平均の約2億3,030万ドルの62%にとどまります。
→ つまり「年69億ドル」は11年の平均であって、初年度の受取額ではありません。この種の長期契約は年を追って支払額が増える構造をとるのが一般的で、実際に「年約7%ずつ増える」と報じられています。「今年から年69億ドル入る」という書き方は誤りです。
編集部試算③:7%成長を11年積み上げると総額はいくらか(同上)
初年度1球団1億4,300万ドル、以後毎年7%増と仮定して11年分を単純に積み上げると、1球団あたり合計約22億5,700万ドル。30球団で約677億ドルになります。
報道される総額760億ドルとの差は約83億ドル(約11%)。この差がどこから来るのかは公開情報からは特定できません。球団配分に計上されない部分(国際分やリーグ運営分など)が含まれる可能性、成長率が毎年一定ではない可能性などが考えられますが、本記事では推測を断定に変えません。「差がある」という事実だけを記録します。
もうひとつ、比較しておきたい数字があります。WNBAの新メディア契約です。同じ3社が獲得しており、報じられている総額は約22億ドル(年約2億ドル)。3社合計でレギュラーシーズンとプレーオフ125試合を放送・配信します。NBAの年約69億ドルと比べると約35分の1(編集部試算)ですが、WNBA側は追加パッケージを独自に販売できる余地を残していると報じられています。
8. サラリーキャップへの波及 ―BRI・51/49・エスクロー
ここが企画の本丸です。放映権収入は、どういう経路で選手の年俸に届くのか。
8-1. BRI(バスケットボール関連収入)という器
NBAのサラリーキャップは、BRI(Basketball Related Income)という概念に紐づいています。BRIは、リーグと球団が生む収入のうち、労使協定(CBA)で「バスケットボールに関連する」と定義された部分です。全国放映権収入、地域放映権収入、チケット、スポンサー、グッズなどが含まれます。2023年のCBAでは、ライセンス商品の売上がBRIに新たに算入されるようになったと解説されています。
キャップの計算式は、CBA解説によれば「その年の予測BRI × 44.74% - 予測ベネフィット、を球団数で割る」という形です。ここで重要なのは「予測」という語です。キャップは実績ではなく見込みに基づいて先に決まるのです。
8-2. 51/49とエスクロー ―ズレを埋める仕組み
CBAは、BRIを選手側とオーナー側で分け合う比率を定めています。実務上の目安は選手51%・オーナー49%です(報道ベース)。ところが、キャップは予測で決まり、年俸は契約で固定されるため、シーズンが終わってみると比率がズレます。
これを埋めるのがエスクローです。選手の給与から一定割合(通常10%)を天引きして預かっておき、シーズン終了後の精算で、選手が取りすぎていればオーナー側へ、足りなければ選手側へ戻す。実質的な「後払いの調整弁」です。
直近2シーズンの実際の動きは、報道ベースで次のとおりです。
- 2024-25シーズン:BRIは102.5億ドルで、想定を下回りました。地域放映(RSN)市場の混乱と、小規模市場のチームが上位に勝ち残ったことでプレーオフの入場料収入が伸びなかったことが要因と報じられています。結果、選手側は約4億8,400万ドルを球団側へ返還して51/49に合わせました。
- 2025-26シーズン:BRIは116.8億ドル(前年比+14%)。エスクロー約5億8,000万ドルのうち54.8%がオーナー側、45.2%が選手側という配分で精算され、選手の実質的な目減りは約5.5%と報じられています。リーグ最高年俸のステフィン・カリー(5,980万ドル)で約330万ドルにあたる計算です。
ここが重要です。放映権が跳ねた1年目でも、選手側は満額を受け取ったわけではありません。ただし前年(約4億8,400万ドルの返還)に比べれば負担は軽くなっています。BRIの伸びが選手側にどう届くかは、「予測と実績のズレ」というワンクッションを必ず経由するのです。
8-3. キャップ・スムージング ―「10%の上限」は実在する
2023年のCBAには、サラリーキャップの年間上昇率を10%までに制限するという規定があります。いわゆるキャップ・スムージングです。BRIが1年でどれだけ跳ねても、キャップは10%までしか上がらない。超過分は将来のシーズンに繰り越されます。
この規定が入った理由ははっきりしています。2016-17シーズンの再発防止です。当時、前の放映権契約の開始でキャップが一気に34.5%上昇して9,410万ドルとなり、多くの球団が同時に巨額のスペースを持つ異常事態が起きました。労使は今回、この一時的な急騰を制度的に封じたわけです。
表4:NBAサラリーキャップと課税ライン・エプロンの推移(すべてNBA公式発表値)
| シーズン | サラリーキャップ | 前年比 | 課税ライン | 第1エプロン | 第2エプロン |
|---|---|---|---|---|---|
| 2023-24 | 1億3,602.1万ドル | +10.0% | ― | ― | ― |
| 2024-25 | 1億4,058.8万ドル | +3.36% | ― | ― | ― |
| 2025-26 新契約1年目 |
1億5,464.7万ドル | +10.00% =上限いっぱい |
1億8,789.5万ドル | 1億9,594.5万ドル | 2億782.4万ドル |
| 2026-27 新契約2年目 |
1億6,496.1万ドル | +6.67% =上限に届かず |
2億42.8万ドル | 2億901.5万ドル | 2億2,168.6万ドル |
※2026-27の最低チーム給与総額は1億4,846.5万ドル、ミッドレベル例外は非課税球団向け1,504.4万ドル/課税球団向け606.4万ドル/キャップ余裕のある球団向け936.6万ドル(いずれもNBA公式発表・2026年6月30日)。
編集部試算④:3年間の平均上昇率(公開資料をもとに SportsPulse 編集部が算出)
2023-24の1億3,602.1万ドルから2026-27の1億6,496.1万ドルまで、3年間で21.3%上昇。年平均に直すと+6.64%です。
また、課税ライン・第1エプロン・第2エプロンはいずれも2025-26→2026-27で+6.67%と、キャップとまったく同率で動いています(検算済み)。エプロンはキャップに連動して自動的に動く設計だということが、この一致から読み取れます。
→ つまり「放映権が2.6倍になったからキャップも急騰する」という単純な話ではありません。スムージングが効いて、上昇はならされています。
9. なぜ2026-27のキャップは「6.67%」だったのか
ここが、2026年夏のNBAでもっとも実務に効いている論点です。
多くの球団は、2026-27も上限いっぱいの10%上昇を前提に計画を立てていたと報じられています。ところが実際は+6.67%。差は約5,300万ドル(10%なら1億7,011.2万ドルだった計算・編集部試算)ではなく、キャップ額でおよそ515万ドル、課税ラインやエプロンでも数百万ドル単位の下振れです。球団単位では、選手1人分の枠が消えるインパクトになります。
報じられている理由はローカル(地域)放映収入の落ち込みです。全国放映権が跳ねる一方で、RSN(地域スポーツネットワーク)のビジネスモデルはケーブル解約の進行で崩れつつあり、球団の地域収入が減っている。NBAは2026-27のキャップ予測を1億6,600万ドルから1億6,500万ドルへ下方修正したと伝えられています。
さらに、2027-28シーズンのキャップ予測は1億7,400万ドルとされています。もし毎年10%上がっていれば1億8,700万ドルだったので、差は約1,300万ドル(報道ベース)。この差が積み上がるほど、エプロンを跨ぐ球団の編成自由度は締まっていきます。
この記事の中でいちばん誤読されやすい論点です。「NBAは11年760億ドルの契約を取った」という見出しと、「キャップの伸びが想定を下回った」という現場の実感は、矛盾していません。全国メディア収入は増えている。しかし地域メディア収入が減っている。BRIは両方を含むので、片方の急増がもう片方の減少で相殺されるのです。「放映権が跳ねた=選手が使える金が同じだけ跳ねる」ではない――ここを外すと、記事はまるごと不正確になります。
なお、球団価値そのものは別の論理で動きます。全国メディア収入の均等分配が確定していることは、球団を「安定したキャッシュフローを生む資産」に変える方向に働きます。この点はNBAフランチャイズ経済学の記事で詳しく扱っています。
10. 2026-27シーズンは、新体制の何を映すのか
ここまでの制度の話が、10月20日から具体的な形になって現れます。NBA.comの公式発表(2026年8月13〜14日)から、新体制の設計思想が読み取れる部分を抜き出します。【一次情報】
- 開幕は10月20日(火)、NBC/Peacockによる史上初の「開幕3連戦」。①ピストンズがセルティックスをホームに迎える午後の一戦(東地区で2025-26の上位2チーム同士)、②ニックスが優勝バナーを掲げるリングナイトのあと76ersと対戦(レブロン・ジェームズとジェイレン・ブラウンのフィラデルフィアデビュー)、③スパーズがサンダーをホームに迎える2026年西カンファレンス決勝の再戦。NBCは試合前の選手紹介も生中継すると発表しています。
- ESPNは10月21日(水)・22日(木)にダブルヘッダーを2日連続で編成。ラメロ・ボール(ティンバーウルブズ)とヤニス・アデトクンボ(ヒート)の新チームデビューが同じ試合に重なる編成です。
- Prime Videoの開幕は10月23日(金)。セルティックス対ニックス、ロケッツ対スパーズのダブルヘッダーです。
- クリスマス(12月25日)は5試合すべてがABC/ESPN/ESPNアプリで同時放送。19年連続。開幕カードはファイナル再戦(スパーズ対ニックス、マディソン・スクエア・ガーデン)。クリスマスに前年のファイナル再戦が組まれるのは9年ぶりです。
- カンファレンス決勝の分担がついに動きます。2027年の西カンファレンス決勝はESPN/ABC、東カンファレンス決勝はPrime Videoの初の独占配信。契約書上のローテーションが、初めて「Amazonがカンファレンス決勝を持つ年」に入ります。
- オールスターは2027年2月19〜21日、フェニックス開催でNBC/Peacockが独占。
- NBAカップ2026の決勝は12月11日、インディアナポリスのヒンクル・フィールドハウス(Prime Video)。
- NBAグローバルゲームズは1月14日パリ、1月17日マンチェスター(いずれもPrime Video、スパーズ対ペリカンズ)。マンチェスターでのレギュラーシーズン開催はNBA史上初です。
- 11月3日(米国の選挙日)は試合を組まない。前日に全30球団が試合を行う編成になっています。
この一覧から見えるのは、「3社が互いの得意な時間帯を侵さないよう、リーグ側が編成で交通整理をしている」という設計です。全30球団が最低2回は全国中継に登場し、全球団が開幕から6日以内にホーム開幕戦を行う。バックトゥバックは平均14.2試合とNBAカップ導入以降で最少、4日で5試合といった過密日程はゼロ――放映価値を守るために、日程そのものが最適化されているのです。
11. 日本で2026-27のNBAを観るには(2026年8月17日時点)
まず前提の訂正から:NBA Rakutenはすでに終了しています。
2019年から日本でNBAを配信していた「NBA Rakuten」は、2025年7月31日23時59分をもってサービスを終了しました。新規販売と自動更新は同年6月30日23時30分に停止されています。楽天モバイル契約者向け特典「NBA LEAGUE PASS for 楽天モバイル」も同時に終了しました。2026-27シーズンの視聴経路を語るときにNBA Rakutenを挙げるのは、事実として誤りです。
2026年8月17日時点で確認できる、日本での2026-27シーズンの視聴経路は次のとおりです。米国の3社体制と日本の権利構成は別物である点にご注意ください。日本では各社がそれぞれ日本向けの権利を持っています。
表5:日本での2026-27シーズン視聴経路(2026年8月17日時点で確認できた範囲)
| サービス | 2026-27の内容(発表ベース) | 情報源の種類 |
|---|---|---|
| NBA on Prime (Amazonプライム・ビデオ) |
日本時間10月24日のダブルヘッダーで開幕。レギュラーシーズン約66試合、NBAカップ(グループ2連戦5週+ノックアウト全試合)、グローバルゲームズ2試合、プレーイン全6試合、プレーオフの一部、東カンファレンス決勝は初の全試合ライブ配信。日本語実況に加え英語現地音声も選択可。プライム会員特典の対象 | Prime Video発表(2026年8月14日)/報道 |
| NBA docomo | 継続。Leminoチャンネル経由の配信は2026年9月29日で終了し、以後はNBA docomo独自アプリ/サイトでの視聴のみ(対応機種の確認が必要)。利用規約も改定予定だが料金変更はないと告知 | 【一次情報】NBA docomo公式お知らせ(2026年7月31日) |
| WOWOW | 2026-27も継続。レギュラーシーズンは毎週注目の2試合を実況・解説付きで放送/配信、プレーオフ1回戦 最大14試合、カンファレンスセミファイナル 最大7試合、カンファレンスファイナル 最大7試合、NBAファイナル 最大7試合、オールスターウィークエンド | 【一次情報】WOWOW公式発表(2026年5月20日) |
| NBA League Pass | 全国中継やローカル中継の対象外となる試合をライブ/見逃しで視聴。NBA公式アプリ・NBA.comのほか、Amazonが第三者デジタル配信の主要パートナー | 【一次情報】NBA.com公式ガイド(2026年8月13日) |
| NBA Rakuten | 2025年7月31日でサービス終了(提供なし) | 楽天公式告知/報道 |
※WOWOWは2025-26シーズンにはNBAファイナルが対象外でしたが、2026-27の発表内容にはファイナル最大7試合が含まれています(2026年5月20日時点の発表)。※各サービスの料金・詳細編成は変更されうるため、加入前に必ず各社の最新の公式情報をご確認ください。本記事は2026年8月17日時点で確認できた内容に基づきます。
12. これから注視すべき5つの論点
- ローカル(地域)放映の再編。全国が伸びても地域が減れば、BRIの伸びは相殺されます。リーグは長期的には地域権をまとめて全国契約と束ねたい意向があると報じられており、実現すれば構造がもう一段変わります。
- キャップ上昇率が10%に戻るか。2026-27は+6.67%。2027-28の予測は1億7,400万ドルとされています。ここが10%に戻るかどうかで、エプロン近辺の球団の動き方が変わります。
- Amazonの初カンファレンス決勝(2027年・東)。ストリーミング単独でカンファレンス決勝を届けたときに、リーチと平均視聴がどうなるか。この結果は、他リーグの次の交渉にも影響します。
- ESPNのDTCサービスへの完全移行。すべてのABC/ESPN試合が直販ストリーミングでも観られる体制が、ケーブル依存の収益構造をどう変えるか。
- 日本側の権利構成。NBA Rakutenの撤退後、Prime Video・NBA docomo・WOWOWの3本立てになりました。日本のファンにとっての「全部観るコスト」がどう推移するかは、継続的に観測する価値があります。
FAQ
Q1. 「11年760億ドル」はNBAが公式に発表した金額ですか?
A. いいえ。NBA公式リリース(2024年7月24日)に金額の記載は一切ありません。公式が明記しているのは「11年」「2025-26〜2035-36シーズン」「3社の名称」「各社の試合数」「地上波約75試合」などの条件面です。760億ドルという総額は、CBSスポーツやESPNをはじめとする米主要メディアが報じた報道値です。記事で使う際は「報道ベースで」と添えるのが正確です。
Q2. 旧契約の「約2.6倍」というのは正しいのですか?
A. ほぼ正確です。新契約の年平均は760億ドル÷11年=約69.09億ドル、旧契約は240億ドル÷9年=約26.67億ドル。比は2.59倍で、増加率は+159%です(編集部試算)。報道でよく見る「約2.6倍」「+160%」はいずれも妥当な丸めといえます。
Q3. 放映権が跳ねたので、サラリーキャップも同じだけ跳ねたのですか?
A. 跳ねていません。2023年のCBAにはキャップの年間上昇率を10%までに制限する「スムージング」規定があります。実際の数字は、2025-26が1億5,464.7万ドル(前年比+10.00%=上限いっぱい)、2026-27が1億6,496.1万ドル(+6.67%=上限に届かず)(いずれもNBA公式発表)。2026-27が上限に届かなかった理由は、地域放映収入の落ち込みだと報じられています。「毎年10%上がる」という説明は誤りです。
Q4. BRIが+14%も伸びたのに、なぜ選手の年俸はその分増えないのですか?
A. 経路が2段階あるからです。①キャップは予測BRIをもとに先に決まり、しかも10%上限がかかる。②契約済みの年俸は年度中に変わらないので、実績とのズレはエスクロー(給与から通常10%を天引きして預かる仕組み)で事後精算されます。2025-26はBRIが116.8億ドル(+14%)に伸びましたが、エスクロー約5億8,000万ドルはオーナー側54.8%・選手側45.2%で配分され、選手の実質的な目減りは約5.5%だったと報じられています(前年の2024-25は選手側が約4億8,400万ドルを返還)。
Q5. 日本ではどこで観られますか。NBA Rakutenはどうなりましたか?
A. NBA Rakutenは2025年7月31日23時59分でサービスを終了しました。2026年8月17日時点で確認できる2026-27シーズンの視聴経路は、Amazonプライム・ビデオ「NBA on Prime」/NBA docomo/WOWOW/NBA League Passです。なおNBA docomoは、Leminoチャンネル経由の配信を2026年9月29日で終了し、以後は独自アプリ/サイトのみでの提供になると公式に告知しています。料金や編成は変更されうるため、加入前に各社の最新情報をご確認ください。
Q6. 全国中継はぜんぶ観られるのですか?
A. 米国では、全国中継はすべて広く流通するストリーミングサービスで視聴できる設計になりました(ABC/ESPN=ESPNアプリ、NBCU=Peacock、Amazon=Prime Video)。ただし裏返せば、全国中継をすべて追うには原則3つのサービスが必要です。NBAは「Tap to Watch」という導線機能でこの分散に対応しており、2026-27でも継続されます。日本では権利構成が異なるため、上記Q5をご参照ください。
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出典
【一次情報】
- NBA Communications「NBA signs new 11-year media agreements with The Walt Disney Company, NBCUniversal and Amazon Prime Video through 2035-36 season」2024年7月24日 / https://pr.nba.com/nba-walt-disney-company-nbcuniversal-amazon-prime-video-media-agreements/(確認日:2026年8月17日)
- NBA.com「How to watch NBA games in 2026-27: Everything you need to know」2026年8月13日 / https://www.nba.com/news/how-to-watch-games-2026-27-season(確認日:2026年8月17日)
- NBA.com「Numbers and notes to know about 2026-27 NBA schedule」2026年8月14日 / https://www.nba.com/news/2026-27-nba-schedule-notes-numbers-to-know(確認日:2026年8月17日)
- NBA.com/AP「NBA regular season delivers most viewers in 24 years」2026年4月15日 / https://www.nba.com/news/nba-regular-season-2025-26-most-viewers-24-years(確認日:2026年8月17日)
- NBA.com「NBA sets salary cap for 2026-27 season at $164.961 million」2026年6月30日 / https://www.nba.com/news/nba-salary-cap-2026-27-season(確認日:2026年8月17日)
- NBA Communications「NBA Salary Cap for 2025-26 season set at $154.647 million」2025年6月30日 / https://pr.nba.com/nba-salary-cap-2025-26-season/(確認日:2026年8月17日)
- WOWOW「NBAバスケットボール26-27放送・配信決定!」2026年5月20日 / https://news.wowow.co.jp/5633.html(確認日:2026年8月17日)
- NBA docomo「【重要】NBA docomoのLeminoチャンネルでの配信終了について」2026年7月31日 / https://nba.docomo.ne.jp/mypage/notices/42(確認日:2026年8月17日)
- NBA Rakuten「【重要】「NBA Rakuten」サービス終了のお知らせ」/ https://nba.rakuten.co.jp/community/47339(確認日:2026年8月17日)
【報道・二次資料】
- CBS Sports「NBA signs new TV deal: Details on 11-year, $76 billion deal with ESPN, NBC, Amazon as TNT gets left out」2024年7月 / https://www.cbssports.com/nba/news/nba-signs-new-tv-deal-details-on-11-year-76-billion-deal-with-espn-nbc-amazon-as-tnt-gets-left-out/(確認日:2026年8月17日)
- ESPN「FAQ: NBA signed new deal with Disney, NBC, Amazon Prime」2024年7月 / https://www.espn.com/nba/story/_/id/40635523/faq-nba-signed-new-deal-disney-nbc-amazon-prime(確認日:2026年8月17日)
- SportsPro「What’s changed for the NBA’s new US$76bn broadcast era?」2025年10月14日 / https://www.sportspro.com/insights/features/nba-tv-rights-2026-espn-amazon-nbc-broadcast-explainer/(確認日:2026年8月17日)
- Sports Video Group「ESPN/ABC, NBC/Peacock, Prime Video Set National Slates for Year 2 of NBA Rights Deal」2026年8月13日 / https://www.sportsvideo.org/2026/08/13/espn-abc-nbc-peacock-prime-video-set-national-slates-for-year-2-of-nba-rights-deal/(確認日:2026年8月17日)
- Sports Media Watch「NBA media rights breakdown: Who gets what?」2024年7月 / https://www.sportsmediawatch.com/2024/07/nba-media-rights-breakdown-who-gets-what-espn-nbc-amazon/(確認日:2026年8月17日)
- Hoops Rumors「NBA Projecting $14.3 Billion In Revenue For 2025/26 Season」2025年11月(原典:Sportico/Kurt Badenhausen)/ https://www.hoopsrumors.com/2025/11/nba-projecting-14-3-billion-in-revenue-for-2025-26-season.html(確認日:2026年8月17日)
- Sportico「NBA Players, Owners to Split $580M in Escrow at a 45%-55% Ratio」2026年 / https://www.sportico.com/leagues/basketball/2026/nba-escrow-players-salaries-owners-million-1234937798/(確認日:2026年8月17日)
- Hoops Rumors「Salary Cap, Tax Line Set For 2026/27 NBA Season」2026年6月 / https://www.hoopsrumors.com/2026/06/salary-cap-tax-line-set-for-2026-27-nba-season.html(確認日:2026年8月17日)
- CNBC「NBA, Warner Bros. Discovery agree to settle lawsuit over live game rights」2024年11月18日 / https://www.cnbc.com/2024/11/18/nba-warner-bros-discovery-settle-lawsuit-over-live-game-rights.html(確認日:2026年8月17日)
- SportsPro「NBA and WBD settlement saves Inside the NBA, includes global broadcast rights」2024年11月 / https://www.sportspro.com/news/nba-wbd-warner-bros-discovery-lawsuit-settlement-inside-the-broadcast-rights-november-2024/(確認日:2026年8月17日)
- Front Office Sports「NBA Viewership Up 16% in Year 1 of New Media Deal」2026年4月 / https://frontofficesports.com/nba-viewership-up-16-percent-new-rights-deal/(確認日:2026年8月17日)
- basketballking/NBA docomo「『NBA on Prime』配信スケジュールを発表」2026年8月15日 / https://nba.docomo.ne.jp/news/150002(確認日:2026年8月17日)
- Lemino ニュース「NBA 2025-26シーズンはどこで見れる?視聴方法一覧」2025年10月19日 / https://lemino.docomo.ne.jp/leminonews/articles/nba-2025-26-where-to-watch(確認日:2026年8月17日)
- ITmedia Mobile「楽天が「NBA Rakuten」を7月31日に終了 楽天モバイルの契約者特典も終了に」2025年7月1日 / https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2507/01/news108.html(確認日:2026年8月17日)
- 為替レート:三菱UFJ銀行 公表仲値(対米ドル)2026年8月14日=159.42円 / https://www.murc-kawasesouba.jp/fx/(確認日:2026年8月17日)
本記事は公開情報に基づく分析であり、独自の取材・調査・アンケートは行っていません。「編集部試算」と記した数値は、上記の公開資料に対する四則演算のみによるものです。金額は原則としてドル建てで記載し、円換算はすべて1米ドル=159.42円(三菱UFJ銀行 公表仲値・2026年8月14日)による概算です。数値・編成は変更されうるため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。
執筆: SportsPulse 編集部
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最終更新日: 2026年8月18日 | 編集方針
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| 2026年8月18日 | 初回公開 |
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最終検証日:2026年8月18日
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